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裏切りの社内恋愛:独身女性2人だけの職場で彼氏の二股と寝取られを経験した話


「まさか私がこんなドラマのような体験をするなんて、思ってもみなかった。」

社員数12人、そのうち女性はわずか3人という小さな会社で働く私。日々の業務に追われながらも、充実した社会人生活を送っていました。恋愛なんてしばらくご無沙汰で、まさか職場で恋に落ちるなんて思いもしなかったのです。

しかし、ある男性社員との出会いが私の平穏な日常を大きく変えていきました。楽しい時間、心躍る瞬間、そして芽生える特別な感情。すべてが順調に思えた矢先、信じられない出来事が私を待ち受けていました。

社内恋愛の甘くて苦い経験、そして想像を超える裏切り。小さな職場だからこそ起きた人間関係のもつれとは?

これからお話しするのは、私が実際に体験した嘘のような本当の話です。ぜひ最後までお付き合いください。

助け合いから恋へ:社内で始まった彼との秘密の恋愛


入社して間もない頃、私は新しい環境に慣れるのに必死でした。社員数12人の小さな会社とはいえ、業務内容は多岐にわたり、覚えることが山積み。右も左もわからない状態で、毎日が試行錯誤の連続でした。

そんな私を何かと手助けしてくれる先輩がいました。彼は別の部署に所属していましたが、私が困っているとすぐに気づいて声をかけてくれました。

「大丈夫?何か分からないことがあれば、いつでも聞いてね。」

彼の明るい笑顔と人当たりの良さに、私は一瞬で緊張がほぐれました。仕事でミスをして落ち込んでいるときも、「誰だって最初は失敗するよ」と励ましてくれる彼の言葉に救われました。

小さな会社だからこそ、部署が違っても接点が多く、彼とはよく顔を合わせる機会がありました。彼は業務の合間を縫って、私の仕事を手伝ってくれました。

「本当に助かります。ありがとうございます。」
「気にしないで。僕も新人の頃はできなくて苦労したから。」

そんなやり取りを重ねるうちに、彼との距離は自然と縮まっていきました。ランチタイムは社内の電話番の関係で2班に分かれて同じ班のメンバーで食事に行っていました。

班はくじ引きで決めていたのですが、彼と同じ班になることが多く、趣味や休日の過ごし方など、プライベートな話題でも盛り上がるようになりました。

彼は面白く、話題も豊富で、一緒にいると時間が経つのを忘れるほどでした。共通の好きな音楽や映画の話で笑い合い、好きな食べ物や行きたい場所の話で盛り上がりました。

「週末、よかったら一緒に出かけない?」

ある日、彼からデートに誘われました。胸がドキドキして、顔が熱くなるのを感じました。

「はい、ぜひ!」

初めてのデートは海でした。車でのドライブ中、私たちはお互いのおすすめの音楽を流しながら、他愛もない会話を楽しみました。海に着くと、広がる青い海と澄んだ空が私たちを迎えてくれました。浜辺に座って海を眺めながら、時間を忘れてたくさんの話をしました。

「ずっと行きたいと思っていた海に一緒にこれて嬉しいよ。」

その言葉に胸が高鳴り、幸せな気持ちでいっぱいになりました。波の音と穏やかな風が心地よく、まるで映画のワンシーンのようでした。

半同棲で感じた幸せな時間と社内恋愛の甘い罠


それからは毎週末のように会うようになりました。カフェ巡りや彼がおすすめする美味しいお店での食事など、デートのたびに新しい発見がありました。彼は会社の近くで一人暮らしをしていたので、次第に彼の家に遊びに行く機会も増えていきました。

「今日の映画はこれにしようか。」
「じゃあ、ピザを注文しよう!」

一緒に料理をしたり、映画を見たり、何気ない日常を共有する時間がとても心地よかったのです。気づけば彼の家にいることが当たり前になり、ほとんど半同棲のような生活になっていました。

朝は一緒に出勤。小さな会社なので、交際が社内に知られて気まずくなるのも困ると、仕事中は付き合っていることがばれないように振る舞い、終業後はまた二人の時間を楽しむ。彼の存在が私の生活の中心となり、毎日が輝いて見えました。

