6月の花嫁👰‍♀️


《ねぇねぇ、知ってる?》

『なにがー??』

《6月に結婚式を挙げると一生涯にわたって幸せな結婚生活を送ることができると言われてるんだって。》

『なんだそりゃ、聞いたことないわ。』

《もー、陸はいっつもそういうの疎いんだから》

『しょーがねーだろ、そんなの分かんねーもん。』

《女心がわかってないわね。》

『悪かったな。』

《まあ、いずれ私達も結婚するのかなあ、、、》

『今、3月だから後3ヶ月だな』〔小声

《ん?なんか言った??》

『んーん、何でもないよ』

『でも、本当に結婚できるといいな』

3ヶ月後《六月》

『ちょっと話があるんだけど…今日は2人の1年記念日でいい所を予約したんだ。
 食べながら話さないか??』

《え、いい所??楽しみ!!どこを予約したの??》

『それは着いてからのお楽しみ!!』

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『着いたよ。』

《ここって、なかなか予約がとれない高級レストランじゃない!!!》

『そうだよ、唯華の為に予約取っておいたんだ』

《ありがとう、それで話があるって言ってたけどなに??》

『今日で一年記念日だから渡したい物があるんだ。』

《渡したい物??》


『これなんだけど…』

《これって…》

『唯華、俺と結婚してくれませんか。』

《え!?》

『唯華の人柄の良さと優しさだったり笑顔が好きなんだ。これからも俺の傍にいて欲しい』

《私で良いの???甘えん坊だし、弱虫だし。。。》

『そんな所も全部含めて唯華が好きだよ』

《ありがとう。私で良ければ喜んで》

2人で微笑む

《私が6月に結婚したいって言ったの覚えててくれたの???》

『さー、どうだろうね。』

《えー、教えてくれても良いじゃーん!!》

『秘密』

《ちぇー、でも本当に一生涯幸せな結婚生活を送りたいなあ》

『そうだな、絶対に俺が唯華を幸せにしてみせるよ』

《ヘヘッ、楽しみにしてますよ旦那様》 




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声劇台本になります<(_ _*)>

作者▶️詠楼、rieru



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