阪神タイガース V逸!勝手に大反省会 ④近本打率とチーム勝率
先日の「②貧打にあえぐ」の記事に続き、虎打線について。
今年一番の衝撃は「近本4番」だったのではないでしょうか。しかもそれが約2週間続きました。誰もが「近本4番は違う」と思ってたでしょうし、監督も他に止む無しでの起用だったと思います。大山選手・佐藤選手はじめ、みんなが不調で、2軍調整を余儀なくされる、といった状態だったので、こうなってしまったのは打線全体の問題であります。
しかし、近本選手は、最終的に打率.285でシーズンを終え、盗塁王のタイトルも獲得しました(盗塁数19での盗塁王なんて、世界の盗塁王・福本豊さんはお嘆きに違いないですが、まぁそれはさておき)。何やかんやで、チームに対しての貢献度は本当に高かったと思います。
「チームは近本さんにおんぶにだっこ」だった、との推測を検証するために、近本選手の打率と、チーム勝率の折れ線グラフを重ねてみました。
やはり「近本4番」は、結果的に、本人の調子を崩すきっかけだったと見て取れます。そのときは交流戦でしたが、チームも浮上できずでした。
しかし、大いに負けた「夏のロード」の時期ですが、近本選手は打率をあげてきてます。孤軍奮闘虚しく、、という結果となってしまいました。
単に2つの数値についてのグラフを重ねただけなので、検証・考察というには大げさですが、印象としては、1・2番が打ち出したときは、チームも勝っているのかな、と思ってましたが、そうでない時期もあったとも言えます。
「近森大佐(近本・森下・大山・佐藤)」はじめ、他の選手でも同様の作業をしてみたら、また違った見地が得られるかもしれませんが、これ以上「貧打」を振り返っても辛いので、「勝手に大反省会」はこの辺で一旦締めることといたします。