離婚、自己破産…。〜差し押さえ?わたしが?〜
いつも不安で生きてきた
アラフィフみよちです
心の病みで真っ暗だった50年
そこから一転
本質的な幸せを感じられる心を
取り戻すことが出来た
そんな私の過去のストーリー
を綴ったブログです
私は50代のパート社員。今は離婚して高一の次男と暮らしている。19歳の長女、高三の長男は父と暮らしている。
今日、職場の同僚から【マスカット】と【枝豆】をもらった!!急いで、アパートに帰って、枝豆を茹でようとドアを開けたら、郵便物が…。
…なんか、いやな感じ…。
赤枠の重要!!
…開けてみたら自動車税の督促状!
しかも、あと7日くらいで滞納処分(財産差押等)って…。
なんで…。
なんで【あのズルい人】払ってないの…?
私は一年半前に離婚した。慰謝料もなし。養育費もなし。財産分与もしない。
私名義のタップリの借金と、タップリのローンのある新車を背負って、ひとり、その家を出て行った。
結婚した【そのズルい人】はブラックリストに載っていた。…気づけば私がブラックリストに載った。
身一つで、私のアパートに転がり込んできて、私の貯金、車…すべてを自分の物にしていった【そのズルい人】
車のローンも、クレカも私名義…。そんな生活だった。
離婚前にまず、別居した。2ヶ月ほどしたら、次男が父と一緒に暮らせないと、私のところへ来て2人で暮らす様になった。
法テラスでお金を立て替えてもらい、弁護士さんをつけて離婚調停をした。その後すぐに自己破産もした…。
自己破産を決めて、すぐに車が引き上げられた。1年間、車なし生活だった。この車社会の田舎で…。
そのズルい人は車に乗っていた。
私名義でローンを組んだワゴン車…。離婚した時、私名義なんだから、持っていくことも出来た。だけど、車がなかったら【そのズルい人】は、仕事も出来ず、残した子供達だって困るだろうからって、そのままにしてしまった!
だけどそれだって、今、思えば言い訳だった。…もう逃げたい一心だった。車で揉めるのももう、嫌だった。
【私名義】の車。だけど乗っているのはそのズルい人。私は吹雪でも歩きだった。
一年目には、私に届いた納付書を渡して払ってもらった。
今年は納付書がこなかった。住所変更して一年経ったから、届かなかった!
調べたら本来、15日以内に名義変更するものだった。陸運局に連絡して、手続きを教えてもらい、必要書類を【そのズルい人】に渡して完了した。
その後、届いた納付書を渡したのに
払ってない!
しばらくはワナワナした。
どうする?
…もう、子供を間に挟む訳にはいかない。ライン?電話する?もう酒を飲んでいる時間…。アルコール依存症でもあるそのズルい人。
アルコールが入ったから、まず、今は連絡は出来ない。
ひとまず、そのズルい人が【一番弱い義母】にラインした。お願いという形で。既読は全くつかないけれど。
…なんでこんな事になった?
自分で蒔いたタネ…。
なんでこんな現実?
最近、母の姉(私の叔母)と話をした時から、気になっていたことがある。
母は、デキ婚。その頃は珍しかったと思う…。そして、嫁に行った先で【赤札】を貼られたという。…当時で言う【差し押さえ】だと思う。父の借金のかたに。
その時の事を、母は全然怖くなかった!平気だった!って豪語していた。子供ながらに【お母さんってスゴいなー】って思ってた。
だけど、そんな訳なくない?…
できちゃった婚でお腹に子供もいて…。玉の輿に乗った!と、思ったら、火の車の嫁ぎ先…。離婚なんて珍しい時代だったろうし、もう戻ることもできない。
本当は怖かったと思う。不安だっただろうし…。
失敗した!とも…。
私は今日の【督促状】、差し押さえのハガキをみて
【怒り】よりも先に恐怖だった!そして不安になった。
結婚してから、国民健康保険税も払わないそのズルい人に督促状がきた。【赤い紙】で。仕事で平日行けないからと、私が役所に呼ばれた…。
恐怖と不安だった。
私の祖父は戦争に行った。きっと【赤紙】召集命令が
きたと思う。
祖母だって、きっと【怖い…不安】だったと思う。
その上の祖父母は【結核】で離婚。それは【赤い紙】はないだろうけれど…。
怖い…。不安はあったのだと思う。
遺伝レベル…?
