エクスプローラーにおけるパルヘリオンシュートのまとめ(2022/09/14)

先日Twitterにてメモとして呟いたものでしたが、あまりにも読み返しにくかったため、こちらにメモし直すことにしました。
さらにそれぞれのカードの役割についても加筆しています。

最近はテーブルトップでマジックザギャザリングを遊べていないのですが、その分をアプリのアリーナにて発散させています。

主にエクスプローラーが主戦場で、パルヘリオンシュートを組んだのですが、それぞれの特徴をここに記します。

白黒純正
利点
色事故が少なく、ヴェリアナや放浪皇などの協力なPWを無理なく使える。
新ルールスとも言われるセラの模範の加入で、継戦能力が上がった。

欠点
墓地肥やしの手段が少なく、3ターン目までに機体を準備出来ていない事が多かった。

白黒靑

利点
ルーティング手段が豊富(ラフィ、シュレッダー、耽溺等)
ドロー手段も豊富かつ、サイド後もカウンターを含めた対処札を組み込める。

欠点
受け身に回りやすく、速攻系に轢かれやすい。
また重コントロール相手にはアド取り合戦に勝てず蓋をされて轢かれるが多い。

補足　ディグやクルーズがあれば…

白黒赤
利点
豊富な除去や鏡割りの寓話の存在。
火力による最後の一押や、速攻持ちを取りやすい。

欠点
3枚目の土地を3〜5ターン目に出せないと大体負け。
最も土地事故が起きやすい印象がある。

白黒緑
利点
豊富な墓地肥やしの手段(回収、根囲い、黒緑命令)
最も土地事故を起こしにくい。
3ターン目のコンボ始動が最多。

欠点
メインで除去を取りにくい。
採用生物が朽ちレギを除くと、全て小粒かつ、戦車でネコを増やす以外で横並び出来ない。

色別の雑感
BO1だけなら白黒緑がベスト。
BO3は白黒緑と白黒靑が拮抗しているが、ディグとクルーズの加入で白黒靑に軍配が上がるかもしれない。

このノートにて筆者は白黒緑を推しているため、それぞれのマナ域におけるカードの選択についてもここに記す。
かっこ内のカードはパイオニアリーガルだがエクスプローラー未実装のカードであり、筆者が使ってみたいカードである。

1マナ
縫い師の供給者
墓地肥やしの初手も初手、これのお陰で2ターン目にパルヘリオンをシュート出来る可能性まである。

思考囲い&強迫
相手のハンドをみて戦い方を決めたり、安全確認のために唱える。
自分自身を対象にとって機体や脂牙を墓地に落とすこともありえる。

致命の一押
軽量除去枠だが、タッチ赤と比べて紛争を達成しにくい。
ミラーでは役にたたない。

(ウルヴェンワルド横断)
初手にあれば土地事故を回避でき、あとから引いてもコンボパーツである脂牙や、秋の騎士に辺境の罠はずしなどの置物対策、押し込み要員の探索する獣など多岐にわたるシルバーバレットを手札にくわえることができる。

2マナ
ラフィーンの密通者
貴重なルーター枠だが、使ったらそれきり。
しかしカードを引けるのはえらい。

新ベナリアの守護者&歴戦の神聖刃
何度でも仕えるディスカード手段かつ、破壊不能をもつため、対コントロールにて活躍する。
展開力に優れるエルフや天使が相手でも、スカイソブリンを使い回すことで互角以上に渡り合える…こともある。

光胞子のシャーマン
墓地肥やし、3点クロック、土地回収。
しかし肥やせる枚数が少なく、土地回収もライブラリのトップに乗せるためラグがある。
なによりも色拘束が強いため優先度は下がる。

(サテュロスの道探し)
墓地肥やし、土地事故回避、1点クロックを兼ねる。
後述の未練の対象とすることで更なる墓地肥やしとしても再利用できる。

忌まわしい回収
墓地肥やし、土地事故回避、パーツやシルバーバレットの回収など八面六臂にわたる活躍ができる。

未練
フラッシュバック可能な3マナ以下生物の釣り竿。
おもに脂牙を釣るが、墓地肥やしのために道探し、ディスカードのために密通者や歴戦刃に守護者、追加のクロックで朽ちゆくレギサウルスを釣ることができる。

ウィザーブルームの命令
ユーティリティ枠。
墓地肥やしと土地回収。
軽い置物破壊(サクリファイスの魔女のかまど、赤エンチャントの熊野と渇苛斬の対峙、青系コントロールのアド源アズカンタの探索、緑のマナ加速エンチャント狼柳の安息所等)。
タフ1除去だが、自分の縫い師の供給者にうつことで墓地を肥やすこともある。
2点ドレインにより自身の延命にも対戦相手への最後の一押としてもつかえる。
器用だけど、ややもすると器用貧乏になるためメタにあわせて採用枚数がかわる。

根囲い
墓地肥やし兼土地回収。
前述の神聖刃や守護者を破壊不能にするためのハンドの水増しにも有用。

暗殺者の戦利品
万能除去枠。
土地を提供してしまうけど負けるよりは良い。

(突然の衰微)
打ち消されない3マナ以下への万能除去。

3マナ
脂牙
コンボパーツの中核。

朽ちゆくレギサウルス
3ターン目に出せる7/6の高速クロック兼ブロッカー。ターン始めにディスカードも行える。

墓地の侵入者
墓地対策兼1対2交換を強いるクロック。
タフ4以上の相手にはモジモジするしかない。

ヴェールのリリアナ
プラスでディスカード、小マイナスで布告除去、奥義で盤面崩壊と汎用性は高い。
横並びには弱い事に注意が必要。

(異界の進化)
生物のサーチ手段として優秀。

4マナ以上
セラの模範
新たなルールスとして期待される。
コンボパーツとしてはやや悠長。

(黄金牙、タシグル)
追加のクロック兼墓地回収と墓地肥やし。

機体

パルヘリオンⅡ
最強の機体。攻撃後に4/4飛行警戒が二体も残る。

エシカの戦車
横に並べて面制圧。素で唱えることも多い。

スカイソブリン
3点火力枠。
プレイヤーに落ちない稲妻だが、墓地から走らせたら2箇所に落とせるため、エルフや天使相手でも盤面をひっくり返せる。

伝えたい事
もし初めてエクスプローラーでパルヘリオンシュートを組まれるのであれば、現状は白黒緑を強くお勧めします。
とにかく土地事故を起こさないため安定性が高く、コンボ始動も早いターンに達成可能です。

ここまで読んで頂きありがとうございました。