照ノ富士引退を思う
皆さんこんにちは。noterのとあるRです。
今回は一月場所をもって力士を引退した照ノ富士親方(第73代横綱照ノ富士)を取り上げたいと思います。
①照ノ富士の経歴
照ノ富士は2010年の入門後、2013年に西十両11枚目に2014年には西前頭10枚目として幕の内入りと順調に昇進しました。東関脇で迎えた2015年の夏場所で初優勝し大関に昇進。ここまでの照ノ富士は順調そのものだったといえるでしょう。
2016年に入ると左ひざの古傷が悪化し始め、10場所の間に5度のカド番を経験。5度目のカド番を脱出できず、2017年に大関から陥落します。大関陥落後は糖尿病も発症。左膝の古傷と糖尿病の影響は大きく2018年の春場所には十両に、名古屋場所では幕下、九州場所では三段目まで陥落。2019年に序二段に陥落しました。大関が序二段まで陥落したのは記録が残る限りでは初の事態でした。
しかし、その後不屈の精神で這い上がり、2020年に自身2度目の優勝を果たすと2021年夏場所で大関に復帰。同年の秋場所で横綱に昇進し、大関から序二段まで陥落しながら横綱に昇進した史上初の力士となりました。ただ、体はすでにボロボロ。在位21場所で休場は13場所を数えました。それでも皆勤した8場所で6度優勝するなど出場すれば圧倒的な実力を見せてきました。
まさに、不屈の力士といえるでしょう。この大逆転を見せた照ノ富士が個人的には好きだったので今回の引退は残念です。
②今後の角界は
照ノ富士と入れ替わり横綱に昇進したのは豊昇龍。昨年九州場所で琴桜との千秋楽相星直接対決で敗れ準優勝。初場所は優勝決定戦の末に優勝。2場所連続の優勝もしくはそれに準ずる成績と定められており一応内規を満たしてはいるものの1992年以来約33年ぶりの横綱空位を阻止するために昇進が認められた感が否めない形です。初場所で綱取りがかかった大関琴桜は不振で5勝10敗に終わり一転してカド番で春場所を迎えることとなります。もう一人の大関大の里は10勝5敗で優勝争いに絡めずに終わりました。関脇若元春や霧島・若貴景の両関脇も負け越すなど三役以上が不振でした。立て直してほしいですね。
僕がそれ以上に気になっているのが新しいスターがでてきていないことです。確かに一山本や伯桜鵬、尊富士などスターが出てきていないことはないです。ただ、出てきた場所だけでその後の場所でまったく話が出てこない(僕は伯桜鵬推してました)というパターンが多かったと感じています。もう少し一場所だけではなく複数場所で結果を出せて上に上がっていける力士が出てきてほしいと思っています。
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