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チャートパターン |【テクニカル分析】

今回はチャートパターンについてお話していきます。
相場と今後戦っていく上でこちらも大事なこととなりますので覚える迄何度も動画を見返して行ってくださいね!


■ チャートパターンとは


FXにおけるチャートパターンとは、テクニカル分析の1つで、チャートに現れる特定の「型」のことです。

この形を見つけることができれば予想立てをしやすくなりトレードの形を作っていくことができるようになります。

チャートが形成する型

◆ 2つの種類に分けられる

・反転パターン

リバーサルフォーメーション

・継続パターン

コンテニューフォーメーション

今後狙うトレンドが反転するのかそれとも継続するのかを見極めることも
このチャートパターンというものを理解すると読み取りやすくなります。


では、反転パターンと継続パターン毎に説明していきますね!

■ 反転パターン



■ ヘッド&ショルダーズ


三尊(さんぞん)・逆三尊(ぎゃくさんぞん)といわれる形です。
これが形成される理由としては三尊の場合高値更新ができずにトレンド転換をしていく際に発生します。 


特に相場の転換なので見ている時間軸の最高値付近で発生すると転換タイミングとして機能しやすいです。レンジ中の三尊はダマしの可能性が高いのでその場合は根拠が薄くなります。

〇マークのPOINTで
売買のタイミングは緑の水平線をブレイクするタイミングとロールリバーサルをして戻り売りを仕掛けるタイミングです。 

右:三尊                左:逆三尊



■ ダブル

ダブルトップ・ダブルボトムといわれるのがこちらになります。
同じ価格帯で止められて逆方向にトレンド転換する際に出ます。


こちらが形成する背景として一度下へチャレンジして再度同じ価格で下げをチャレンジ。
下が買い圧が強く、前回の最安値を超えれず上昇に転換をしていく際に発生します。

こちらも〇マークがある緑色水平線をひいたネックラインをブレイクした際と押し目をつけた際がエントリーPOINTとなります。利益を狙う目標値は図のようにダブルボトムの最安値からネックラインまでと等倍の幅を狙っていきましょう。

上:ダブルトップ      下:ダブルボトム



■ スパイク(V字)


スパイクトップ、スパイクボトムというものがあります。
別名V字とも呼びます。

V字全戻しが起こると戻した方向への力が強いためその方向にトレンドが発生しやすくなることが多いです。

起こる背景として極端な買戻し、転売等がおこなわれることにより戻した方向にトレンドが加速していくためです。

ただしっかりとスパイクを形成するまでに飛び乗りエントリーをするとダマしに合う可能性も高くなるため見極めが必要です。

特に下位足だとダマし似合う可能性が高くなります。

上:スパイクトップ   下:スパイクボトム



■ 継続パターン


■ カップウィズハンドル


カップウィズハンドルは弧を書くようなカップの形を作った後、ネックラインでハンドルと呼ばれる部分でエントリーする順張りのチャートパターンです。

投資家心理としてカップの部分ではロング勢の含み損がたまっています。

それがカップを形成する際に含み損が±ゼロになった時心理としてはプラスにならなくてもいいからポジションを決済します。

含み損のロング勢の決済(ショート)と新規ロング、が重なりもみ合います。

しかしカップの弧を描いて下から押し上げてきたロング勢の勢いが強く上昇トレンド継続となり、高値を更新するという投資家心理がこのパターンには詰まっています。

カップウィズハンドル



■ トライアングル・三角保合


右:ロングブレイク          左:ショートブレイク


さんかくたもちあいと呼ばれます。
その中でも3つの種類があり、左からシンメリカルトライアングル、アセンディングトライアングル、ディセンディングトライアングルといいます。

レンジから時間がたつにつれ売り買いの拮抗が強くトレンドになるための力がたまっている際にこのようなパターンが作られます。ここではむやみに手は出さずに引いたラインをしっかりブレイクするのを待ってその方向にエントリーをしていくのが良いです。

・シンメリカルトライアングル
均等に拮抗しているためロング、ショートどちらに今後動いていくか見えないですが、この三角保ち合いが形成する前のトレンドを見ていくとより分析しやすくなります。
形成する前のトレンドが上なら、ロング継続する可能性が高くなるのでそういうところも見逃さないようにしていきましょう。

・アセンディングトライアングル
上値に水平線を引くことができ、安値は切り上げされているためトレンドラインを引くことができます。
買い圧が強く安値が切りあがっているため上昇抜けすることが多いですが、私は上値を3回目で抜けない場合はショートの警戒をします。

・ディセンディングトライアングル
アセンディングトライアングルの逆で安値に水平線を引くことができ、高値が切り下がっているためトレンドラインを引くことができます。

こちらも同様に3回目で水平線をブレイクしない場合はロングを警戒することをオススメします。

またブレイクまでずっとポジションを保有していると気疲れがしてきますのでピンポイントで狙えるように練習していきましょう!


■ ペナント、フラッグ、ウェッジ



三角保ち合いの類似系としてペナント、フラッグ、ウェッジがあります。
いずれもトレンド継続を示唆する形で形成前のトレンドを継続する傾向があります。
ペナントは三角保ち合いの小型版ですが明確な名称の識別の定義はありません。



■ボックス


右:売りのブレイク            左:買いのブレイク


ボックスは2本の水平線に囲まれた領域のことを指します。MT4では四角形のテキストを出すこともできるのでそちらでも代用できます。レンジを囲む枠のことをボックスと呼ぶと覚えてください。


■ 注意点


チャートパターン分析は、非常に有効な分析方法です。

しかし、1つのチャートパターンだけで勝ち続けられるわけではありません。

複数のチャートパターンを組み合わせたり、他のテクニカル指標を組み合わせたりすることでさらに信頼性が増しますので、これまで学習したことやこれから学習することを含め、複合的に分析する習慣を身につけましょう。


最後までご覧いただきありがとうございました。

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