【極私的見所】M-1グランプリ2024 決勝進出コンビ
既報のとおり、M-1グランプリ2024の決勝進出者が決定しました。
本稿では個人的な見所・所感を交えて、各コンビについて記します。
真空ジェシカ(プロダクション人力舎)
4年連続決勝進出、しかも全てストレートで決めている、その戦績は圧巻。しかし意外なことに、過去3回の決勝順位は「7位→5位→5位」と、芸風とは真逆な地味な変遷。今年こそ大爆発あるか。
トム・ブラウン(ケイダッシュステージ)
9月の時点から、スーパーマラドーナ・武智さんが優勝候補としてあげてます。
令和ロマンとは対極の、破壊的なネタの方が、突破力があるかもしれません。ラストイヤーで集大成なるか。
ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)
3回戦のネタがエグすぎました。こんな仕上がり、アリか、、というくらい。一番の優勝候補に推します。しかし、トム・ブラウンとのケーダッシュそろい踏みは、筆者の展望通りとなり、ちょっとドヤ顔したいです。
エバース(吉本興業)
決勝進出としては初顔ながらも、順当すぎるくらいの勝ち上がり。ツギクル芸人グランプリ・ABCお笑いグランプリ・NHK新人お笑い大賞(優勝)など、今年は各賞レースを席捲。二人共「緊張しぃ」とのことも、普通にさえできれば、上位進出は固いでしょう。
ダイタク(吉本興業)
2019年~2023年まで、ずっと準決勝で苦杯を舐めてきたが、ラストイヤーの今回、悲願の決勝進出。Dr.ハインリッヒ・吉田たちが成し得なかった「双子漫才師」の頂点なるか。
令和ロマン(吉本興業)
3回戦あたりは余裕綽々のネタ運び。当然のごとくの決勝進出。特にくるま氏は一生懸命ヒール役を演じてますが、そないに演らんでも、とも。しかしどんなネタ出してくるかは普通に楽しみです。
あと、せめて決勝までには「漫才過剰考察」読んでおこうかな
ママタルト(サンミュージックプロダクション)
2023年敗者復活戦では、ロングコートダディを撃破するなど、キャラだけなく、実力も十分。ツッコミ檜原さん、神戸大学出身て、知らんかった。かしこやん。
バッテリィズ(吉本興業)
そうか、、来たか!バッテリィズか!!発表の瞬間は筆者もしびれました。エースの「愛すべきアホキャラ」が炸裂すれば、爪痕以上の成績も十分アリでしょう。
ジョックロック(吉本興業)
ytvやABCといった、関西の賞レースで見なかったのは意外でしたが、NHK新人お笑い大賞では、エバースに破れての準優勝。ジョックロックのシステムはM-1にハマりやすいと見てます。発表記者会見での福本ユウショウ、平場での強さも見せつけてました。
敗者復活
ここでは、あーだこーだ言わずに、フースーヤの復活を願ってやみません。。