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物理の苦手意識を克服する!受験物理の効率的な攻略法


はじめに

受験勉強を始めたばかりの頃、物理や数学の問題は何をどう解答すれば良いのか、手がかりすらつかめず、まったく歯が立ちませんでした。問題が解けないために、記述欄を空白のまま提出することも少なくありませんでした。この記事では、私が実践してきた受験物理の攻略法を紹介します。

受験物理の戦略

物理の勉強は、数学や英語、国語に比べてそれほど時間がかかりません。ですので、他の科目を優先して、後から本格的に取り組んでも十分に間に合うと思います。私自身、高校3年生になってから演習を始めましたが、遅れを感じることはありませんでした。

験物理のアプローチ

全科目に共通することですが、まずは学校で配布される薄い問題集を早めに繰り返し解くことが大切です。これを手が覚えるまで繰り返すことで、基礎的な問題に対してはすらすらと解答できるようになります。しかし、受験本番では個別の問題に対応した戦略を立てることが重要です。

問題を解くための戦略

「複雑な問題が解けない」という場合、その理由は問題の状況を正しく整理できていないことが多いです。では、どうやって状況を整理し、解答に向けた試行錯誤を始めれば良いのでしょうか?
2つの方法があります。まず、1つ目は問題の設定を図にしてみることです。図にすることで、各要素の関係性が視覚化され、解決の糸口が見つけやすくなります。2つ目は数式を使って考える方法です。公式に当てはめて計算し、具体的な数値を出していくというものです。

ただし、2つ目の方法はあまり推奨できません。なぜなら、計算だけに頼ると物理現象の理解が浅くなり、解答の妥当性を感覚的に判断できなくなるからです。物理は、現象を理解し、それをモデル化して解く学問です。図を書いて現象を捉えることで、物理的な直感が鍛えられ、問題を解く力がより強化されると思います。

ちなみに、東大の過去問の中には、数式だけでは時間内に解ききれない問題もあります。運動方程式をそのまま解くと煩雑な微分方程式になり、計算に時間がかかるものもあります。しかし、図にすると解法が見つかりやすくなることが多いのです。

最後に

物理は好き嫌いが分かれる科目だと思いますが、覚えることが少なく、解法のパターンも限られているので、基礎問題集をしっかりマスターすれば、センター試験でも高得点を狙いやすい科目です。ぜひ、みなさんの勉強法や工夫もコメントで教えてください!

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