「このままずっと一緒にいられたらいいな。」

未来のことを考えると、自然と彼との生活が思い浮かびました。彼も同じ気持ちでいてくれていると信じて疑いませんでした。

しかし、そんな幸せな日々は長くは続きませんでした。彼の優しさと笑顔の裏に隠された真実に、私はまだ気づいていなかったのです。

彼の変化と違和感:社内恋愛に潜む疑惑の始まり


幸せな日々が続いていましたが、ある日から彼の行動に小さな違和感を感じ始めました。

まず、急に残業が増えたのです。これまで私たちは時間を調整し、なるべく同じ時間に帰宅して、一緒に夕食を作ったりテレビを見たりして過ごしていました。しかし、「今日は仕事が立て込んでいて遅くなる」と言われることが増えました。

最初は「忙しいんだな」と思い、特に深く考えませんでした。仕事が忙しいのはお互い様だし、彼のキャリアを応援したい気持ちもありました。しかし、その頻度があまりにも多くなってきたのです。

さらに、これまで半同棲状態だった彼の家に、私が行くことをやんわりと断られることが増えてきました。

「最近、部屋が散らかっててさ。片付けるまで来ないほうがいいかも」

これまでそんなことは一度もなく、彼の散らかった部屋を私が掃除をすることも度々ありました。それなのに、掃除を理由に私を断るなんて何を言っているの?と少し不審に思いながらも、「きっと疲れているんだろう」と自分に言い聞かせていました。

決定的だったのは、ある日の夜の出来事です。半同棲中の彼の家で、私はお風呂上がりに髪を乾かしていました。彼はいつも「髪を乾かすの手伝うよ」と言って、ドライヤーで私の髪を乾かしてくれるのが日課でした。

しかし、その日は違いました。私の髪を乾かしてくれながら、急に言ったのです。

「もう、こういうことも一人でできるようにならないとね」

突然の言葉に、私は驚いて彼の顔を見ました。

「え?いつも手伝ってくれてたのに、どうしたの?」
「いや、そろそろ自分のことは自分でできるようにならないとって思ってさ」

彼は笑顔を見せましたが、その笑顔はどこかよそよそしく、心に引っかかるものがありました。

「何かあったの?私、何か怒らせるようなことした?」

不安になって問いかけましたが、彼は視線を逸らして「別に、ただそう思っただけだよ」とだけ言いました。その態度に胸がざわつき、言いようのない不安が押し寄せてきました。

その日を境に、彼は私に対してよそよそしい態度をとることが増えました。急にドライヤーを手伝えないと言ってきたことも気になっていたので、私は何か隠しているのではないかという疑問を抱き始めました。

さらに気になることがありました。彼が携帯電話を常に手放さなくなったのです。以前はテーブルの上に置きっぱなしにしていたのに、最近では常にポケットに入れているか、画面を下にして置いていました。通知音が鳴ると、すぐに携帯を手にして誰かと連絡を取り合っている様子でした。

「誰とメールしてるの?」

何気なく聞いてみると、「大学の時の友達だよ」と曖昧な返事。彼の目が一瞬泳いだのを見逃しませんでした。

社内恋愛での二股発覚:同僚女性に寝取られた彼の裏切りに気づいた瞬間


ある夜、彼がお風呂に入っているとき、テーブルの上に置かれた彼の携帯電話にメールの通知がありました。

画面には「〇〇ちゃん」と、相手が女性だとわかる名前が表示されていました。普段は彼のプライバシーを尊重していましたが、そのときは嫌な予感がして、つい彼の携帯を手に取りメールを見てしまいました。

そこには、「また会いたい」「もっと〇〇ちゃんのHな顔が見たい」など、二人がすでに体の関係があることがわかるメッセージが並んでいました。

さらに読み進めると、「また会社でHなことしようね」という言葉が目に飛び込んできました。

うちの会社は社員数12人、女性は私を含めて3人だけ。しかもそのうち一人は結婚したばかりで、会社でのろけるほどの、新婚ほやほやでした。ということは、相手は彼と同じ部署のあの子しかいない!

年が私の一つ下で人懐っこい彼女は、部署の違う私にもよく話しかけてくれていました。そんな彼女に彼を寝取られていたなんて…。

頭が真っ白になり、怒りや悲しみ、そして裏切られた思いで胸がいっぱいになりました。信じていた彼が、まさか同じ職場のたった二人しかいない独身女性の間で二股をかけているなんて、想像もしていませんでした。

彼がお風呂から出てくると、私は直接彼に問いただしました。

「このメッセージ、どういうこと?」

彼は一瞬驚いた表情を見せましたが、すぐに険しい顔つきになりました。

「勝手に人の携帯を見るなんて、信じられない。プライバシーの侵害だよ」

彼は私が携帯を見たことに対して怒り、二股の疑惑について話し合うことはできませんでした。

その態度にさらに失望し、心の中で何かが崩れていくのを感じました。しかし当時、私は仕事のプレッシャーから精神的に弱っており、彼に大きく依存していました。彼が浮気をしていることが分かっていながらも、半同棲生活をやめる決心がつかず、ただ時間だけが過ぎていきました。

