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もしコスパのみでサバゲーするとしたら
サバゲー経験が豊富になってきたとき、「コスパが良い装備ってなんだろう?」と、ふと思うことはありませんか?一方で、巷で見かける「最初の装備はコレ!」みたいな記事や動画を見て「いやいやいやそれはないよ」と突っ込んでしまう事はありませんか?
今回は2024年現在のサバゲー界隈の情勢に基づいて、今一度「コスパ」というものを「すでに沼にハマった側」からの目線で考えていこうと思います。
はじめに言っておきます「これは趣味です。お金があるなら気の済むままに課金していただいて大丈夫です」皆さんにはそれぞれの拘りや趣向がきっとあるはずです。この記事は、冷酷なまでにコスパしか評価しません。よって、無闇・無策にお金をかける行為は基本的に悪とみなします。
はじめに
この記事は「すでに沼にハマった側」の目線の内容になります。最初に買うのはゴーグルです!とか、初めは東京マルイが良い!と言った生やさしい内容ではありません。予めご了承ください。
※多分私は拗らせすぎている可能性があります。思想強めかもしれません。
この記事の目的
●トライアンドエラーによる無駄なコストと時間の消費をなるたけ無くすこと
●調達した後も末長く使えて、買い替えや不要になる事態をなるたけ無くすこと
●読んでくれた方が、不要な軍拡をする必要がない状態にすること
関連記事はこちら、ガッカリした装備のお話です
電動ガン
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東京マルイ パトリオットプラス (ハイサイクルではない方)
【理由】
●4万円行かない安さ
●日本で生産・検品され、初めから命中精度が高く初速も0.2gで93m/s出る
●モーターをサマリウムコバルトに変えるだけでキレとサイクルが手に入る
●国産なので本体もパーツも手に入りやすい
●コンパクトで、別売の折りたたみストックを付けれる
●パーツが沢山あるので内部も外装もカスタムがしやすい
●軽い
あらゆる面で最高だと思います。海外メーカーのように、一度発売されたらそれっきりという事もなく、十数年は販売され続けるというのは、東京マルイが最高のメーカーと呼ばれる所以です。どこかが壊れても、純正部品を取り寄せて交換する事ができます。また、モーターを交換するだけでレスポンスとサイクルを向上させる事ができます。
ハンドガードの中にバッテリーを収納しますが、外観を損なう事もなく、コンパクトゆえにリュックサックに入れて持ち運べます。
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DMT AceLine シリーズ
【理由】
●3万円行かない安さ
●日本で検品され、その中から状態が良く命中精度が高い個体が選別されている
●マイクロスイッチと高トルクモーター搭載でトリガーレスポンスが良く、撃ち負けしづらい
●予備パーツもあり、修理対応可能なショップがある
●バリエーションが豊富
●パーツが沢山あるので内部も外装もカスタムがしやすい
「撃ち負けしづらい」というのは昨今のサバゲーにおいてはかなり重要なファクターだと思います。もし内部が弄れるのであれば、MOSFETとヒューズを付けることでスイッチの寿命をぐんと伸ばす事ができます。この価格帯の海外製で唯一国内で検品、良い個体を選別してくれていると言うのは相当なアドバンテージです。
東京マルイ βスペツナズ
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【理由】
●3万円行かない安さ
●命中精度が高い
●予備パーツもあり、修理対応可能なショップがある
●メーカー保証や修理対応も可能
●内部カスタムがしやすい
●ストックが大きいのでバッテリーのサイズを気にしなくて良い
●意外と頑丈
シンプルですが汎用性がかなり高いモデルです。配線を太くしたり、大型のバッテリーもストックに収納できます。ハイサイクルモデルがありますが、その外装パーツとも互換性があります。箱出しだとモーターが非力なので、EG1000やINAZUMAモーターに変えると良いでしょう。モーターが半田で配線されているので、ハンダゴテが必要と言う煩わしさがあります。
電動ハンドガン、コンパクト電動ガンは弾数が少ない、追加カスタムが前提のため除外。次世代電動ガンはシンプルに高すぎるので除外します。
1万円台の安い電動ガンは予備パーツが入手しづらい、性能が信用できない、ハズレの可能性があるので除外しました。
充電器
充電器にはお金をかけるべきです。というのも、バッテリーの寿命に影響するからです。バッテリーは1本3千円以上します。買い替え頻度が高いのは、宜しくありません。
ハイテック ACバランス充・放電器 X1 Pocket Ⅱ
【理由】
●6千円行かない安さ
●入手しやすい
●電圧管理とバランス充電、ストレージ(保管)充電機能つき
●タミヤコネクタとTコネクタの配線が元から付いている
G-FORCE ジーフォース GMA465 AC Charger G0293
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【理由】
●6千円行かない安さ
●入手しやすい
●電圧管理とバランス充電、ストレージ(保管)充電機能つき
※TコネクターやXT60といった端子を使用している場合は、別途で変換コネクターが必要です。
選ぶ条件としては電圧管理とバランス充電、ストレージ(保管)充電機能が有るかどうかで決めて良いと思います。
