自己破産!そして見えたもの…〜嫌いなのに離れられない〜
いつも不安で生きてきた
アラフィフみよちです
心の病みで真っ暗だった50年
そこから一転
本質的な幸せを感じられる心を
取り戻すことが出来た
そんな私の
過去や今のストーリー
を綴ったブログです
私は50代のパート社員。離婚して、今は高一の次男と暮らしている。長女、長男は父と暮らしている。
私は数年前に自己破産をした。
自己破産するときに、一番のキモ!!と、言われた作業があった。
初めて「クレカ」を作った時まで遡り、いつ、どこのカード会社で、なんのために、いくら借りたのか…。を書き出す作業があった!もう、30年近く遡るという、作業だった。特に、結婚してからなんて、いろんなところから借りまくって、リボ払い…。返せなくて、また違うところから、借りての繰り返し。返し終わったら、『終わった〜』なんて、明細なんて捨てていた。
だから、とっても気の遠くなる様な作業だった!
でも、ちょうどいいとも思った。
加藤諦三先生の本に、自分史を書いて見るといい。と、いう様な事が書かれていたけれど、やろう、やろうとまだしていなかった。
生まれてからの事柄を思い出しながら、書いていった。
その時、何があって、誰がいたのか?
そしたら見えてきたものが、たくさんあった!血の気が引くようなことが…。
50年生きているから、気づけたのかもしれないけれど…。
その中のひとつに、なぜかいつも一緒にいる【女】から嫌な目に合わされたり、貶め(おとしめ)られている。いい様に使われている…。まるで私が下っぱの様に。
その【女】を書き出していった。
周りの人が皆、嫌う様な【女】ばかり…。
そうだ!そしていつも『なんでみよち、あんな人といるの?そんなことされてまで…』っても言われていた。
【嫌いなのに、離れられない…】
しかも、私の方が離れられないでいた!
共通することは全てが
【母】だった…!
母と同じ様な【女】だった…。
私は【本心では】母が大嫌いだった。
だけど親を憎むなんてイケナイ事だと信じ切っていた。嫌いを抑圧していた。
私の母は支配的な親だった。利己主義で、ずるくて。だけど私は、そんな母でも愛して欲しかったし、母を好きでいた。子供の頃は…。
だから、いつも従順で、母のいいなりだった。
それを身につけてしまった。そして、母と同じタイプに自ら近づき、それでいて、嫌な目にあって。
それでも離れられない…。
【嫌いなのに、離れられない…】
これこそが【依存】だったのか!
母から離れても、同じタイプに【依存先】を変えただけだった。
あの【嫌なこと】ばかり起こるのは、自ら創っていたのか…。
『なんで、あんな人と一緒にいるの?そんなことされてまで…』
そうやって、本当に心配してくれる人達を私は、見ていない!完全に見間違えていた!!
それらに自分が気づいた時に、血の気が引いたのと、なんだか頭のスイッチが『カチッ』となった様な感覚だった。
幼少期の【馴染み】のパターンってこうゆう事?
