拮抗勝負を対策できる通常罠(5/3追記)
概要
リリスコントロールで先行を取れたのに拮抗勝負で負けるのが苦痛のため、対策カードを探しています。
その過程で、通常罠であればリリスやトラップトリックからサーチでき、バトルフェイズ終了時までに発動できると考えて探しはじめ、まとまった数が見つかったので後から見返せるように総覧化しました。
項目毎にカードテキストのほか、以下のような簡単なまとめを付記します。
ぱっと見で全く使えないと思える条件のカードも幾つか(ほとんど)ありますが、後から探すときに二度手間になるのと、視野を狭めないためにもすべて記載します。
現在42種類 (5/3 3枚追加)。
ほかにもご存じの方、どんな難条件のカードでも構いませんので情報をTwitterまでお寄せ頂ければ幸いです。
カードのテキストは全て遊戯王カードwikiより引用しております。
追加情報
2023/5/3 「効果を無効」に3枚追加
(マドルチェ・プロムナードはTwitterで情報提供頂きました。
しろつめくさ/機械さん、ありがとうございます!)
指名ハンデス‐マインドクラッシュの項に使用感を追記
相手のエクストラデッキ‐ピンポイント奪取の項に使用感を追加
バトルフェイズをスキップ(2種)
コスト:なし
発動条件:相手スタンバイフェイズ時
所見:どうしても当てずっぽうになり、拮抗勝負の有無は確認できない。
サイドチェンジ有りの先行時なら使えるか。
厳密にはスキップでないので、魂の氷結との若干の差異がある。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分のLPが相手のLPより 2000以上少ない時
所見:覇王龍の魂などLPを削るカードとの併用。
相手メイン1終了時に発動できるので拮抗勝負の有無を確認できる。
使用感:
拮抗勝負とは今のところ対面できず。
アーゼウス狙いのエクシーズの攻撃を止められることもあったが1ターンのその場しのぎで返せるカードがないと当然辛い。
『相手がバトルフェイズの宣言をするまでスキップされない』という利点も、神碑の登場により決闘作法 (マナー)が浸透しているので活きなかった。
(MD season16 4/28時点)
発動を禁止(2種)
コスト:手札1枚(要,拮抗勝負)
発動条件:なし
所見:拮抗勝負を手札にサーチする方法が限られるので使いづらいか。
ほかに思いつく使用例はエクスチェンジで相手のカードをもらい禁止にするなど。
使用感:-
コスト:手札1枚
発動条件:なし
所見:トラップスタンと違い自分の罠を無効化しないのは評価できる。
1ターン限りの禁止なので次の自分ターンのバトルフェイズで拮抗勝負をもらう可能性が残る。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:相手の手札が4枚の時
所見:バトルフェイズ時に使うにはこちらが相手の手札を2枚はハンデスする必要があり、使い辛いか。
使用感:-
効果を無効(8種)
コスト:なし
発動条件:なし
所見:拮抗勝負発動にチェーンして無効化でき、2枚目も無効化できる。
自分のカード諸共無効にするので使用後はモンスター効果・魔法で相手を縛る必要がある。
使用感:-
コスト:墓地の自身を除外
発動条件:自分フィールドに獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターがそれぞれ1体以上
所見:専用デッキが必要。
それぞれの種族に汎用リンクが出たとしても使い辛いか。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分フィールドの「リブロマンサー」儀式モンスター1体を対象
所見:専用デッキが必要。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分のターンにのみ発動できる
前のターンに墓地に送られていること
所見:フリーチェーンかつ自分のターンの拮抗勝負を防げる。
自分のターン中に拮抗勝負を喰らうのも非常に苦痛。
同じ用法がトラップスタンでもできるが、相手ターン中にデッキから罠を墓地に落とせる手段があれば優位性が生まれる。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が存在
所見:専用デッキが必要になるが、同テーマで魔法罠を守れるのは大きいだろう。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分のフィールド・墓地の「マドルチェ」モンスター1体を対象
所見:専用デッキよりだが、墓地を指定できるのでドラグマ・パニッシュメントでマドルチェ・ティラミアス落として用意するなど工夫できるか。
(Twitterで情報提供頂きました。しろつめくさ/機械さん、ありがとうございます!)