私が彼の携帯を見たことをきっかけに、彼の行動は明らかに変わっていきました。これまで携帯電話にロックをかけていなかったのに、急にパスワードを設定するようになり、私が近づくと画面を隠すようになりました。彼の態度がますますよそよそしくなる中、私は彼の浮気を見て見ぬふりをすることができなくなりました。

どうしても二股の証拠を掴みたかった私は、いけないとは思いつつも、ロックのかかっていなかった彼のパソコンのメールを確認してしまいました。そこには、官能小説ばりの卑猥な二人のやり取りが数多く残されていました。

彼は私には見せないHな態度を、浮気相手の彼女に対しては隠すことなく見せていました。そんな彼のメールを見て、やっと私は彼に裏切られている現実を受け止めることができました。涙が止まらず、心が張り裂けそうでした。

意を決して、再び彼に問いただしました。

「もう隠さないで。あなたと彼女の関係、全部知ってるんだから」

彼は最初は言い訳を繰り返していましたが、最終的には二股を認めました。

「ごめん。最初はそんなつもりじゃなかったんだ」

彼の言葉はどこか他人事のようで、私への罪悪感よりも自分の都合を優先しているように感じました。さらに、彼はこう続けました。

「正直に言うと、最近の君は元気がなくて、一緒にいても楽しくないんだ。彼女は明るくて、自信に満ち溢れていて、僕にとって癒しなんだよ」

彼の言葉は、まるで私が悪いかのようでした。当時の仕事内容と癖のあるオーナーのせいで、仕事でのプレッシャーを強く感じて精神的に弱っていた私の存在が、彼にとって重荷になっていたのかもしれません。でも、それが浮気をしていい理由になるわけがありません。

私は何も言い返すことができず、その場から逃げ出すように家を出ました。外は冷たい風が吹いていて、体の芯まで冷え切っていくようでした。信じていた人からの裏切りは、想像以上に心を蝕むものでした。

社員旅行で浮気相手と同室に!?ディズニーランドでの土下座事件


二股発覚してから数日後、タイミング悪く社員旅行が控えていました。行き先は誰もが憧れるディズニーリゾート。1日目はディズニーシー、2日目はディズニーランドという贅沢なプランで、宿泊先は憧れのホテルミラコスタでした。

しかし、私は旅行を心から楽しむ気持ちになれませんでした。彼との関係は冷え切り、しかも浮気相手である彼女も同じ職場にいるのです。会社には彼との交際は秘密にしていましたし、ましてや彼が同じ職場の女性と浮気していることを誰にも相談できず、苦しい毎日でした。

旅行当日、部屋割りのリストを確認すると、なんと浮気相手の彼女と同室になっていました。目の前が真っ暗になり、どうしようもない不安と嫌悪感が押し寄せてきました。しかし、他に部屋を替えてもらう理由も言えず、仕方なくそのまま受け入れるしかありませんでした。

1日目のディズニーシーでは、なんとか平静を装いながら過ごしました。彼と彼女が一緒にいるところを見るたびに胸が痛みましたが、周囲に気づかれないように笑顔で乗り切りました。

夜になると、系列会社の社員やオーナーも交えて大規模な飲み会が開かれました。活気あふれる会場で、オーナーは私と浮気相手の彼女をとても気に入りました。

「君たち、若くてエネルギッシュだね!明日は一緒に回ろうじゃないか!」

突然の誘いに戸惑いましたが、断ることもできず、

「はい、ぜひよろしくお願いします」

と答えました。オーナーはとても厳格な人物で、彼の言うことは絶対でした。

飲み会が終わり、ホテルミラコスタに戻りました。憧れのホテルの部屋に足を踏み入れても、心は重く沈んだまま。彼女とは一言も言葉を交わさず、気まずい空気が部屋を満たしていました。

ベッドに横たわっても眠れるはずもなく、天井を見つめながら様々な思いが頭を巡りました。彼女も同じように眠れないのか、静かなため息が聞こえてきました。

「どうしてこんなことになってしまったのだろう」

自分の無力さに涙がこぼれました。結局、朝方まで一睡もできないまま時間が過ぎていきました。

翌朝、目覚ましの音で我に返りました。時計を見ると、集合時間まで残りわずか。慌てて支度を始めましたが、寝不足と焦りで手が震え、思うように準備が進みません。彼女も同じように慌てていました。

