気まぐれ日記/LOUIS VUITTONの香水
2月24日
曇り空の中、ナギとりんごと仁と私の4人で
お買い物へ。
目的はすべてナギの買い物。そして、一丁前にLOUIS VUITTONの香水を買いたいらしい。
一昨年?もう少し前?だったか、一度、ヴィトンの香水の香りを嗅ぐために、長く並んで試香したのを思い出した。
その時にナギが気に入ったのが、メテオールというやつだった。
ナギ云く、2万円台で買えると思う。と言っていた。
今回は並ばずに、すんなりと入れてよかった。
案内してくれたのが、白石麻衣似の、とにかく顔がちっちゃくて、お肌もキレイで、今どきの言葉にしたら、顔面偏差値が高い、俗に言う美人な店員さん!
わざとらしくない笑顔も素敵で、沢山ある香水を
一つ一つ私たちが質問したことに、全て詳しく丁寧に答えてくれて、やっぱりハイブランドの店員さんは、こうでなくちゃ!!と、感心しながら、私も一つ一つ香りを確かめながら…
「これ、いい香り!!」私は、思わず声を出した。
『レ・サーブル・ローズ』という香水。
「ナギ、これいいよ」と私。
白石麻衣似の店員さんが
「そうなんです。そちらは爽やかなローズとウードとアンバーの香りで、すごく人気があります。」
ナギも「うん。いい匂い…これいいね」
私は「おいくらですか?」と尋ねた。
白石麻衣似の店員さんが「香水のほうも値上がりしておりまして53,900円になります」
…高い…高すぎる…
確かに!いい香り!でも…香水って消耗品。
ナギはもちろん、すんなり諦めた。
元々欲しかったメテオールの値段を聞いたら42,900円だった。
これまたナギくん、すんなり諦めた。
白石麻衣似の店員さんが、私が気に入った53,900円の『レ・サーブル・ローズ』を手首につけてくれた。
2プッシュもしてくれた。
LOIS VUITTONのお店を後にして、ナギに
「2万円台で買えるのなかったね」と言いながら、他のお店へと、いそいそと向かう。
しばらくして、時々フワッと自分からいい香りがするたびに、白石麻衣と「53,900円」が頭から離れない…。
いつの日か、そのお高い香水をサラッと買って、その香りを身に纏って、いい匂いを振り撒いて歩いてみたい——。
つづく