使用感:-
コスト:なし
発動条件:「アルバスの落胤」を融合素材とする自分フィールドの融合モンスター1体
所見:烙印自体は組み込みやすくリサイクル効果もあるので使いやすいか。
ただしディストピアや永続罠を無効にしてしまうのがネック。
使用感:-
コスト: 場・墓地から「HERO」モンスター4体を除外
発動条件:「地」「水」「炎」「風」の全ての属性除外で適用
所見:専用デッキが必要。
EXデッキのカードを大量に落とせる手段が見つかれば使えるか。
使用感:-
手札を引き直させる(5種)
コスト:なし
発動条件:なし
ハンデス枚数:すべて(その後除外した分ドロー)
処理方法:除外
所見:相手が40枚デッキとし後攻1ターン目のバトルフェイズ時に6枚を引き直した場合、デッキに残り2枚として内1枚以上拮抗勝負を引く確率は約33%と信用し辛いか。
現在制限カードのためトラップトリックからは用意できない。
MDでは将来登場するであろうトラップトラックと覇王龍の魂とのコンボで全ハンデスが狙えるようになる。
使用感:拮抗勝負とは今のところ相対せず。
コストや発動タイミングがなく扱いやすいが、アドバンテージを得れないので使用後はジリ貧になりやすかった。エクソシスター・マルファなど相手に発動したい場面もあったがトラップトリックでサーチできないので、使いたいときに使えない惜しいカードという印象。
(MD season16 4/28時点)
コスト:なし
発動条件:なし
ハンデス枚数:すべて(その後5枚ドロー)
処理方法:捨てる
所見:リンカーネイションと違いこちらは常に約28%になる。
ただし処理方法が「捨てる」なので相手にアドバンテージを与えやすい。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:なし
所見:40枚デッキで拮抗勝負が3枚の場合、6枚ドローで引き直す確率は約39%とリンカーネイションより5%以上高くなる。
ハンデスを行わず引き直しだけさせられるのと,無制限なのが利点か。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:相手の手札が8枚以上
所見:拮抗勝負を引き直す確率は約15%と期待できるが、発動条件が難しい。星の銀貨や強欲な贈り物で手札を増やす必要がある。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:お互いの手札がそれぞれ3枚以上
戻す手札の合計×300+1以上のLP
(相手の手札6枚、こちら3枚とした場合、LP2701以上)
所見:相手40枚デッキとして後攻1ターン目に6枚をボトムに戻させ、残り34枚の内から2枚の拮抗勝負の内1枚を引き直す確率は約28%とプレゼントカードと同じ確率になる。
自分も手札が2枚プラスになるので手札コストを要するカードと併用できるか。
使用感:-
ハンデス
指名ハンデス(2種)
コスト:なし
発動条件:自分の手札が1枚以上あること
ハンデス枚数:1枚
処理方法:捨てる
所見:2枚目の拮抗勝負も捨てられるのは魅力的。
現代は特定カードのサーチが多いので扱いやすいか。
使用感:
今のところ拮抗勝負とは相対せず。
相手のサーチ後にトラップトリックから持ってきて捨てさせるなど狙った動きができる。
手札を持っていなければならないため、命削りとの相性は良くないが、自分の手札の公開/非公開は問わないため公開中の天獄の王と合わせて場を手厚く守れる。ウイルスと相性も良く、先行・後攻どちらでも発動タイミングがあり、使ってみた中では1番丸い。
(MD season16 ダイヤ1 4/28時点)
拮抗勝負を2枚落とす実績を解除。
拮抗勝負の使用者が多く、先行取った際はリリスをトラップトリックに変換して備えている。素引きが重たいので3枚投入まではしない。
(MD season17 ダイヤ5 5/3時点)
コスト:LP2000支払い、手札すべて公開する
発動条件:なし
ハンデス枚数:1枚
処理方法:除外する
所見:ドローフェイズ時に発動で初動を潰せるのは魅力。
後攻時のLP支払いがやや辛いか。
公開中のカードは新たに公開できない。
例えば手札が発動中の天獄の王だけだとコストを満たせない。
使用感:-
魔法・罠カードのみ(1種)
コスト:攻撃力2500以上の闇属性モンスター1体リリース
カードの種類(魔法・罠)を宣言
発動条件:なし
ハンデス枚数:1枚~すべて
処理方法:破壊する
所見:2枚以上の拮抗勝負を破壊できる可能性がある。
が、ティアラメンツ罠などを巻き添えにすることも否めない。
