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東京マルイ ガスガン グロックシリーズ

こんにちは、今回は東京マルイガスブローバック、グロックシリーズについて考察していこうと思います。シリーズ自体、登場から25年が経過しそうなので、ここで1度ラインナップと各種レビューを纏めようと思います。
初めに言っておきますが、これは趣味です。完全に好みだけで選んでいただいて良いと思います。またしても「沼にハマった側」の意見となりますので、サバゲーでの使用上の注意点や長期的に使用した場合どうなるのか、カスタムの伸び代はあるのかとかと言った内容になります。
基本的に論点が「サバゲーで使えるかどうか」なので、この記事は少しネガティブな内容が多いです。予めご了承ください。

このシリーズは年式によってHOP調整のためにスライドを分解する必要があったり、エンジンの仕様が異なっていたり、スライド削れ対策の有無があったり、複雑怪奇な所があります。

グロックシリーズは、
私が勝手に考える3大東京マルイでカスタムパーツが多いガスガン
の内の一つです。ほか2つは以下の記事にまとめております。

ガバメント1911シリーズのまとめはこちらです↓

ハイキャパシリーズをまとめた記事はこちらです↓



紹介する順番は、仕様が変わった年式で区切っております。


最新型エンジン搭載モデル

Glock 17 Gen5 MOS

スペアマガジン

もはや説明は不要でしょう。こちらは「冬でも撃てるオーパーツ」です。現状で、これまでのモデルの問題点が全て克服されているだけでなく、光学機器の搭載が可能です。限定商品ではありませんが、性能が凄すぎてしばしば品切れになります。

正直言って、今買うならこれしかない!もうこれでいいやと思っています。本体と、スペアマガジン2.0(オレンジ色のパーツが入ってるやつ)を数本買うだけで、動作性を向上するためのカスタムも必要ありませんし、光学機器が欲しければ載せることも出来ますし、サイズもリアルなのでホルスターも無数にあります。

ロングマガジンもオススメです。
装弾数よりも、ガスのタンク容量が増えることの方が重要で、28発や25発で運用すると安定した動作を持続させることができます。私はガスガンであれば、モデルに関わらずロングマガジンが販売されているのであれば、ロングマガジンで運用した方が良いと思っています。

光学機器のマウントにつきましては、社外品で多くの種類が販売されており、お手持ちの光学機器に対応しているものがなければ、探してみると良いでしょう。
東京マルイのマイクロプロサイトは、スライド上部のカバーを外せば取り付けが可能です。
※取り付けの際はスライドを割らないようにご注意ください。私個人的な意見ですが、割れや動作不良が心配な場合は、付けないにこしたことはないと思います。

注意点

●スペアマガジンの種類を間違える危険があります。特徴はオレンジ色のパーツがあれば2.0です。
●BB弾が変な位置に詰まる事があります。細いドライバー等があれば、スライドを通常分解して取り除く事ができます。
●SNS等でスライドが割れる事例が報告されています。もし割れてしまった場合は、一度マルイさんに相談しましょう。無償とはいかないかもしれませんが、対応策が見つかるかと思います。

中期モデル(後半)

中期モデルは数も多く、その中で細かな仕様変更がされていて、最も複雑怪奇なゾーンだと思います。

Glock 17 Gen4

Glock 19 Gen4

Glock 19 Gen3

中期モデル(後半)はGen5よりも冬場の動作が心配ではありますが、春夏秋の気温が18℃以上であれば問題なく動作します。Gen4は手の大きさに合わせてお好みでグリップのプレートが交換でき、Gen3は交換できません。
HOP UP調整はスライドを分解せずに行えます。サイズもリアルなのでホルスターも無数にあります。

マガジンにつきましては、Glock19は短いタイプのマガジンが使われているため、スペアを購入する際は寸法にご注意ください。
私的には、2.0マガジンかロングマガジンがオススメです。19は少しマガジンが出っぱります。

スペアマガジン


中期モデル(中半)

中期モデル(中半)はHOP UPの調整にスライドを分解する必要があります。
寸法が実銃よりも太いのか、実銃用のホルスターがキツくて入らない事があります。

Glock 22

22は口径が40と大きいのですが、ガスガンならぶっちゃけ17の刻印違いです。マガジンも17用2.0とロングマガジンが普通に使えます。マガジンにバンパーが付いているのですが、それよりも性能的に2.0のマガジンが使いたいです。フレームはGen3です。

Glock 34

34は17Gen3の競技仕様です。私も使っていました。性能は22と全く同じですが、スライドが延長され、インナーバレルも長いのですが、それが命中精度向上になっているかと言われれば特にそんなことはありません。東京マルイは基本みんな凄いです。
マガジンキャッチが延長されボタンが押しやすくなっていますが、それゆえにホルスターがボタンに当たってマガジンが脱落するリスクの方が大きいです。スライドストップに突起が追加され、リリースしやすいですが、ぶっちゃけ無くてもいいと思いました。
1番気をつけなければいけないのが、リアサイトです。シリーズ唯一調整可能なものが付いていますが、これ撃っていると勝手にずれます。

スペアマガジン

中期モデル(中半)はGen4よりも冬場の動作が心配ではありますが、春夏秋の気温が18℃以上であれば問題なく動作します。

マガジンにつきましては私的には、2.0マガジンかロングマガジンがオススメです。

中期モデル(前半)

中期モデル(前半)はHOP UPの調整にスライドを分解する必要があります。
寸法が実銃よりも太いのか、実銃用のホルスターがキツくて入らない事があります。中半と比べてもそこまで性能差はありませんが。内部パーツに変更がされています。

