73 郷愁タビゴハン①ご飯もの
4年ほど前に何故か突然、ランキング形式で日記に書き散らした、思い出の飲食物。なかなかまとまった時間の取れない日々ですが、心の叫びに近い食べ物への執着心を推敲して出します。写真があるものは写真を添えて。でも、これまで同様、昔のアナログ写真をスマートフォンで撮ってアップ・・・手間がかかる割にはぼけぼけで相変わらず見苦しい。デジタル音痴ゆえご容赦ください。
郷愁タビゴハン①【ご飯もの篇】
アジアはやっぱり米の飯。美味しさに順番をつけるのがすごく難しい。べつに順番つけなくてもいいんだけど。ご飯におかずをのせるナシ・チャンプル(マレーシア、インドネシア)やカオ・カッカーウ(タイ)のタイプと、米そのものを料理するタイプがあり、悩みつつ、とりあえず以下に決定。
★第1位:マレーシア、ペナン島バトゥフェリンギの、ババゲストハウスの近くの食堂のナシ・チャンプル
ご飯の上に好きなおかずを何種類かのせてもらうタイプ。揚げ茄子を辛く煮付けたみたいなのがブリリアントで必ずのせてもらう。あと、もやし炒めとか、辛い青菜炒めとか。
それから、同票(わたし一人ですが)1位でマレーシア、クアラルンプールのチャイナタウン近くの屋台のナシ・チャンプル。
タケノコの辛い炒めもの、揚げた魚の切り身などシンプルな美味しさ。
しかし、忘れていたけどこれらは以前「胃袋の極楽 マレーシア」に書いておりました。重複すみません。
さて、
★第2位:タイ、バンコクのバンランプー市場の朝食屋台のおかず
旅先では夜早く寝るので、朝、異常に早く目覚めてしまうのだけど、そんな時でも朝市に出向けば屋台にごはんが♪
茄子好きにはたまらん茄子の揚げ煮。あと、きゅうりと薄切りサラミの炒めもの。唐辛子ナンプラーをかけて。辛いは旨い。写真は無い。
バンコクの朝屋台は、ちゃっと注文してちゃちゃっと食べてちゃっと去るのが暗黙の了解のようで、ぐずぐず写真を撮るのは気が引ける。何年も通って数えきれない回数の朝ごはんを食べたけれど、写真が1枚もない・・・。
★第3位:ベトナム、ハノイの市場の緑豆おこわ
最近知ったのだけど「ソイ・セオ」と呼ぶらしい。
市場で風呂の椅子みたいなのに座ると、炊いた糯米をお茶碗によそって緑豆のほろほろと揚げニンニクをかけてくれる。素朴だけど腹持ちがいい。
持ち帰りの場合はバナナの葉に包んでくれる。ゲストハウスに帰ってバナナの葉を開き、ゆっくり味わうのもまたよろし。
★第4位:ミャンマー、パテインの食堂のタミン・ジョー
タミン・ジョーはフライドライス、すなわち炒飯なのだけど、ミャンマーのはなんでかな、あっさりしてるのに味わい深い。アジアの炒飯の中でいちばん好き。「タミン・ジョー」っていう響きも好き。
具は目立たず、店によって葱やら玉子やらが入っていたりなかったり。
パテインという町の食堂のタミン・ジョーはさらさらと、大量のコメがお腹に収まる。
★第5位:インドネシア、ジョグジャカルタの市場近くの屋台のナシ・チャンプル
ふたたびナシ・チャンプル。ご飯の上におかず、です。
揚げたテンペ、青菜炒めなどごく普通のお惣菜なのだけど、手作りサンバルが取り放題でそれがまためちゃくちゃ旨い。サンバルは辛いタレというか漬物というか、ご飯の友・お肉や魚の添え物で、市販のものも色々売ってるんだけど手作りは旨いそして辛い。
書いていたら他にも美味しかったご飯ものをいろいろ思い出してきて、きりがない。いやあアジアは米の飯やね。
次の郷愁へつづく