なんとか集合時間ピッタリにディズニーランドのゲート前に到着しました。しかし、オーナーの方針で5分前行動が徹底されていたのに、時間ピッタリに到着した私たちにオーナーはすでに苛立った様子で立っていました。

「俺を待たせるなんてどういうことだー!」

と激怒したオーナーの怒声が周囲に響き渡りました。周りには他の社員だけでなく、一般の来園者たちも足を止めてこちらを見ています。

「申し訳ありません」

消え入りそうな声で謝罪すると、オーナーの怒りはさらに激しくなりました。

「土下座して謝れ!」

信じられない思いでオーナーの顔を見上げましたが、その表情は本気でした。周囲の社員たちも困惑した様子でしたが、オーナーの怒りを買うことを恐れて誰も助けてくれません。

仕方なく、私は浮気相手の彼女と共にゆっくりと膝をつき、地面に頭を下げました。硬いアスファルトが膝に食い込み、周囲の視線が痛いほど突き刺さります。

「申し訳ありませんでした」

涙が止まらず、声が震えました。恥ずかしさ、悔しさ、悲しさ、さまざまな感情が混ざり合い、胸が張り裂けそうでした。

一般の来園者たちのざわめきが聞こえました。

「あの人たち、何をしているの?」
「かわいそうに…」

その声がさらに私を追い詰めました。オーナーはしばらく私たちを見下ろしていましたが、やがて「今日は他の者と回る」とだけ言い残し、歩き出しました。

オーナーがいなくなってから、社長と専務が心配して声をかけてくれましたが、社長は普段涙を見せない浮気相手の彼女が泣いていることに驚き、親身に彼女を慰めていました。

「こんな時にも私は選んでもらえないのか」

と、彼が浮気相手の女性を選んだことと、社長が浮気相手の彼女を気に掛ける様子が重なり、心の中がズタズタになりました。

その後のディズニーランドでの時間は、何も楽しめませんでした。夢の国のはずが、私にとっては悪夢の一日となってしまいました。

浮気の事実と別れの決断:上司と同僚に支えられた私の再出発


社員旅行での出来事で心がボロボロになった私は、旅行から戻った後、これまで秘密にしていた社内恋愛のこと、そして彼が私と付き合っているにもかかわらず同じ部署の女性と浮気をしていることを、誰かに打ち明けずにはいられなくなりました。

悩んだ末に、彼の大学時代からの友人であり私の上司でもある部長に相談することを決意しました。部長は信頼できる人であり、何度も仕事の面で助けてくれていました。ランチタイムに会社の近くの公園で部長に会い、意を決して話し始めました。

「実は、お話ししたいことがあるんです…」

私の表情からただならぬ様子を察した部長は、真剣な眼差しでうなずきました。私はこれまでの経緯をすべて打ち明けました。彼との秘密の交際、そして浮気の発覚。話しているうちに、抑えていた感情があふれ出し、涙が止まりませんでした。

部長は静かに話を聞き終えると、深いため息をつきました。

「彼がそんなことを…許せないな」

その目には怒りと悲しみが混ざっていました。私の肩に手を置き、

「君がこんなにも苦しんでいたなんて、気づかなくてごめんね」

と言ってくれました。その言葉に、私は少しだけ心が軽くなるのを感じました。

「これからどうすればいいのか、正直わからなくて…」

震える声でそう伝えると、部長は力強く答えました。

「君が不利にならないよう、僕が全力でサポートするよ。まずは彼としっかり話し合って、別れたほうがいい。そして、社内での立場を守るためにも、信頼できる同僚たちにこの状況を伝えておこう」

部長はすぐに行動に移してくれました。社長、専務、課長以外の同世代の男性社員たちに事情を説明し、私の味方になってくれるようお願いしてくれたのです。彼らは皆、私に同情し、力になってくれました。

「大変だったね。何かあればいつでも言って」
「俺たちがついてるから、安心して」

彼らの温かい言葉に、孤独だった心が少しずつ癒されていきました。しかし一方で、彼と浮気相手の彼女は、社内で公然と交際を続けていました。二人が楽しそうに話している姿を見るたびに、胸が締め付けられる思いでした。仕事に集中しようと努力しましたが、彼らと顔を合わせるたびに心の傷が疼きました。