Glock 17 (Gen3の刻印無し)

発売が2006年と古く、中期型の元祖とも言えるモデルです。かつては外装カスタムモデルが2色販売されていましたが、廃盤となっています。
こちらはシリーズ唯一の蓄光サイトが用意されています。

Glock 18C

こちらはシリーズ唯一のセミフル切り替え式のマシンピストルです。フルオートのサイクルも早く面白いのですが、マガジンが普通サイズです。ロングマガジンは別途購入が必要です。スライドが比較的割れやすく、内部パーツも専用品が多く使われており、手軽に他のモデルに載せ替えたりがしづらいです。

スペアマガジン

中期モデル(前半)はGen4よりも冬場の動作が心配ではありますが、春夏秋の気温が18℃以上であれば問題なく動作します。

マガジンにつきましては私的には、2.0マガジンかロングマガジンがオススメです。


前期モデル

前期モデルは設計が古いため、後発のモデルと比べると克服できていない箇所がいくつかあります。

●HOP UPの調整にスライドを分解する必要があります。
●寸法が実銃よりも太いのか、実銃用のホルスターがキツくて入らない事があります。
●トリガーのインジケーターが無く、装填されてるかわからない。
●スライド削れ対策がされていない。
●冷えにかなり弱い

Glock 26

ラインナップの中で最も古く、小さいモデルです。発売は2000年で、同期のM92Fは固定HOPだったのに対してこちらは可変HOPです。
いろいろと設計の古さはあれど、スライドが軽量なためそこまで性能が低い感じもしません。マガジンはとても短いので、外観を気にしないのであれば2.0やロングマガジンをお勧めしたいですが、19用のマガジンもお勧めです。
ロングマガジンは、なんか変な見た目になります。

スペアマガジン


Glock 26 Advance

Glock26の外装カスタムモデルです。元は攻殻機動隊に登場した銃らしいのですが、特に限定生産というわけでもなく、20年以上経った今でも普通に販売されています。
この銃は良い面と悪い面があって、良い面はインナーバレルが長く命中精度が高い上に反動がマイルドで扱いやすいです。悪い面は、特殊な形状ゆえにホルスターを選んでしまう所です。

前期モデル全てに言えますが、インジケーターがないのは単純に暴発の危険度が上がります。後発のモデルはチャンバーに装填しないとトリガーが引ける位置に来ません。外観で判別できないのは残念ですが、社外パーツや内部カスタムでインジケーターを追加する事ができます。

もし弄れるのであれば、この26と26アドヴァンスはお勧めです。インジケーターをライブにして、軽量ブリーチを入れると、Gen5とはいきませんがマイルドでよく当たる一挺が出来上がります。

ホルスターも、今では困ることもないというか、マルチフィットタイプがたくさん出回ってますので以下のメーカーをご紹介します。

CYTAC AMOMAX

AMOMAXのper-fitホルスター、CYTACのMegaFitホルスターが有名です。MK23も入るホルスターなので、これひとつあれば事足りてしまいます。
主にハードタイプのマグポーチやベルトがオススメです。パンツのベルトに通すタイプの装備であれば、このメーカーで統一すると良いかもしれません。MOLLEに取り付けできるアダプターもありますので、Condorの装備に取り付けることも可能です。



もしノーマルでサバゲーするなら

これは完全に私の趣味趣向の話になります。

Glock17 Gen5と2.0マガジンとロングマガジン

この組み合わせで、ロングマガジンは装弾数を28〜25発で運用します。


もしカスタムしてサバゲーするなら

これは少し沼にハマった意見が強めです。

旧型エンジンモデルは軽量ブリーチと2.0マガジンとロングマガジン

ブローバックエンジンが亜鉛ダイキャストでできているため重いです。軽量な素材(アルミや樹脂)で作られた物に変えるだけで作動が軽快になります。
年式によってパーツの形状が違うので、社外品を購入する際はご注意ください。

国内のパーツメーカー

ライラクス

日本で1番メジャーなメーカーさんです。グロック以外にもたくさんのパーツが開発され、販売されています。
グロックは主に外装パーツが多めです。

フリーダムアート

こちらも負けず劣らず、特にハンドガンのマッチカスタムに重きを置いているメーカーさんです。外装パーツから内部の精度向上パーツまで、特に命中精度に拘ったカスタムが得意な印象です。


海外のパーツメーカー

GUARDER

GUARDER(ガーダー)は海外で有名なパーツメーカーです。東京マルイガスハンドガンのパーツを多く取り揃えています。軽量ブリーチ等のカスタムパーツもありますが、予備パーツ・代替品のメーカーさんな印象です。こちらはWebサイトが見つかりませんが、Amazonやエアガンショップで販売されています。

COWCOW

COWCOW(カウカウ?)も同じく海外で有名なパーツメーカーです。東京マルイガスハンドガンのパーツを多く取り揃えています。カスタムパーツもありますが、予備パーツ・代替品のメーカーさんな印象です。こちらはWebサイトが見つかりませんが、Amazonやエアガンショップで販売されています。

最後に

東京マルイのグロックシリーズは現在のガスブローバックの始まり的な商品のひとつです。ラインナップの多さや新型エンジンを開発し続ける企業努力もあり、ハイキャパや1911と同じく不動の地位を持っています。商品の歴史も長いので、社外品のカスタムパーツもかなり多いです。メーカーさんとユーザーさん、パーツメーカーさんがみんなで改良して育てている銃でもあります。

サバゲーで使う場合でお話しすると、年式問わずかなりオススメな商品のひとつだと思います。

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