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【雑感】THE W 2024~優勝 にぼしいわし

12/10(火)日本テレビ THE W 2024において、にぼしいわしが優勝いたしました。

フリーでかつ漫才2本での優勝。お二人の努力の賜物かと思います。
ここで本大会について、筆者の雑感を記してまいります。

Aブロック 勝者・にぼしいわし

個人的にはぼる塾のコントが楽しかったかな、と。やましたはABCお笑いグランプリやNHK新人お笑い大賞も見ていたので、既視感が勝ってしまいました。やました、巧いがおもろいを超えて欲しいなぁ、、まぁまぁこれからですね。

Bブロック 勝者・紺野ぶるま

今大会はキンタロー。が無双すると思ってましたが、モノマネを4分ネタに構成するのは難しいのかな、と思いました。筆者は一番好きでしたが、審査員にも会場にもハマってなかったのが驚きでした。みんな「ネタ然」としていることが必須条件で、かつ面白くないといけない、みたいな視点なのだろうか。。ある意味真面目な視点ですが、筆者はとにかく面白ければOK、と思うのですがね。確かに無双・キンタロー。ではなかったですが、それでも他より劣ってたとも思えません。しかしまぁ「好みの問題」なので。「北大路欣也」「中島(サザエさん)」をモノマネするなんて視点はやっぱ最高。

Cブロック 勝者・忠犬立ハチ高

エルフ、昨年の1本目ほどハネてはなかったものの、4本の中では一番練られたネタと見ました。荒川ちゃん、ええネタ書くやん。

最終決戦 優勝・にぼしいわし

とまぁ筆者は、ぼる塾・キンタロー。・エルフでの最終決戦を見たかったのです。「知名度優先かよ」とも思われますが、ネタの完成度ではこの3組と見ました。しかし、結果なんてまぁそういうものです。

「3組とも下ネタかよ」という指摘もありました。面白ければ別に下ネタでもよいかと思いますが、、うん、まぁそうも言いたくなるかな、という感じです。

あと、忠犬立ハチ高が、漫才で小道具(手帳)を使っていたことに対して、にぼしいわしが「漫才に小道具持ち込むなや」という旨のツッコミを入れてたことについて。この大会は「漫才、コント、ピンネタ、何でもござれ」なので、小道具1個あることで、「漫才風コントだ」という理屈も通ると言えば通るので、別にどっちゃでもいいかな、と。(2023年 THE SECONDでは、マシンガンズが手紙を持ち込んでましたしね)

しかしそれだけ漫才におけるサンパチマイクの存在感は強いもので、他の異物の介在を容認し難い、ということでしょうか。なんばグランド花月などの舞台監督を務める、前田拓也さんのポストが印象的です。

雑感まとめ

ABCお笑いグランプリも漫才(令和ロマン)、NHK新人お笑い大賞でも漫才(エバース)が優勝してます。R-1グランプリも漫談(街裏ぴんく)が制してます。そして本大会も漫才のにぼしいわしが栄冠を手にしました。今年だけかもしれませんが、漫才が強い年となりました。

そしてこれは本当に個人的な見解ですが、昨日の記事でも記したように、平日開催も相まってか、大会自体にのめりこめることがなかったです。ま、平日であるだけが理由ではないのでしょう、、2022年・天才ピアニスト、2023年・紅しょうが、がTHE Wにおいては強かったなぁというのは「好みの問題」に過ぎませんが。

最後に、どうしても「よぎる」のが、「女芸人No.1」を争う賞レースの違和感です。「女でも男でも面白いものは面白い」と、野比のび太は(別の意味で)名言を放ちました(ドラえもん37巻)が、面白くないと、余計にその違和感がもたげてしまいます。まぁこれも今年については「好みの問題」に帰してしまうのでしょうか。お笑い界にジェンダーバイアスがまだまだ存在するのは事実なのでしょうが、女も男も面白ければ、そんなものは無しに出来るとも思ってます。

なので、尚更のこと、Dr.ハインリッヒがTHE SECONDで天下を獲る世界を見てみたいのです。



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