炭酸まんじゅう
栃木県の一部の地域で8月1日の朝に炭酸まんじゅうを供えるという風習がある。
地獄の釜の蓋が開くときに供えるから「釜の蓋まんじゅう」と呼ばれる。
昔は手作りが多かったけど、近年は和菓子屋だけでなくスーパーはおろかコンビニでも取り扱うようになったのでどこでも買えるようになったから手作りは少なくなったと思う。たまたま栃木県を訪れて一部の地域のコンビニによったら炭酸まんじゅう売ってるからびっくりした人もいるだろう。
子供の頃に祖母が作ってくれた炭酸まんじゅうは甘くなくてもっさりしていて、重曹の味がキツくて正直おいしくなかった。
だけど8月1日になるとふとあの炭酸まんじゅうを食べたくなる自分がいる。もう食べられないからだろうか。