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東京マルイ ガスガン M92F M9シリーズ

こんにちは、今回は東京マルイガスブローバック、M9シリーズについて考察していこうと思います。シリーズ自体、登場から25年が経過しそうなので、ここで1度ラインナップと各種レビューを纏めようと思います。
初めに言っておきますが、これは趣味です。完全に好みだけで選んでいただいて良いと思います。またしても「沼にハマった側」の意見となりますので、サバゲーでの使用上の注意点や長期的に使用した場合どうなるのか、カスタムの伸び代はあるのかとかと言った内容になります。
基本的に論点が「サバゲーで使えるかどうか」なので、この記事は少しネガティブな内容が多いです。予めご了承ください。

このシリーズは大きく分けて、M92F系、M9系に大別する事が出来ます。
そしてマガジンは共通です。

M92F系

こちらが最初期に登場したモデルになります。
大まかな特徴としては
●固定ホップ
●デコッキングしない
●マガジンがM9と互換というか同じ物

現状のラインナップはこんな感じです。

この中から選べと言われたら、サムライエッジスタンダードモデルだと思います。その理由は
●フロント・リアサイトにドットがあり、交換もできる
●アウターバレルが長く、サプレッサーが取り付けしやすい
(こちらはライラクスからアダプターが販売されています)
●グリップが加水分解しにくい
(ステンレスモデルとタクティカルマスターのグリップは加水分解しやすいです)

タクティカルマスターとサムライエッジのスライドは刻印違いですが同じ物です。

M92F系はあまりお勧めできない

正直に言うとお勧めできません。理由は二つあります。
・設計が古くていつ製造中止になるかわからない上に、M9よりも性能が低い。
・パッキンの形状をはじめ、パーツにM9と互換性が無いものが多い

特に気になるのがホップパッキンです。こちらは固定ホップのため、形状の違う可変ホップ用のパッキンが使えません。純正品を取り寄せるしかありません。


可変ホップ用パッキンは、M92F系以外の全てのガスブロハンドガン、Mk23も共通の物が使われているので入手性が高いです。

M9系

こちらが後期に登場したモデルになります。
大まかな特徴としては
●可変ホップ
●デコッキングする
●アンダーレイルが付いているモデルあり
●エンジンが刷新されている
●グリップのネジが6角
●フロント・リアサイトが交換できる
●M92F系より若干重い
●マガジンがM92Fと互換というか同じ物

M92Fのあらゆる部分が刷新され、表面処理やパーティングラインの処理といった実銃の再現度も格段に上がっています。「バイオハザードコラボモデル」もこの銃がベースになっている事が多いです。

現状のラインナップはこんな感じです。
2024年12月現在、Amazonで品切れっぽいので公式サイトの商品ページを貼っておきます。

サバゲーで使うならM9系が良い

サバゲーでガンガン使うならM9系が断然良いと思います。動作性もそうですが、パッキンの予備パーツが純正、社外品含めてたくさんあるからです。
また、ノンフロンガスで運用するのであれば尚更です。

また、ベストはロングマガジンを使用する事です。気化スペースがあった方が動作は安定するからです。


電動ハンドガン M9 M93R

これはオマケ的な内容ですが、冬に確実な動作を望むなら、電動ハンドガンもありだと思います。
M9とM93Rのマガジンに互換性はありません。


まとめ

やはりグロック、1911、ハイキャパシリーズと比べると人気は少し劣るものの、確かな地位を持っているモデルの一つです。
90年代は映画、ゲーム等での登場率が異様に高かった事もあり、バイオハザードコラボモデルの発売に繋がったと思います。

私が1番感謝していることは、M92F系の設計の古さを放置しなかった事です。諸々の弱点を克服したM9A1を発売してくれただけでなく、マガジンに互換性を持たせてくれた事には感激です。

M92F系は、東京マルイのガスブローバックを低価格高品質な物にしたという多大な功績を持っています。

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