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じゃあ4周年の話しますか


こんにちは、あんこです。

今、noteに今までの感想や考察を全て纏めようと、
溜まりに溜まったメモ帳を整理しています。
あと500件くらいある。果てしない。

で、その最中「実況グループ ナポリの男たち 4周年」の時に書いた記事が出てきまして。

当時の生の感想を闇に葬ってしまうのも勿体ないな〜と貧乏性が出てしまったので、ここに残そうと思います。

〜線以下の本文は2020年時点で書いたものなので、今となってはまたいろいろ変わってきてますが、
「当時こんなこと考えてた人間がいたんだな〜」ぐらいで読んでいただけると幸いです。

ではどうぞ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ナポリの男たち4周年。

蘭たんの「呪怨Part2は東京五輪までには上げたいです」というツイートにご冗談を^^と思っていたら、その時がもう目の前に迫っていた
(オリンピックは延期されてしまったが)。

時の流れは恐ろしい。
ちなみにVRホラーはいつ頃になる予定ですか??

4周年、あっという間だったような、長かったような。
夜会にて『ナポリがあと何年続くか?』というお題に対してhacchiが「4」、蘭たんが「10」と書いたあの瞬間を昨日の事のように思い出せる。

ネットの記録や記憶なんて実に儚い、思い出せるうちが花。
何となくhacchiの「今の自分が考えていることを忘れるなんて、夢にも思わないでしょう?」に背を押され、新規記事のアイコンをタップしたのだった。




※4年間の備忘録
※個人の感想です

グループ結成時の衝撃


ナポリを、というよりも蘭たん、すぎる、hacchi、shu3の4人がグループを組むと知ったきっかけは新規プロジェクト。

この時点で私は蘭たんしか追っておらず、すぎるはMOTHER2と魔界村だけ視聴済、hacchiとshu3は恥ずかしながら無知だった。
そのため「グループを結成します」と言われた時も、蘭たんってすぎる以外にグループを組めるような関わりのある実況者いたっけ?という状態。

そしてメンバー発表。
コメントの異様な盛り上がりから、もしかしてとんでもないメンツなのでは…ということは薄々察した。

そして今や伝説の決起集会。
正直なところ配信を聞いていた時の心境は


このグループ大丈夫?


ずーーーーーーーっと胃がキリキリした。
血で血を洗った?こいつめと思ってた?放送前日に喧嘩した?仮にも一緒に動画を撮る仲間ですよね

蘭たんの視聴者としてはよそ行きモードにホッとしたり逆にむむ…となったりしたが、こんちゃーす!始まりや腐女子弄りに、グループにそのスタンスを持ち込んで大丈夫なのか!?と微かな喜びを感じると共に心臓がドッッッとしたり。

さらには、急にコメントに怯え始めるすぎるに、突如過去の暗闇を見つめるhacchi。
上手く噛み合っていないというか、各々が握ったボールを自分の得意な球種で投げ合っているような、正にドッチボール状態。
グループってキャッチボールを楽しむものじゃなかったっけ。

だから本当に、ほんっっっっっっとうにshu3の存在に心の底から感謝した。
振られても最初戸惑いつつ応えてくれて、凄く笑ってくれて、そっと場を取り持ってくれるような柔らかい相槌を打ち、そして何でもノッてくれる。
あの配信を聞いて「大人だな」と思ったのはshu3だけだ。


そしてグループ名決め。
ここの「どうにかしてペニスに出来へん?」で、初めてこの配信で声を上げて笑ったと思う。
しょうもなさとくだらなさとそれでいいのかと。

だがこの時にケラケラ笑っている蘭たん、すぎる、shu3に対して、1人特に反応していないhacchiに気づいてまたヒェッとなった。
配信中に4人全員が揃って笑ってるところあったか…?と。
この4人全員の「面白い」を擦り合わせるのってかなりの高難易度なのでは?と。

と心配していたのに、全員がナポリの男たち推しを滲ませていたのを見てそこは纏まってるんかい!と心の中でズッコケたのは内緒の話。

ちなみに自分の推しは、正直 "ナポリの男たち" ではなかった。
というのも、陰の集団が「女子はナポリが好き」「オシャレ」さを狙って作ったこの名前が "ナポリの男たち" という絶妙なダサさに繋がったのが、なんか…面白!と思ってしまったのだ。(ごめん)

が、もはや4人の中で「ナポリの男たち」が割と確立していること、他の名前で今後ずっとやっていけるのか?割と出オチなのでは?という観点から、結局無難なナポリの男たちに投票したのだった。
今となっては「これでよかったな」と、グループ名が表に出る度に痛感する。


とまぁ、決起集会時点では、4人がどういった動画をあげるか検討がつかない、またグループだと蘭たんの尖った良さが平らにされてしまうのではと思ったことが主な理由で、グループとしてのナポリの男たちにはどちらかというと不安を抱いていた。