使用感:相手の後攻1ターン目バトルフェイズ終了時までコストに用意するには、ズァーク、天獄の王の特殊召喚が挙げられる。トラップトリックで闇のデッキ破壊ウイルスをサーチし、公開中の天獄の王を特殊召喚してリリースし拮抗を退けられたこともあった。
ティアラメンツ台頭後は採用を控えていたが、後ほど試す。
(MD season11~16前半4/10まで使用)
ランダム(5種)
コスト:なし
発動条件:なし
ハンデス枚数:1枚
処理方法:裏側で除外する
所見:1/6(約17%)の確率で拮抗勝負を除外できるが心もとない。
ラビュリンス・バラ―ジュで2枚除外するなど。
唯一の裏側除外効果なので活かせるカードが出ればいいが。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:相手の手札が5枚以上あること
ハンデス枚数:1枚
処理方法:捨てる
所見:相手後攻1ターン目の手札が6枚の時には2枚まで発動できる。
裏側除外でき発動制限のない光の封札剣のほうが扱いやすいか。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:風・水・炎・地属性モンスターがフィールドに全て存在する場合
ハンデス枚数:2枚
処理方法:捨てる
所見:千六百七十七万工房でも使わないと自力での発動は難しい。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分フィールド上に悪魔族効果モンスターが存在
ハンデス枚数:ランダム1枚、相手選択1枚
処理方法:捨てる
所見:結局1/7(約14%)で手札から捨てさせることになる。
1ドローで残り2枚の拮抗勝負を約6%引かせる可能性があり、
使いづらいか。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分フィールドに「氷結界」Sモンスターが3種類以上
ハンデス枚数:1枚
処理方法:除外する
所見:専用デッキが必要。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:ドローフェイズ
ハンデス枚数:通常ドローした1枚
処理方法:捨てる
所見:指名ハンデスではないためここに記載。
トップデッキがわからない限り確実性に欠ける。
初手5枚の内の拮抗勝負にも触れられない。
ほかのランダムハンデスより劣るか。
使用感:-
全部(2種)
コスト:なし
発動条件:自分メインフェイズ時
特定3種のモンスターが自分フィールド上に存在
ハンデス枚数:すべて
処理方法:墓地へ送る
所見:専用デッキが必要。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:相手が召喚・発動を無効にした場合
ハンデス枚数:すべて
処理方法:破壊する
所見:相手が拮抗勝負を発動する前に発動できる見込みはかなり薄い。
使用感:-
ドローフェイズをスキップ(1種)
コスト:なし
発動条件:なし
所見:トップデッキの把握が必要かつ、相手の後攻1ターン目に間に合わせるにはこちらのターン中に発動しなければならない。
ループコンボなど魅力的な要素が見つかるまでは、はたき落としよりも扱いづらいか。
使用感:‐
相手フィールドにモンスターを特殊召喚
トークンを特殊召喚(6種)
コスト:なし
発動条件:相手モンスターゾーンに空きが3体以上
召喚数:3体
所見:拮抗勝負発動にチェーンして発動し相手の場のカードを4枚(トークン3体+拮抗勝負)にできる。これにより1枚程度の損失に抑えつつ2枚目の拮抗勝負を発動できなくできる。
使用感:今のところ拮抗勝負とは相対せず。
御前試合や群雄割拠と合わせて採用し、決まればリンク召喚も許さないそれなりの強度のロックになった。どちらも制限カードなので決まりづらいのと、スプライトエルフをリンク召喚される恐れがあること、こちらが後攻のとき使い道がないのが難点。
(MD season16 4/28現在)
コスト:なし
発動条件:相手モンスターゾーンに空きが2体以上
召喚数:2体
所見:拮抗勝負にチェーンして相手の場を増やす点においてはおじゃまトリオの方が使いやすいだろう。専用デッキ向けか。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分墓地にチューナー
相手のモンスターゾーンに空きが2体以上
召喚数:2体
所見:おじゃまトリオ・デュオと比較し発動し辛く、召喚数も少ない。
チューナーにメリットが見いだせればいいが。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:お互いの場及び墓地にフィールド魔法カード1枚以上