私は今…思う。乗ってもない車の税金をなんで私が?って。差し押さえされるの?
私の【名義】だから…。
差し押さえられる物はない…。多分給料くらいしか私の財産はない。30万で買った中古車は差押えには入らないだろうし…。
会社の給料から差し押さえされたら、、。信用がなくなる?
私は末端のパート社員。
役職がついている訳でもない。
信用はいいとして…。
もう、泣き寝入りだけはしたくない。
いつまでも、いつまでも【不快な感情】って残っている…。
…私にもずっと残っている。
そしてこのブログを書いているうちに、寝落ちしていた…。
朝、元ダンナに電話をした。
別居生活含めて2年ぶりに、会話をする。
ずっと、関わるのがイヤでイヤで逃げ回っていた。だけど、こうしてもいられない!
『おはよう。あのさ、自動車税払った?』
「払ってない」
…。
『なんで?なんで払わないの?私に差し押さえ通知きてるんだけど!すぐに払ってくれないと困る!』
「え、あ、納付書ちょうだい…」
『渡した!いつ払ってくれるの?』
「2日には…」
『払い終わったら、連絡して!』
「その税務署に自分で連絡する…」
『ちゃんと、払ってくれるんだよね?』
「…うん」
で、電話を切った。
税務署に事情を話すために、電話はするけれど。
私、昔、【言いたいことが言えない人】だった。だけどちゃんと言えた。
義母に送ったライン、まだ既読ついてなかった。良かった…。取り消した。
順番が違った。そのズルい人が払わなかったら、また送るかもしれないけれど…。
【私名義だから…】って合理化しない様になった。母だから、嫁だから、私名義だから【仕方ない】って。
昔だったら、泣き寝入りして、支払ったかもしれない。修羅場を逃げて…。
きっと逃げてはいけないところでは、向かわなければならないんだと思う。
モラハラをされて逃げるのはもちろんありだと思う。
私は一心不乱で逃げた(私もモラハラしていたけれど)
だけど今回は向かうところだったと思う。
じゃないと、いつまでもやってくる。
その不快な感情が何度でも…。
時を超え、人を変え…。同じ事を繰り返し生きてしまう…。
〜引用始まり〜
人は戦うことで自分を変えられる
その戦いは、今までの心理的虐待を乗り越えるチャンスでもある。
この搾取タイプの人に出会ったことが、自分を変えるチャンスだと受け止めて戦うことである。
人は戦うことで変わる。戦うことで心の底にこびりついた恐怖感を払拭するのである。
シーベリーは「恐怖に向かって言うのです」と書いて、次のように続けている。「お前に私を打ち負かせはしない」。そう自分に暗示をかけなさいという。「私を打ち負かせない」というよりも、「私はお前を打ち負かす」という心の姿勢である。
人は何となく不安で消耗していく時には、恐怖感に打ち負かされている時である。人と戦っているときの恐怖感、あるいはこれから戦わなければならない恐怖感である。
従順な人は心の底に恐怖感を抱いている。
「実際に事故が起きる前に、すでにその人の心には、そういう種類の不幸なできごとがかたちづくられているということを意味しているのです」
これが従順な人の人生が不幸になる理由である。
従順な人は、人の言いなりになって生きてきた。それは心の底に
恐怖感があるからである。
従順の動機は恐怖である。
従順な人は小さい頃から恐怖心を抱いて生きている。
長年にわたって恐怖心を抱いて生きてきたので、
恐怖心のない心のあり方がそうぞうできない。
長年にわたって
心に手錠をかけられて生きてきたので、心の手錠をかけられていない自由な心理状態が想像できない。
それは、人の言いなりになる生き方以外の生き方が想像できないということでもある。
シーベリーは「体調の低下もやはり、意識下の否定的な心象の結果なのです」と述べている。
従順な人は自分の意識下には自分の否定的なイメージがあるということに気がついて、それを正面から見据えて解消することである。自分の心にかけられた手錠を正面から見据えることである。この手錠のおかげで学校でも職場でもいじめられた。
この手錠のおかげで
戦えなかった。
〜引用終わり〜
モラルハラスメントの心理 加藤諦三