小倉ジャンプステークスの予想

 障害重賞くらい更新しましょう。
 今年から小倉サマージャンプが2月に移行して「小倉ジャンプステークス」となります。冬の小倉開催で障害戦が行われるようになって5年目。ついに重賞競走の施行、とはいえデータ班はどうやって予想すれば良いやらだと思いますので何か推理のキーを探れれば。

 公式では小倉サマージャンプを夏→冬に移行して、レース名を改称した(回数は小倉SJの引継)のだが、こちらの扱いは「冬の小倉特別戦の重賞格上げ」とみて予想する。

春麗ジャンプだけで言えば出走馬の傾向は以下の通り。

 OP未勝利馬の馬券内は2022年2着グランドレグルス、3着エコロドリームの2回のみ。重賞勝ちの出走は4頭で21年に出走した2頭は「置き障害」の重賞勝ち、残り2頭は昨年2着のジューンベロシティと7着のアサクサゲンキ。

走っている馬の傾向は?
 前述の通り春麗JSでは実績ある60kg以上の好走が多いことがわかった。ただ、出走数も多いことも確か。何か絞り込める材料はないだろうか。
 ここでは、21年~24年にかけて行われた、小倉の障害特別戦を基に考えてみる。但し、除外権利持ちが出走して全馬OP未勝利戦となった22年牛若丸JSは除外する。

別定重量戦なので、斤量別成績を出してみる。

 牛若丸JSでもOP未勝利馬は劣勢で、実績馬重視であることには間違いなく、今年は重賞に格上げされて未勝利勝ち~G3勝ちまで同じ60kgで出走するのでその差は顕著になるだろう

どんな馬が来ていた?
×【固定障害で馬券になった事のない馬】

 裏を返せば、21頭中17頭は固定障害で馬券内はある。そのうちナギサとサイードは固定障害のメドは立ったで狙った覚えはあるが。

○【襷コース(阪神・福島・小倉)で勝ち鞍がある馬】

21頭中13頭が福島や阪神、小倉で1着入線があった(アサクサゲンキのために入れた)

今年のメンバーで当てはめるとこんな感じ

【まとめ】
 人気を集めそうなスマイルスルーは襷コースのある福島、小倉で未勝利。とはいえ小倉で②③、福島で②なので大崩れは考えにくいが、初戦を除いて小倉で未だに未勝利を突破出来てないトラファルガーを差せなかったり、福島ではクラウンセトを中々交わせずにパワータイショウに食われたりと、歯がゆい内容が続いている。何か付け入るスキがあるのではないか?というのが週中の見解です。本命候補は↑の色付きの中からどれかかなあ。

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