食べることが好きノォト（播磨町の小さなカフェ）
十二月に行きたいところ。
❶坂越と赤穂（→12/7クリア）
❷播磨町のcafe&Dining Kusabe でランチ
➌あーちゃん連れて淡路
12/14の土曜日は、
「❷播磨町のcafe&Dining Kusabe でランチ」
というミッション実行。
まず、兵庫県じゃない方は、はて？播磨町？
と思いますよね。
播磨町はこのような位置関係。
加古郡に属します。
（大好きな明石市・淡路市・姫路市）
休日は、昼過ぎると自転車に乗って、海に向かいます。
海沿いのサイクリングコースを景色を楽しみながら、
片道約一時間かけて播磨町まで行き、
イトーヨーカドーでお買い物して、
というのが定石です。
夏の日、たまたまコースを変えたとき、
このカフェの存在を知りました。
すごく小さくて、
失礼ですが、辺鄙な場所にぽつんとあって、
若いお姉さんが一人で、
スイーツメインでやられているお店かな、
と勝手に想像していました。
今年の九月、軽食のランチくらいあるだろう、
と勇気を出して入ったら、、、
なんと、
とんでもないクオリティ、
バラエティ、
味付けの素晴らしさに、
度肝を抜かれたのです。
シェフ、どこにおるん！？
目を見開き、周りを見渡しました。
シェフは厨房から出てきませんでした。
そんなわけで、
年内にもう一度、
そう、
今年No1と言っても過言ではないkusabeさんに向かったのでした。
土日はかなり寒いと天気予報で言ってましたが。
風もややあり、
最高のサイクリング日和とは言い難い天候ですが、
いや、
あのランチのため、戻るなんてあり得ない。
風に逆らい自転車を飛ばします。
途中、散歩中の中型犬が、
追い越すわたしをすごくやさしい表情で見ていて、
その表情があまりにもやさしくて、
胸がきゅっとなって涙がにじみました。
少し泣きながら自転車をぐんぐん飛ばしていると、
雨が降ってきて、
なんだこのやろー！
とペダルがもげるほど速度を上げたら、
今度はぱたぱたぱたと氷が降ってきて、
リトルカイトに笑いながら、
「これでさ、お店休みやったら笑うよな」
と、話しながら、
雨宿りをするという選択肢はわたしにはなく、
案外ずぶ濡れ状態でお店に到着したのでした。
寒くてお天気悪いからか、
まだ他のお客様はいず、
はじめてシェフをちらっと拝見することができました。
前回いただいたのと同様、
野菜たっぷり鶏肉ボイルのランチプレートを注文。
（他、もう一品はデミグラスハンバーグ）
鶏肉って、口に入れた瞬間、
ふっと臭みがぬけることないですか？
わたしはアレが大嫌いで、
蒸し鶏などは臭みを感じる場合が多いので、
敬遠することが多いのですが、こちらの鶏肉は、
皆無！
胸肉の繊維の密度は感じるけれど、
パサパサ感、
皆無！
シェフ、どこにおった人なん？
とやっぱり思ってしまう。
またこの、生のマッシュルームスライスの美味なことよ。
わたしがよく作るキャロットラペはクミンの味がきいていますが、
（あ、無印のキャロットラペの素です＾＾；）
こちらはオレンジの風味が後味にぬける。
デザートのようにさわやか。
上の冷製スープはじめに飲んだとき、ここヤバイ！と思った☺
自家製シュトーレン一切れつけてくれましたが、
めっちゃおいしい！
自家製シュトーレンがあまりのもおいしくて、
買っていこうかどうしようか、
わらび餅を食べるあいだ、真剣に悩んでいましたが、
わたしのうちには既に待機しているシュトーレンが、、、
今年は諦めました。
来年はきっと！
支払いをすますとき、奥様が、
「雨はやんでますよ」
と、笑顔で送り出してくれました。
「雨、やんでてよかったです」
ほっとし、
そう言って、店を出たら、
雨、降ってるやないかい！
と、ツッコミながら、
また戻る、
という選択肢はなく、
霧雨の降る中、自転車に乗ってまた一時間、
もときた道のりを帰るのでした。
春頃、神戸でお母さん代わりをしてくれた人、
連れてきたいな。
ちいさなわたしの夢。
＜帰り道＞
早く雨、あがらんかなー
雨がやんで、
漁港の町並みが、
わたしが生まれた場所と少し似ていて写真撮っていたら、
猫さんが駆けてきました。
見る専門なもんで、おやつは持っていません、、、
その後、さらに自転車を走らせていると、
砂浜にかもめの集団が待機していました。
自分のアイコンにしているほど、
かもめの飛ぶ姿は大好き。
特に、一匹でたまに飛んでいるかもめを見ることがありますが、
ジョナサン！？と思い強いシンパシー感じます。
（リチャードバック かもめのジョナサンより）
さあ、後ろ姿撮ってやろう、
と自転車止めたとき、
いきなりかもめ達が、ギャアギャア！と鳴き叫び、
一斉にわたしに向かって飛んできたのです！
あとで推測するに、
午後二時頃、エサやりをしているおばさんをたまに見かけます。
かもめ達はひょっとして、
わたしをその、
えさやりおばさんと間違えたのはないか、、、
飛び立って、わたしのほうに向かう途中、
あれ？違う？
と察知して方向転換して違うほう行った。
案外かもめも賢い鳥です。
今度は本当に雨もあがりました。
リトルとの一日。
彼女は案外、明日取材だよ、楽しみやね、と言うと、
とてもはりきって、
いろんなシーンをプレゼントしてくれるような気がします。
本当に楽しい、一日でした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました☺