相手モンスターゾーンに空きが1体以上
召喚数:1~5体
所見:シャドウディストピアが場にあれば1体は出せる。
相手に与えるトークンの数によっては拮抗勝負の前に発動し、発動を防ぐ方が良いだろう。
使用感:-
コスト:自分フィールド上のモンスターを1体リリース
発動条件:相手モンスターゾーンに空きが3体以上
召喚数:3体
所見:相手バトルフェイズ中に発動すると最悪そのまま負けてしまう。
攻撃力、属性を活かしたい。
シャドウディストピア下では相手モンスターをリリースできる。
使用感:-
コスト:自分フィールド上に存在する植物族モンスター1体をリリース
発動条件:相手モンスターゾーンに空きが2体以上
召喚数:2体
所見:拮抗勝負だけみればおじゃまトリオ・デュオのほうが扱いやすい。
シャドウディストピア下で相手植物族をリリースできる。
使用感:-
自分の手札から特殊召喚(1種)
コスト:なし
発動条件:自分の手札に「剣闘獣」と名のついたモンスター1体
相手のモンスターゾーンに空きが1体以上
召喚数:1体
所見:専用デッキ向け。
使用感:-
自分の墓地から特殊召喚(3種)
コスト:なし
発動条件:自分の墓地にモンスター1体
自分フィールドに表側表示モンスター1体
召喚数:1体
所見:相手のリソースに関係なく発動できるのは評価できる。
自分のモンスターを召喚できる点を活かし、天獄を蘇生、シャドウディストピア+ウイルスでリリースなど。
使用感:-
コスト:なし
発動条件:自分の墓地にリバースモンスター1体以上
相手モンスターゾーンに空きが1体以上
召喚数:1~2体
所見:自分の墓地のカードを出す中では条件が緩い。
シャドールと混合した際に使えるか。
使用感:-
コスト:自分の墓地の「ダストン」モンスター1体を除外
発動条件:このカードが墓地に存在すること
召喚数:1体
所見:専用デッキ向け。
使用感:-
相手の手札・デッキから特殊召喚(1種)
コスト:なし
発動条件:同じ縦列の使用していないメインモンスターゾーンを2ヵ所指定
召喚数:1体(特殊召喚するかは相手任意)
所見:相手任意のため拮抗勝負がある場合は発動しないか、デビルフランケンが召喚されてより悪い結果になるだろう。
使用感:-
相手の墓地から特殊召喚(1種)
コスト:なし
発動条件:自分モンスターが戦闘破壊され墓地へ送られた時
相手の墓地にモンスターがいる場合
召喚数:1体
所見:相手モンスターと相打ちになった場合にのみ拮抗勝負対策になる。
状況がニッチ過ぎ、相手依存のため扱いづらいか。
使用感:-
相手の除外ゾーンから特殊召喚(1種)
コスト:なし
発動条件:除外されているお互いのモンスター1体ずつを対象
召喚数:1体
所見:相手のモンスターを除外する手段を別に用意しなければならない。
コンボが見つかるまでは扱いづらい。
使用感:-
相手のエクストラデッキから特殊召喚(1種)
コスト:なし
発動条件:自分のEXデッキに効果で特殊召喚可能なモンスター
召喚数:1体
所見:
相手と違う種類のカードを選べば相手のEXデッキのモンスターが召喚される。現環境だとティアラメンツ・エクソシスターが扱わないシンクロかリンクを選べば通り易いか。環境が分かれば狙ったカードを墓地に落とせるので回りくどいが天底の使徒のように扱える。
また特に以下の2種を選べば、ほぼ確実に拮抗勝負を止められる。
1,ナチュル・エクストリオ
こちらが召喚できれば拮抗勝負の発動を無効にできる。
できなくても相手の場にモンスターがいるので拮抗勝負が発動できない。
2,超弩級軍貫-うに型二番艦
(2)の効果で1回まで無効にすることができる。
エクシーズ素材を使わずに無効にできるのはエクシーズでは唯一。
エクソシスターに相手バトルフェイズ中にエクシーズモンスターを出される裏目があるので、このカードも候補になる。
ほかの無効効果の候補は、遊戯王カードwiki‐無効 のページを参照。
使用感:
次元の裂け目がある状態で発動し、相手が特殊召喚するとき、こちらのEXモンスターを墓地に送る処理でモンスターが除外された際、そこで効果が終了され相手の場には特殊召喚されない。
手順がテキスト通り処理されない場合、その後の処理を行わないルールに則ったものと思われる。相手の場に召喚されないのは利点にも思えるが拮抗勝負対策としては本末転倒である。
対拮抗勝負以外の場面で発動したときは、ティアラメンツ相手に融合読みで異星の最終戦士を指定。向こうはスプライト・エルフ(リンク)を指定で撃沈。
汎用効果持ちのリンクモンスターが規制されるまでは平時での使用も難しいか。