だが、

・ある意味他のグループとは一線を画した雰囲気
・過去の個人生で「最近なんだろうな、楽しくないっていうかね〜。この楽しくなさを払拭できる何かがあればいいな〜」と零していた蘭たん
・「面白い動画を撮りたい」という結成理由
・「腹痛てぇ〜w」と朗らかに笑う蘭たん
・グループ実況(仮)EDテーマがドツボ


これらを踏まえて、"蘭たんは蘭たんだ" と強く認識したこと、個人とは違う蘭たんが見れそうだと思ったこと、単純になんかこのグループ面白そうだな…と興味を持ったことが決定打となり、ナポリを応援しようと決めたのだった。


変化する動画、変わらない軸


決起集会の翌日、初投稿である卵追いかけおじさんが投稿された。
前日から気が気じゃなかったが、少し心を落ち着けてから再生ボタンを押した。

正直なところ、初見は「あ〜〜〜〜なるほどね…」という気持ちだった。
こう思った原因がなんだったのか今なら分かる。これは


この動画がナポリの男たちとしての一発目でいいのだろうか?


という何とも言い難い不安だった。

注目度がかなり高かった、恐らくランキングにも乗る、そしてランキングに乗れば多少なりとも初見の人が入ってくる。
その際に4人を、ナポリの男たちの結成経緯を何も知らない人が見た際に「面白い!」と思ってくれるのかと、そういった誰目線な不安を抱いたのだ。
自分にはもう4人への初見の目は持てないから。

さらにどちらかというとYouTube寄りの編集盛り盛りのサムネや編成、テレビ番組のような動画構成。
これがニコニコで、さらにナポリの男たちというグループで受け入れられるのだろうか?と。

怖くてコメント非表示で見ていたのだが、これは…と思いチラとコメントを覗くと、まぁ賛否両論。
いや、所感では"否"の方が多かった気がする。


ナポリは4人それぞれが自分のスタイルを既に確立していて、元々個人の4人を大好きな視聴者がたくさんいた。
個人のファンとして、〇〇の良さが消えている!!というコメントが多かったな…とチクリと心の古傷が痛む。
そしてそのコメントを完全に否定出来ない自分にも落ち込んだり。
この時点では動画を見ても、「周りにどう評価されるか」とどこか怖々と謎目線で見てしまう自分がいて、ナポリの動画を純粋に楽しむことが出来なかった。



だがその約1ヶ月後、後々ナポリで初のミリオンを取ることになるポケモンGTAが投稿された。
サムネを見てどんな動画なんだこれは…と思いつつ再生した。
そして、気がつけば笑っていた。

次回予告まで見終わった頃には、卵追いかけおじさんを見た時から抱えていたモヤがいつの間にやら晴れていた。

「ああ、ナポリはこういうことをやりたいんだ」と腑に落ちたのだ。
同時に「ナポリは研磨出来る人達なんだ」と。

自分たちが作れる動画を分析して、面白さを追求して、毎回ここまで練って練って丁寧な動画作りが出来るなら、ナポリの「面白い」は信頼できる。
そして今まさに、見せたいものをどう動画に落とし込むかを模索し、それぞれの面白さを擦り合わせ掛け合わせ "ナポリ" という個人とは違った面白さを生み出そうと、邁進している時期なんだと。


なんだ…めちゃめちゃ面白いじゃん!!!!!!!!!!!!
動画も、コンテンツとしても!



この気持ちは企画会議1回目で確信に変わった。
そう、まさかの波形実装である。
ありそうでなかったとすぎるは言う、みんな思いつくとhacchiは言う。
だが "ありそうでなかった" ものを見落とさず、かつ実用まで繋げるというのは簡単そうに見えて本当に難しいことだ。
個人的にはすぎるのあの盛り上がり、首がちぎれる程分かる。

当時実況歴平均7年の、ほぼ他人だった人達が、新しい「面白い」を生み出すために、実況というカテゴリに派手な動きが無かったこの時代に結束し挑戦しようとしている。
しかも自分たちが「面白い」と思える動画を、既存の形に甘えることなく新しいものを生み出し続けている。

頭では分かっていたが、それを痛いほど思い知らされて、よりナポリの男たちにのめり込んでいった。
だが、GTA時点では卵追いかけおじさんよりも賛否の割合が同等になったとはいえ、意見が真っ二つに割れていたのも事実。


ではどこで「面白い!」という声がより大きく聞こえるようになったか?
個人的には、初めてコンスタントに投稿されたシリーズ物、Arkだと思っている。
今までの2作の企画系とはまた違う実況動画。
これを見た時はもう…感無量だった。


明らかに、明らかに仲良くなってる…!
しかもめちゃくちゃ面白い!!!



