「経済毒性」の記事を読んで思ったこと
がんサバイバーFPで著名な黒田尚子さんの記事を読んで思ったことを書きます。
大きな病気をするとお金がかかります。また、それによって働けなくなった場合、病気だけではなく、経済的な不安との闘いにもなります。
意外に知られていない部分もありますが、日本は公的な保障が色々あります。この記事にあるように、雇用保険からの失業給付と健康保険からの傷病手当金のように、複数の制度から給付の対象になる場合、どちらか一方になるケースが多いです。仕組みを知らない、また教えてくれる人がいないということも多いと思います。
また、障害年金の現場では、障害年金を請求できるのにしていない、とか、知らなかった。などのケースもあります。(がんでは請求できないという誤解があったりとか)
近年は、がん治療にともなう経済的な負の作用を、抗がん剤などの副作用と同等に扱う「経済毒性」という考え方もあるようです。(知りませんでした・・・・)
皆さんが正しい情報を知って、正しい知識を持ってがんと闘えるようにしていくのもFPとしての役割かなと考えた記事でした。
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