また、7.6VといったLi-HVという通常の7.4Vよりも若干電圧が高いバッテリーにも対応している方が良いです。これに対応していない充電器を買うと、いざ7.6Vを使ってみたい時に、また充電器を買う羽目になります。
ガスガン
東京マルイ Glock17 Gen5 MOS
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【理由】
●命中精度が高い
●なぜか気温が低くても撃てる
●純正品、社外品問わずパーツが入手しやすい
●対応のホルスターが沢山ある
●スペアマガジンが比較的安い
●内部も外装もカスタムしやすい
【デメリット】
特にないのですが、気温が6度以下になると流石に動作が怪しくなります。そもそも本来なら撃てない気温のはずなんですけど・・・・
ガスブローバックは紹介しないはずでした。理由は冬に動かなくなるからです。2023年末になってこのモデルが発売されたのですが、正直言ってこの銃おかしいです。これまでどれだけの人間があの手この手で冬に動作できるように、マガジンを温めたり、内部カスタムをしてきたか。それでも無理だったのに・・・・何故冬に動くのかが全くわかりません。
東京マルイ MK23 固定スライド
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【理由】
●燃費が良い
●命中精度が高い
●気温が低くてもまあ撃てる
●給弾不良が起こりにくい
●パーツが入手しやすい
●対応のホルスターがある
●内部が汚れにくい
●スペアマガジンが比較的安い
●発射音が小さい
●内部も外装もカスタムしやすい
【デメリット】
・でかい
・付属品が多すぎる
・トリガーが重いのでレスポンスが悪い
ガスブローバックは東京マルイGlock17 Gen5 MOS以外の全てのメーカのモデルはお勧めできません。燃費の面、ガスブロ特有の冬の動作不良が大きなネックだからです。フロンガスの高騰も相まって、コストとパフォーマンス的な観点から除外しました。Co2は別格ゆえにコスパ云々のステージにはいないため除外しました。
エアコキ
動作の信頼性や精度を鑑みると、電動ガンが壊れた時や、雨が降ってきた時に持っておくと良いです。メインで使用することもできますが、サイドアームとして持っておくと良いと思います。3千円代でこのパフォーマンスというのを考えると、コスパ的には一番良いかもしれません。
東京マルイ M1911A1 ハイグレード
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【理由】
●BB弾さえあれば撃てる
●命中精度が高い
●気温・天候に左右されない
●予備マガジンが超安い
●25発も装填できる
東京マルイ MK23 ハイグレード
MK23を入れた理由は、ガスガンの付属品が流用できる点や、ホルスター、マグポーチの寸法を変えずにそのまま使えるからです。
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【理由】
●BB弾さえあれば撃てる
●命中精度が高い
●気温・天候に左右されない
●予備マガジンが超安い
●25発も装填できる
CA870シリーズ、VSR10シリーズ、3発同時発射ショットガンは確かに優秀です。しかし、電動ガンの優位性を考えると、1万円以上の本体価格に対してのパフォーマンスがどうかと言われれば「?」なので除外しました。
ゴーグルとか
かつてはサンセイのメッシュ一択だったのですが「メッシュ禁止」なフィールドがあります。サンセイも最近は性能が怪しい偽物が出回っていたりするので、シューティンググラスとフェイスガードの組み合わせを紹介いたします。
Bolle SAFETY ボレー セーフティー ラッシュ プラス 4点セット(ゴーグル本体/ガスケットキット/布ポーチ/ボレー専用メガネクロス )
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【理由】
●3300円と安い
●お手入れしやすい
●ガスケットやバンドなどの予備が安く販売されている
レンズカラーがいくつかありますが、クリアでないとダメというフィールドもあるので、クリアが一番無難です。使用後にガスケットを取り外して中性洗剤で丸洗いできるため、曇り止めやホコリや汗を洗い流して、次に使う時も視界がクリアで、曇り止めもムラなく塗る事ができます。
FogTech DX曇り止めワイプ
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【理由】
●5枚で700円と安い
●1パックで1日持つ(定期的にふきふき)
●均等に塗れる
お弁当に付いてくるおしぼりのような感じで、レンズをふきふきすることで曇り止めになります。小さなジップロックに入れておけば1日湿った状態をキープできます。
液体タイプやスプレータイプはムラになる上に、そこまで効果が持続しないので除外しました。
フェイスガード
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このタイプであればなんでもいいと思います。というのも、値段やブランドが様々だからです。頬の部分が布地になっているので頬付けしやすいです。
服装とか
動きやすいものであればなんでも良いです。何故ならそれが一番怪我のリスクが低いからです。あと、追加で何かを買う必要が無いからです。
と言いつつも、生地が薄い、破れた、ボタンが砕けた、ファスナーが変形して閉まらなくなったと言った事になるかもしれません。
そんな時は、ワークマンに行きましょう!
