もし箱出しの電動ガンでサバゲーするとしたら
今回はこのテーマについてまとめていこうと思います。
どノーマルの電動ガン、例えばサバゲーを始めるにあたって初めて自分で電動ガンを買ったのに、性能で他者に負けてしまう事態を極力減らそうというのがこの記事の目的です。
どノーマルの状態でサバゲーをしても「勝ち筋」と言うものはあります。
これもまた事実ですが、レンタルガンで戦って負けない方はいますし、あえて何もカスタムせず、どノーマルのまま戦っている方もいます。
「カスタムって、しなきゃダメですか?」と言う疑問はあると思います。
沼にハマった側からしたら、正直言ってカスタムは「する事が前提」だったりします。
ただ、
「箱出しで勝ってる人がいるのは何故なのか」と言う疑問にもお答えしたいのと、箱出しで使い続けるメリットについても考えたいと思います。
勝つには「箱出しの特徴」を理解すること
これができていれば、ぶっちゃけ箱出しでもサバゲーで十分ヒットを取る事ができる筈です。
具体的なお話をすると「箱出しはセミオートのレスポンスが悪いので、相手に近づきすぎず、離れ過ぎないように戦いましょう」と言うことです。
隠れたり相手の不意を突けるならもっと簡単でしょうが・・・それには別のスキルが必要になってきます。今回はあくまで銃の性能に絞ってお話ししていきます。
箱出しは15mより近づきすぎると、相手にレスポンス負けしてしまいますし、25mより離れすぎると、今度はBB弾の着弾が遅く、相手に避けられてしまいます。
理想を言うと、15m圏内で相手に撃ち込みながら左右に移動して15mの間隔を維持しながら戦うと良いと思います。これはバリケフィールドでもブッシュフィールドでも同じで、セミオートでもフルオートでも同じです。
何故ならば、箱出しの電動ガンは全般的にトリガーを引いてから最初の弾が発射されるまでの時間が0.15秒前後掛かるからです。これは人間の反射速度と同じくらいなので、特に若い方なら容易に避ける事が出来ます。
「15m」と言うのは相手に発見されても再度身を隠す余裕と、発見されなければ一方的に攻撃しやすい距離です。この間隔を意識しながら戦えば、ヒットを取るチャンスが定期的に訪れるだけでなく、自身の生存率がぐんと上がります。最悪の場合でも、ダッシュで逃げることが出来ますからね。
箱出しの性能には慣れておいた方が良い
カスタムに慣れている方、そうで無い方、というかサバゲーマー全員に言えますが「箱出し状態の電動ガンを使う場面は必ず訪れる」と思っておいた方が良いです。理由はとてもシンプルで、手持ちの銃が故障してしまったり、家に忘れてきたり、現地でレンタルガンを使わざるを得ない可能性があるからです。
前述した通り、箱出しでも勝ち筋は必ず存在します。なので手持ちで箱出し性能の電動ガンはあった方が良いと思います。予め慣れておくのも立派な戦術だと思いますし、いざという時にどのような銃も使いこなせた方が、プレーヤーとしてのスペックも上がるからです。
また、これは発射性能に限った話ではなく、外装にも同じ事が言えます。フォアグリップも、調整式のストックも付いていない銃の扱いに慣れていたり、アイアンサイトでのエイムにも慣れておいた方が良いでしょう。
そもそも「箱出し」とは何なのか
基本的に「箱出し」と言うのは、メーカーが提唱する高耐久低負荷セッティングだと思います。海外製電動ガンにおいては申し訳程度のクオリティーのものはありますが、基本的に「このセッティングなら沢山撃てるだろう」という思考の下に製造されています。
最近世に出回っている海外製格安電動ガンの中には、初めから電子トリガー組み込まれているモデルも多くなってきましたが、ぶっちゃけ故障リスクが上がっただけだと思います。
「レスポンス負け」を克服したい気持ちはわかりますが、そこはこちらで勝手に何とかするんで、変な付加価値を付けないでほしいと(私は)思っています。
一方、東京マルイのプラスシリーズについては、電子トリガーではなくFETによるスイッチの摩耗対策とレスポンス・初速アップに振ったことは素晴らしい判断だと思います。
東京マルイのラインナップとか
これはオマケ的な内容ですが、これまでご紹介した東京マルイ関連の記事を貼っておきます。