同じ部署で企画を一緒に考える二人。浮気相手の彼女はその時仕事が絶好調で、彼よりも上の立場に昇進していました。そんな彼女は、彼がスランプで企画を思うように進められないのを見て、つきっきりで指導していました。狭い社内でそんな様子を見せつけられている日常に、私は次第に追い詰められていきました。

ある日、部長が私のデスクにやってきて静かに言いました。

「無理はしなくていいんだよ。もし辛ければ、休暇を取ることも考えてみては?」

その言葉に、私は自分が限界に達していることを認めざるを得ませんでした。夜も眠れず、食事ものどを通らない日々が続いていました。

「ありがとうございます。でも、皆さんに迷惑をかけたくないんです」
「君の健康が一番大事だ。ここは一度立ち止まって、自分を大切にしてほしい」

部長の優しさに触れ、私は涙が止まりませんでした。そして、深く考えた末に退職を決意しました。退職の意思を伝えると、部長は寂しそうな表情を浮かべましたが、「君の決断を尊重するよ。新しい場所できっと輝けるはずだ」と励ましてくれました。

最終出社日、同僚たちがささやかな送別会を開いてくれました。笑顔で送り出してくれる彼らに、感謝の気持ちでいっぱいでした。

「新しいスタートを応援してるよ」
「何かあったらいつでも連絡してね」

オフィスを出るとき、振り返って建物を見上げました。楽しかった思い出も、辛かった出来事も、すべてここに詰まっています。それでも前に進むために、私は一歩踏み出しました。

新しい環境での再出発は不安もありましたが、自分を見つめ直す良い機会でもありました。この経験を通じて、人間関係の大切さや自分の弱さと向き合うことができたのです。

社内恋愛で二股されて学んだ教訓と新しい未来への一歩


社内恋愛での二股、裏切り、そして職場でのトラブル。まるでドラマのような出来事を経験した私は、この一連の出来事を通じて多くのことを学びました。

彼との幸せな日々は、本当に夢のようでした。海へのデート、半同棲生活、笑顔で過ごした毎日。彼が私の髪を乾かしてくれる優しさや、一緒に料理を作る楽しさは、かけがえのない思い出です。しかし、その裏で進行していた彼の二股と裏切り、同僚女性からの寝取られは、私の世界を一瞬で崩壊させました。

彼の携帯電話やパソコンで発見したメッセージは、私の心を深く傷つけました。信じていた人からの裏切りは、想像以上に辛く、怒りや悲しみ、失望など様々な感情が押し寄せました。

精神的に弱っていた私は、彼に依存していたため、すぐに関係を断ち切ることができず、自分自身を責める日々が続きました。

社員旅行での出来事は、追い打ちをかけるように私を苦しめました。浮気相手との同室、オーナーからの理不尽な叱責、公衆の面前での土下座。周囲の視線が痛く、恥ずかしさと悔しさで胸が張り裂けそうでした。

自分の存在価値すら見失いかけていたとき、信頼できる上司である部長に相談することで、少しずつ前を向くことができました。

部長や同僚たちのサポートは、本当に心強いものでした。彼らが私の味方になってくれたことで、自分が一人ではないことを実感しました。しかし、それでも彼と浮気相手が社内で交際を続けている現実は、私にとって耐え難いものでした。毎日顔を合わせるたびに心が傷つき、仕事に集中できなくなっていきました。

最終的に退職を決意したのは、自分自身を守るためでした。新しい環境で再出発することで、過去の傷を癒し、自分の人生を取り戻すことができると考えたのです。退職は辛い選択でしたが、自分を大切にするためには必要な決断でした。

この経験を通じて、私は人間関係の難しさや、自分の弱さと向き合うことの大切さを学びました。また、困難な状況でも信頼できる人に相談することで、道が開けることも実感しました。誰かに話すことで心が軽くなり、サポートを受けられたたことで間違った方向に進まずに済みました。

もしも私と同じような状況にいる方がいたら伝えたいことがあります。それは、一人で抱え込まず、信頼できる人に相談してほしいということ。そして、自分を責めすぎないでほしいということです。

裏切りや辛い出来事は、自分のせいではありません。自分を大切にし、前を向いて歩んでいくことで、きっと新しい道が開けてくるはずです。

人生は予期せぬ出来事の連続ですが、それらはすべて私たちを成長させるための試練でもあります。過去の経験を糧に、新しい環境や人間関係を築いていくことで、自分自身をより深く理解し、強くなることができます。

これからも様々な困難があるかもしれませんが、そのたびに自分を信じて乗り越えていきたいと思います。そして、この経験が誰かの力になればいいなと思っています。

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