まとまったお金って?〜…30万の定義〜
いつも不安で生きてきた
アラフィフみよちです
心の病みで真っ暗だった50年
そこから一転
本質的な幸せを感じられる心を
取り戻すことが出来た
そんな私の過去のストーリー
を綴ったブログです
私は今、50代のパート社員。離婚して高一の次男と2人で暮らしている。
私は高校卒業して、横浜に住んだ。大手スーパーに就職して、会社で【寮】があるからそこに住ませてもらっていた。
【人と接するのが好き】って販売を選んだ。だけど食品のレジが嫌で嫌で仕方なかった…。
とある日…。お惣菜屋さんの【息子】がカフェを開くという。そこのスタッフで働かないか?って声がかかった。家賃も出すからって。
そこで働く事にした。
だけど、経営もうまく行かず、その息子ともとっても合わず…。もう、やめたい…。
だけど、職もなくなるし、住むところもない…。
その頃、旅行会社に勤めていた彼氏がいたけれど、複雑な家庭環境。私もその人も、お金がなくて困っていた。
そしたら、前に勤めていたスーパーの男の主任が、【なんや、困ってるってきいたよ。貸してあげるよ!30万でええか?引っ越せるか?】って!
さらに、【出世払いでええよ。たとえ、出世しても『出世してない』って言えばええよ(笑)】って。
たださ、ちょっと…。
…寮に取りに来てくれる?
もちろん!
約束して向かったら、スーパーの袋に500円玉が大量…。
悪いなー。多分30万はあるから、重いけど【ハイ】っ
て渡してくれた。
銀行で両替をした。行員さんから【どうやって、貯めたんですか?すごい…】って、感心された。
そして、新しい職場も見つけられた。
それから、その彼氏とも別れ、違う人と結婚して、別れ…。
…また30万円で1人住むアパートの敷金礼金にした。
結局、実家に戻って部屋がないから、また30万円で敷金、礼金にしてアパートを借りた。
おばあちゃんが、何かあった時のためにって30万円くれた。
水商売していた時に、後輩から泣きつかれて30万貸した。
おばちゃんから30万で車を譲ってもらった。
結婚してまたアパート借りるのに30万。
その元旦那の免許取り直しで30万。
子供産んで30万…。
住んでいた借家が売り出され、また敷金礼金で30万のアパート…。
生活が出来なくなって、カードローンで30万。
…。
私のまとまったお金の定義って
【30万】だった!
前に、【心の整理】をした。
加藤諦三先生の本にも一度、【自分の心の履歴書】を書いてみたらいいと、みたことがあった。
小さい頃から【誰】がいて、【どんな事】があったか。
そしたら時を超え、人を変え、同じことを繰り返して生きている!
って驚いた。
そしたら、この【30万円】の定義も出てきた(笑)
私がいたのは全国区の大手スーパー。
横浜でお金を貸してくれた、大阪人の主任が、私の県にいるって情報が入った!それも、30才過ぎあたりだった。
30万円を握りしめて、スーパーに行ったら!
本当にいた!
結婚したって聞いていた。…なんだか清潔になっていた(笑)
お礼を言って、渡したら…。
【え?いいの?ホンマに?】
もちろんだよ〜。本当に助かった!ありがとう。
【きっと出世しないから、返って来ないつもりで貸したから良かったのに、、、。返さんでも〜。…でも遠慮なくもらうで〜】ってめちゃくちゃ喜んでいた。
そっか。久々パチンコ行くのかな(笑)奥さんには内緒で。
昔『勝負、勝負〜っ』って口癖だった!
懐かしいなー。って帰ったのがもう20年前…。
私の周りには【優しい人】がたくさんいたんだな…。って最近しみじみ思う。