2024年2月29日に見た夢
私は小学校の音楽室のような広い教室にいた。周りも私の旧友たちであり、皆小学校5年生くらいであった。
私は皆の前で発表していたのか、教室の前に出て何かをしていた。そのとき、突然地震が起こった。初めは普段も起きるような小さな揺れだったので、教室の皆は落ち着いていた。私も大した揺れではないだろうと揺れの中、窓から外が揺れている様子を眺めていた。しかし揺れは長く続き、次第に大きくなっていった。揺れが本格的になってきたことを受け、皆は避難の態勢をとった。本震と思われる揺れは数秒程度で収まった。幸い教室のモノなどは落ちて来ず、地震による被害はほとんどなかった。
しかし数分後、窓から外の景色を見ていた私は黒い波が遠くから迫ってくるのを確認した。その瞬間私は「津波だー!」と叫び教室の皆に注意を呼びかけた。黒い波は教室の窓にぶつかり、下の地面にたまった。窓の下を見ると、表面が黒い水が学校の周りを囲んでいた。なんとなく水が黒い理由はマウンドの黒い土のためだろうと思った。
津波が来てしまったので、地震では落ち着いていた教室の皆は一目散に教室の外へ、学校の外へ避難していった。私は荷物をまとめるのに時間がかかっており、避難が遅れていた。すると保育園からの友達であるR君が「何やってる!荷物なんていいからいくぞ!」と叫んだので、私は必要な物(財布が入ったリュック、上着など)を持ってすぐに避難した。
学校の玄関まで降りると皆が集まっていた。浸水は比較的収まっており、下校できるくらいになっていた。その時、また津波がきた。私は誰よりも先に津波を認め、小学校の玄関先にある岩場の上に登った。皆それに続いて登り、なんとか回避した。
私たちは一度自分たちの家へ避難することにした。避難の中で、S君に出会った。S君は小学校からの付き合いで現在は医者である。私はS君とは帰る方向が逆だったので、S君にまた会おうと別れを言った。するとS君は今生の別れを拒むように、また今度どこかへ行こうと言った。私はそれなら今度ゆっくりご飯でも食べようといって、逆方向に歩き始めた。私の帰る方向にはすでに生徒が何人か帰宅のため歩いていた。しかし私が同じ方向へ歩いていくとなぜか走って引き返す生徒が見えた。いまでも付き合いのあるK君が「津波が来たからこっちはだめだ」と言っており、確かに津波が来て進めそうになかった。