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ワークパンツやデニム、ヤッケがあれば良いと思います。フードも付いていますので、頭も守れます!1900円くらいです。
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マモリグリップ天然ゴム背抜き手袋 1双
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こちらも安い上に高性能なのでオススメです。エアコキやガスガンを扱うときに滑らないので重宝しています。薄手ですが、危ない突起物から手を守りつつ、指先の感覚もわかります。
このグローブ、自衛隊でも実際に使用されているみたいです。
他にニトリルゴムの02があるのですが、それはオススメしません。なんかベタつくからです。
ヤフオクで古い軍服を買う
1980年代、90年代、00年代のアメリカ軍の迷彩服が出品されています。古くても生地が強いので、サバゲーで使う分には十二分の耐久性がありました。ショップや通販で買うと高いのですが、ヤフオクだと運が良ければ3000円くらいで調達できます。
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膝・肘サポーター
1番やってはいけないのはAmazonの安いやつを買う事です。すぐダメになります。かといってミリタリーブランド品は高いです。そうなるとスポーツ用品のインナーサポーターが安い、ズレない、目立たないのでオススメです。
おおかた1300円くらいです。
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くつ
これはもう履き慣れた靴で良いと思います。が、それだと滑ったり、山道に耐えられない場合はトレッキングシューズやブーツをオススメしたいですが、Amazonの安いやつはすぐ壊れますし、ブランド物は高いです。そんな時は
地下足袋(じかたび)
山林フィールドや広いフィールドでスパイク付きのものを愛用している方をお見かけします。私も使っているのですが、滑らない、ズレない、小石が入らない、踏ん張りや指先の感覚が伝わりやすいので良いことが多いです。室内や硬い床面の多い場所は不向きという弱点があります。その場合はスパイクの無いものをオススメします。お値段が6000円前後しますが、3年は履けましたのでコストとパフォーマンスは満足です。
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装備とか
こちらもコスパだけ考えた場合は、紹介できるのはおおかた2メーカーかなと思います。Amazonの安いやつは除外しています。何故なら作りが雑というか、ボタン等の金属部品が錆びて壊れたり、ほつれたりするからです。
他にも沢山メーカーがあるのはわかりますが、紹介しすぎるとあれもいいこれもいいとなってしまい、出費がとんでもない事になるので絞ります。
CONDOR OUT DOOR
1番手堅いメーカーさんかもしれません。このメーカーだけで固めると統一感も出て、見た目も良いと思います。ナイロン系のポーチや装備がメインです。
ワークマンのヤッケやパーカーの上から取り付けできるベルトやハーネスがオススメです。
CYTAC AMOMAX
AMOMAXのper-fitホルスター、CYTACのMegaFitホルスターが有名です。MK23も入るホルスターなので、これひとつあれば事足りてしまいます。
主にハードタイプのマグポーチやベルトがオススメです。パンツのベルトに通すタイプの装備であれば、このメーカーで統一すると良いかもしれません。MOLLEに取り付けできるアダプターもありますので、Condorの装備に取り付けることも可能です。
沼にハマった私の装備調達方法
これは後書きになりますが、沼にハマったいま、私は新品で装備を調達することは少なくなりました。
新品で調達するもの
この記事で紹介したものの中で、品質や耐久性を考えると新品の方が良いと思うものはこちらです
●充電器とバッテリー
●ガスガン、エアコキのマガジン、チャンバーパッキン
●ゴーグル、曇り止め
●グローブ
●サポーター
●地下足袋
●新開発の装備品
理由は、磨耗してパフォーマンスが落ちた時、買い替えた方が安い物だからです。ホルスター等、新しい機能を持っていて、装備することでパフォーマンスが上がるなら買おう!みたいな感じです。
中古品で調達するもの
●電動ガン、ガスガン、エアコキ本体
●古い装備とか
銃本体は中古品やジャンク品でも、自力で修復や組み立てが出来るからです。ただ、中古やジャンク品を復活させるのは確かに安いですが、スキルアップのために何個もぶっ壊していたり、工具が増えてしまったりしているので、膨大な時間とお金が消えています。これが「沼にハマる」という事です。
また、ジャンクから組んだ方が、はじめから自分好みのセッティングにできるので、無駄がないんですよね。
装備については、どうせ汚れるので、わざわざ新品買わなくても・・と思ってしまうからです。米軍の古着なんて軽く30年とか経過しているので、むしろ古いのが当たり前みたいになっています。
長くなりましたが、コスパのみを追求した装備についてまとめてみました。
皆様の装備選びの参考になれば幸いです。
東京マルイのラインナップ
これはオマケ的な内容ですが、これまでご紹介した東京マルイ関連の記事を貼っておきます。