自分では当たり前過ぎて、気がつけないでいた。
母みたいな人といるのが、当たり前だった…。
私の周りはいつも、ズルい人だらけだった。
チューチューと、私のエネルギーを吸い上げている様な人ばかりだった。だから私はあんなに疲れ果てていたのか…。
〜引用始まり〜
21 今、人間関係を整理する時
生きることに疲れたあなたは今まで頑張りすぎた。
生きることに疲れたあなたは今休んでいい。
自分の心も体もやさしくいたわってあげる。今は「自分にやさしく、無理をしない」ことである。
今休むことで周囲の人に迷惑をかけることを気にしているかもしれない。しかし今あなたは休んでいい。
心身共に元気になったらその分頑張ればいい。
今あなたが静かに休むことであなたを蔑視する人がいれば、その人はあなたが頑張っている時にはあなたから搾取した人である。
そんな人と関係が切れて良かったと思うのが当たり前である。
あなたは疲れるが、その人は元気になって豊かになり続ける。
生きることに疲れたあなたは、今、人間関係を整理する時なのである。
あなたが休めば、あなたの人間関係が分かる。
誰が誠実で、誰が不誠実かが分かる。 誰があなたを利用しようとしてあなたにお世辞を言っていたのかが分かる。
疲れて休まなければ、あなたのまわりで誰がずるい人で誰が誠実な人なのかということが分からない。
もしあなたがこの機会に今までの搾取的な人間関係を切れればあなたは自分に自信がつく。
生きることに疲れたあなたは今まで惨めな人間関係に閉じ込められていた。今、その牢獄から逃れるいい機会なのである。
ある生きることに疲れた人が、人間関係が変わった後で私に「あの人たちと別れてから、日々自分が強くなっていくように感じ始めました」と言った。
今は元気になった、その人も別れた当時何か良くないことが起きるような気持ちになったこともあったという。
アメリカに「親しさからの逃亡」という本がある。その著者は、人は搾取される人間関係から逃れると、心配で神経質になり、ものすごく警戒心が強くなると述べている。
不思議なもので、人はどんな不利益なことでも長くそれに従っているとそれが当たり前となり、それがないと自分が不確かになる。
著者が患者に「搾取者から離れなさい」と言ってもそのアドヴァイスは有効ではないという。
長く搾取されていると搾取されているほうが安心する。
しかし別れることができれば、心理事情は一変する。時が経てば経つほど自分に自信が湧いてくる。
そして「自分は、何ですべての意味において損することをしていたのだろう」と思うようになる。
と同時にあなたは「あの人たちは、私と別れて損したな」と思っているに違いないと思うようになる。「あの人は宝物をなくした」と思える。
生きることに疲れたあなたが、今あなたを取り巻いている人と別れて損することは何もない。
ずるい人たちとの人間関係が切れれば、「これは一方的にいいことばかりだ」という気持ちが日増しに強くなる。 その人たちを遠くから見るたびに「別れて良かった、もう損をすることはない」という気持ちが強くなる。「もう搾取されない」という安心感が心に広がっていく。
つまり搾取されている時に、人は搾取されているという実感を持たないのだろう。逆に自分を搾取している人を、【その人なしに生きることはできない】と錯覚してしまう。
人は搾取されるたびに、自分を頼りなく感じるようになる。
相手に貢ぐだけの関係なのに、相手がいなれければ自分は生きていかれない様ような錯覚に陥る。
別れてみれば、「何であんな奴に迎合していたのだろう」と驚くのだが、迎合して貢いでいる時には、それに気がつかない。 貢げば貢ぐほどそれが当たり前のことになる。 貢げば貢ぐほど自分が頼りなくなってくる。
それはアメリカの偉大な精神医学者カレン・ホルナイが言うように、不安から迎合すれば、その結果何となく自分が頼りなくなる。
自分にとって何のメリットもない人に迎合する。 その人と付き合うことは自分にとってディメリットだけという人でも、いったん迎合してしまうと、その人が強い人に感じてくる。
〜引用終わり〜
心の休ませ方 40のヒント 加藤諦三
昔は、ズルい人がわからなかった…。むしろ尊敬していた。そして、そのズルい人を非難する人を嫌った。
そんな人間関係の中、生きていているのだからうまくいくはずもなかった。だけど、まったく気が付かなかった…。数十年も。
日々必死で生きてきて、同じ事を繰り返しをしていることもわからなかった。【時を超え、人を変え】…。
【自分が変わらないと何も変わらない】
まさにその通りだった。
【現実は自分が創っている】
…こんな現実を自分が作っているなんて、ありえないっ!と、いつも思っていた。だけど、本当に自分が創っていた(笑)
そして、自分も支配的な母親になっていた。
【気づけば行動が変わる】
気づくって本当に大事。
行動が変わるから、現実も変わる…。