#2 📚人生のレールを外れる衝動のみつけかた①

Xで見つけたこの本を読んでいます。ちょっと一周読んだだけでは内容が咀嚼しきれていないところがある気がしていて、都度読み返したいと思える本です。(嚙めば嚙むほど味のでるスルメのよう、、)
荒木博行さんのVoicyに、著者の谷川嘉浩さんと荒木さんの対談が収録されていたので、それも聴きながら自分なりに解釈しています。
読む度にまた違った感想が出てきそうなので、まずは一週目の感想ということで心に残ったフレーズを記録しておきます↓

この姿勢が容認しがたいのは、「キャリアデザイン」というコンセプトが「人生を『仕事』のように生きる」ことを要求しているところがあるからです。ここでいう「仕事」は、自分の全ての行動を特定の目的に従属させ、それに向けて課題を分割して計画的に事に取り組み、高いパフォーマンスや効率を出そうとする目的に駆動された生き方のことです。

会社のカラーや業界の特色にもよると思いますが、私のいる会社(業界)は「将来描くキャリアに向けて今は○○をする!」のような思考を多くの人が抱いているように感じます。
また、そのような「今後に役立つもの、こと」をたくさん経験してきた社員が活躍する傾向にあるため、キャリアアップを考えたときに、いかに自分の資産となるものを集められるかが大きな勝負である気がします(あくまでも私見ですが)。

ただそれって、今の自分と数年後の自分が全く同じであることが前提にあるよな、自分のベースとなる考えや環境が変わってしまったらどうなるの?これまで積み上げてきたものは全て無駄になるの?と、反社会的勢力並みの疑問を抱いていました。実際に今、転職してそのように感じていますし。
なので、こういうモヤモヤした感情が見事に言語化されている文章を前に、「いやほんとそれよな〜😵‍💫」って頷きながら読み進めていました。

逆算思考、バックキャスティング等々、、
キャリア形成の本を読んでいるとこういった言葉が並んでいて、その言葉たちに首を絞めつけられそうになっていました。
が、この本を読んで、自分の衝動に身を任せて気持ちの向くままに行動してみてもいいのかもしれないなと、少し心が軽くなりました。
改めて、キャリアって正解がないし、他人の思う正解に自分を当てはめていくものでもない、その時の自分の最適解を見つけていった結果がその人のキャリアなのだろうと考えました。

またじっくり理解を深めて、考えをまとめたいと思います。


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