後輩との再会〈前編〉
夜中の0時過ぎ、なかなか寝付けない日々、、
いつも通りスマホを無駄に触りながら寝る準備をしていた時
後輩からLINEが来ました。
「お久しぶりです。今度ご飯でも行きましょー」
4年ぶりの連絡に胸がザワつきました。
嬉しさと懐かしさ。
フラッシュバックする4年前の後輩との日々を思い出した瞬間に
なぜこの時間に?と思いました。
ちょうどスマホを手にしていたタイミングだったので
電話を掛け
「久しぶり、で、なんの様?ネットワークビジネスの勧誘?」
と、まくし立てました。
後輩は急に電話が来たことにテンパったみたいで
「いやいや、ただ久しぶりにご飯食べたいなと思っただけです。」
深夜0時過ぎに4年ぶりの先輩とご飯を食べたくなるのかな?
まー後輩は変なやつだった事を思い返しながら、
電話で少し喋っただけだったけど、
この社会に出て大人になったんだなって感じ嬉しくなりました。
それでも電話を切った後に、なんで連絡してきたんだろう?との思いは払拭できずにいました。
ネットワークビジネスではないと否定していたし
もしかしたら結婚か?と
考え出したら迷宮入り、その迷宮は眠りへの入り口でした。
僕が知る大学生時代の後輩は陰キャ・コミュ障のいじられキャラで一年中唇が乾燥しているやつ、と言えばだいたい想像はつくだろう
学年に1人か2人はいる立ち位置のやつだ!
4年ぶりに会った後輩は当時の面影を残しつつ大人になっていました。
ご飯を食べつつ、この4年間のお互いの歩みを確認しました。
後輩
「この4年間で転職を2回しています」
与楽
「今の仕事をずっと続けていくの?」
後輩
「実はもう1つ仕事をしていまして、、」
与楽
「お前今日の目的はそのもう1つの仕事のことだろー!!!」
後輩
「なんでわかったんですー?笑」
この時の僕は冴に冴えていました。
俗に言う”ひらめき”というはのはこういう事なんだと
まーずっと引っかかっていたのです
夜中の0時にご飯を食べましょうとの連絡の時から
名探偵ヨラクここに誕生いたしました。
ちゃんとネットワークビジネスのお誘いでした。
残念、本当に残念で仕方がないです。
後輩いわく、電話の時に急にネットワークビジネスの事を言い当てられて
ビックリし過ぎて
本当のことを言ったら会ってくれないと思ったから嘘をついたそうです。
ネットワークビジネスの話は割愛させていただきますが
本題はここからです!
彼は大学卒業まではバキバキDTだったので
このご飯の時に彼女できたか?などの不躾で失礼な話題は出さないでおこうと決めていました。
ですが、なんと後輩から
「今彼女いるんですか?」
と、なんか誘い文句的な話題を振ってきたので
「お前はいるのかよ?」
と、いない前提のなんも期待していない感じで聞いたところ
力強くドヤ顔で
「います!」
びっくり仰天の青天の霹靂
陰キャ・コミュ障のいじられキャラで一年中唇が乾燥している
お前が彼女だとー!!
僕のボルテージは一気に上がりました。
心臓から出た血液が大動脈を通り、腕や脚、内臓など全身に運ばれ、細かい毛細血管で伝い、また心臓に戻ってくるスピードが加速したのを感じました。
ネットワークビジネスの事を払拭させるくらいの話題に興奮しっぱなしでした。
●どこで知り合ったのか?
●どのくらい付き合っているのか?
●どんな女性なのか?
聞きたいことが湯水のように湧いてくるこの感じはどうしようもないですね。
詳しい内容は後編で、、、!