自己紹介
先にモンゴル旅行記を投稿してしまいましたが、改めて簡単に自己紹介を。
プロラグビー選手の山本耕生です。
現在はNECグリーンロケッツ東葛に所属しています。
1999年8月生まれ。卯年の乙女座(可愛らしい)です。
嫌いなものは、夏と満員電車と紙ストロー。
好きなものは、ジンギスカンとビール、映画「ピンポン」の夏木マリ。
小学校1年生のとき、テレビアニメの「アイシールド21」に熱中しました。
週刊少年ジャンプで連載されていた高校アメフトを題材にした漫画が原作で、僕ら世代では知らない人の方が少ない作品だと思います。
魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、その中でも小結くんというキャラクターが好きでした。
小さいサイズながらも必死に戦い、時に挫けますが、周りの人たちに励ましされ、みんなのために小さな体を張る。そんな小結くんに惹かれアメフトに惹かれました。
すぐに母親にアメフトがやりたいと言いました。多分、習い事をやりたいと親にお願いしたのは、これが最初で最後だと思います。
ただ、僕の住んでる地域には小学生向けのアメリカンフットボールスクールがなく、代わりに家から歩いて行ける距離にラグビースクールがありました。
母親から「中学校に上がれば、アメフト部がある学校に行ってやればいいから、小学生の間はラグビーをやれば?」と言われ、その時の僕はアメフトとラグビーの違いを理解していなかったので、特に何も考えずに横浜ラグビースクールに通い始めました。
あれから19年。僕はプロのラグビー選手になりました。
ラグビーを始めた瞬間から夢中で必死に楕円球を追いかけ回しました。
アメフトをやりたかったことはとうに忘れていて、ただ仲間達とずっと一緒にラグビーをやりたくて、ラグビーに導かれてここまで来ました。
ラグビーをやってるとくだらない思い出が否応なく増えていきます。
それは練習帰り皆でラーメン(魂心屋)を食べた後スタバで3.4時間駄弁ったことだったり、和太鼓が鳴り響く部室で負けじと騒ぎ続けたことや、酔った勢いでしょうもない喧嘩をしてしまったり、PS4のコントローラーのスティックに秋刀魚の頭を被せられたことだったり。
どれもこれも痛々しくて、でもいまだにキラキラ輝いてる愛おしい記憶達。
その記憶が自分以外の誰かと共有できて、繋がっていることが、人生の幸せのひとつだったりするんだと思っています。
いろんなラグビー選手がnoteで、ラグビーの戦術や技術、メンタルのことなど選手側から書けることを記事にしていますが、僕はガチガチのラグビーじゃないことを書きたいです。ゆるーく読めるエッセイ的な立ち位置で、月1ペースで投稿していくつもりです。
ラグビーを知らない人まで届いて、その人がラグビー観戦に来る動機の小さなひとつになったら嬉しいなと思います。
ラグビーを通して出会ったどうしようもない仲間達がくれた、たくさんのくだらない思い出を面白おかしくnoteにして、それを楽しんでもらえたら幸いです。