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M-1グランプリ2024~決勝・ファーストラウンド①~

敗者復活戦が終わり、いよいよ決勝戦が開幕!
「オープニングのVTRが長い」という声もありますが、極私的事情で言うと、この30分以上あるオープニングは実はありがたいのです。その30分の間に色々とやるべきこと(の一部)を済ませることができるからで。。全く見てないわけではないですが、この時間は明らかに集中してはないです。

それはさておき。パリオリンピック 柔道 金メダリスト・阿部一二三選手が一発目に引いた「笑神籤えみくじ」に一同驚愕。昨年に続き、トップバッターが令和ロマンとな!

1組目 令和ロマン:850点

一番を引いた時点で頭を抱えてしまいました。昨年と同じ流れか、、と。貧乏くじのはずなのに、かつてない奇遇を得て「神くじ」に変え、瞬時に自分たちの空気に持っていっただけでも圧巻。それに加えてネタ自体も「ワタナベ」という苗字だけで、これだけ話を拡げて笑いをとるだなんて。。もうこの時点で「連覇堅いな」と思ってしまいました。そして更に次の笑神籤が、、、

2組目 ヤーレンズ:825点

これまた頭を抱えてしまいました。ヤーレンズにすれば、最悪の出順。ネタはいつものヤーレンズで、何の間違いもなかったけど、令和ロマンが支配した空気を払拭するに至らず。ともこ姉さんが言った「もっとしょーもないのがよかった」というのは、もっとナンセンスにチョケていって、令和ロマンともっと違う軸で勝負できてたら、、という風に、筆者は理解しました。

3組目 真空ジェシカ:849点

流石に3組目となると、通常の雰囲気に戻ってきました。今回は、演者・真空ジェシカが受けて側に「降りてきた」感じがみられました。独創的に過ぎず、かといって彼らのキャラも殺さずに、という見事な塩梅。4年連続決勝進出の経験が存分に活きた漫才で高得点。

4組目 マユリカ:820点

おいでやす小田さんと一緒に、敗者復活戦会場から大急ぎでテレビ朝日に飛び込み。小田さんの残念なレポートが面白かった。ネタは、、、どうしても昨年の方がよかった、と見えてしまいました。結果は出ずとも、阪本さんの「大急ぎで負けに来た」のコメントが実に見事。

5組目 ダイタク:820点

「双子ネタ」は双子のコンビにしか出来ないし、ツカミの部分はまさに「伝家の宝刀」なのですが、一方で展開の広がりに限界が見えることもあるのかな、とも。漫才は申し分なく巧いし、そして得も言えぬ愛嬌が滲み出ている二人なので、もっと世間に知れ渡ってほしいです。

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