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小説がいつまで経っても完成しないのだけど
小説がいつまで経っても完成しないのだけど。
漫画もそう。去年から描いて、描いたままになって、たまーに描いて、でも完成しない。
なぜだろう。
私は早く小説を完成させたい。
全然完成しなくてイライラする。
早く完成して世の中にみせたいのだ。
でも、この「早く完成して世の中にみせたいのだ」がいけないのかもしれないね。
小説が完成しない理由は、色々な創作論を読んだり、書いているときの自分の心を見たりしてなんとなくだけど分かったつもり。
でも、創作論を見たことや世の中の小説を読んでしまったことが仇となったのかもしれぬ。
いやいや、"それ"は直接的な原因ではないのだ、きっと。
私は断定ができない。
深く考えすぎてしまう。
小説やマンガを上手く描きたい。ベストなものを。
できれば、いや、かなり、ブックマークやいいねがほしい。なかったら書いた意味あるのかな、って考えが頭をかすめる。
イラストなんかは「いいねやブックマークのため」というのと、「自分の好きなイラストを描きたい、自己表現をしたい」という欲求が1番になったり、2番になったりごちゃ混ぜになっていてかなり悲惨なことになっていると私は思ってる。
しかも他人の方が、いいねを多くもらっていたり、かなり繊細な、感情を乱されるような絵やマンガを描いていて、しょげる。
ストーリー性も完璧、繊細な感情も表現出来ている、上手だ、(二次創作)原作のリスペクトができている、人柄も好人物⋯⋯だとか、なんのために描いているんだろうって気がする。
だから、もう、絵を公開する気が失せてしまった。謎の通報みたいなものもされ、気力が萎んでしまった。
⋯⋯話が逸れてしまった。
小説だ、小説。
私は今、かなり気ままに小説を書いているのだが、完成させたいのにちっとも手応えを感じない。
断定できない、というのはキャラクターの設定――性格、性別、境遇、見た目などをいちいち考えてしまい、全然進まないのだ。
この性格だとこのストーリーになるけれど、この性格だとこんなストーリーになるな⋯⋯どっちも捨て難い。
そのストーリーもこのキャラクターがいなかった場合、過去がこうだったら――といちいち考えてしまい、色々な可能性をその度にぼちぼちつらつらと書いている。それらが溜まっていくだけで、全然小説が進まない。
イライラする。
「君の性格はこれだ!」
「ストーリーはこれ!」
ともう決めてしまいたい。
決めようか、それはとても勇気のいることだけれど。
あと、この文章良くない気がする⋯⋯
なんか、面白くないよね?
表現、どっちがいいかな?
時系列順で書くべき?時系列バラバラの方が面白くね?
と色々考えてしまう。
それに自分が下手で頭が良くないという気がして、「このキャラ頭いいのに自分は頭良くないから読者に違うと思われそう⋯⋯てか、自分がもうそう思ってるよ。はぁぁ」
ってなる。
だから、精神論的な創作論を頭に留めておくか、横に置きながら創作しないと上のような雑念が浮かんできて小説を書くのが嫌になってしまう。
(ちなみに岡本太郎さんの「壁を破る言葉」という本はオススメです)
でも、小説は書きたいから謎のフラストレーションが溜まる。
自己表現したい、自分の醜いところとか、フラストレーションを消化したい→でも下手だ、断定ができないetc.→あああああああ
自分に必要なのは
「下手でもいい、(二次創作)かかってこいやキャラ崩壊、文法や構成など めちゃくちゃでもOK、目的を持たないで書こう、認められなくてもよくね?自分の好きを追求出来れば」
みたいな姿勢なんだろう。
とにかく、考えないで、めちゃくちゃでも書くことだ。