今まで企画物でやって来たのに?と最初は不思議に思ったのだが見て納得した。

こういう動画が取れる程度には距離が縮んだのだ。
むしろ単純な4人のやり取りが動画を彩っていて、より面白いなと思えるレベルに。

Arkは本当に多くの人が絶賛していたと思う。
ほとんど否の意見を見なかったと記憶している。


この後も、

濃いストーリーとバグの夢のコラボレーションを魅せたホラーマリオ
初めてのコンビ企画物フライパン戦法
名曲を生み、他3人が見守る挑戦シリーズの先駆けとなったマリオ64
仲が良くなったからこそ撮れたのであろう初の4人対戦アサクリ鬼ごっこ
プレイヤースタイルを毎回変えて新鮮を見せ続けてくれた呪怨
本人たちも驚くぐらいにワイワイと実況しているHFF
本体ごと輸送して同じ島に住むというデジタル社会もビックリなどう森
ガチ笑い、ギスギス、まさかのオチも楽しめる鹿狩り
予想外のドラマが生まれたほのぼの丸太輸送
カオスが止まらない4人協力実況オクトダット
編集に力が入った様々なコンビでの対戦が見れたスプラトゥーン
ナポリを知ってるからこそ面白さが増す、まさかの2人のコンビ実況リムワールド


その時その時の面白いをくれたナポリの男たち。



だけど何故だろう。
2018年頃だろうか、何かモヤ…とした気持ちを持つようになった。
それは

昔と動画の傾向が変わったな…?
初期のような動画はもう見れないのだろうか…?

という、何とも言えない寂しさ、落ち込み、少しの諦念、そしてそう思ってしまう自分への嫌悪感。

そのモヤモヤとした気持ちが言語化できたのは、チャンネル放送の#59を聞いてからだった。


すぎる「ちょっと思ったんは、最近ねちょっと仲良すぎるなとは思ってたね。めっちゃ喋るやん!」
蘭たん「ナポリも気が引き締まるのかもしれない。最近のダラっとした雰囲気を打開できるかもしれない
hacchi「浮かれちゃうじゃないですかどうしても。楽しいことがあると」


ああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜と空を仰いだ。
私が感じていたのはこれだ、と。

当たり前だが動画を撮っているのはこの4人だ。
人間だしコミュニケーションを取っていれば関係性も変わる、それに伴って動画のノリなどもどうしたって変わってくる。
そこの緩さというか、隙の多さに以前のナポリに惚れた私は小骨が喉に引っかかったような、小さな違和感を覚えていたのだ。


そして少し飛んで、チャンネル生放送#81での動画振り返り。
ここで、私のモヤに決着がついた。

蘭たん「俺らの4人の個人って凄いコアな視聴者っていうか、こうあるべき!みたいな思考がね。
そういう視聴者が多いと思ってたから、俺は特に。
俺らのことを今まで見てた人が見たらえっ何これ?って思ったと思うんだけどあれ(=卵追いかけおじさん)。
でもあれは初めてナポリ見た人がこれ面白いじゃんって思って欲しかったのよね」

shu3「結構こんな変化してる、4人組ってなかなかいないんかなと思うんで。
動画の内容?というかやり方?かなり変化してるじゃないですか、毎回」

shu3「変わり続けることが」
蘭たん「大事だからね」
shu3「大事だと思うんでね」

ナポリは変化を好意的に捉えるグループだ。
「ワイワイとした動画は撮れない」という前提の元での試行錯誤だった初期と、本人たちが「仲良くなった」と発言する程度には距離が縮んだ今とでは、選択肢の豊富さが違う。

今は仲良くなったことを武器に動画を作ることが出来るようになった。
だったらその実績解除にて選べるようになった条件を、変化を恐れてみすみす見逃す男たちじゃないのだ。
ナポリは変化し続けたからこそ、その時々で新たにツボを刺激された初見の方が視聴者となって、今尚大きくなっているのだから。

面白ければずっと続けると思います
1周年配信でshu3はこう語った。
マンネリとは恐ろしいもので、面白いと思ったものでも同じことを続けていれば飽きてくる。
だからこそ "面白いと思えるうち" というのは難しいし、常に探求が必要だ。

それを今までずーーっとやってきたのがナポリの男たちだった。

胸がすとんと落ちたような感覚だった。
そもそも私は実況は見る側しかやって来なかった人間な訳で、投稿者でもない私が辿り着いた違和感に、あの古参4人が、エゴサの鬼たちが、動画に向き合い頑張ってきた4人が、気がつかない可能性は極めて低い。
彼らはきちんとアンテナを張っている、私が不安に思っていることは彼らも考えている、そう再認識させられた。
それからは、変に胃を痛めることは無くなった。


YouTubeに進出するとなったあの日も、そりゃあいろいろ考えた。
以前の仲の良さとはまた困難のジャンルが違う、自分たちが戦う場所そのものを変えようというのだから。
だがこれだって、今までの挑戦によって辿り着けた、いわば新たな道への地続きの挑戦だ。

実際問題、卵追いかけおじさんの時のように、
ポケモン4色対決やMAN OF MEDAN等を見て感じることはいくつかある。

だがナポリの変化を取り入れるスタンスは変わっていないと思えていたので、以前と違ってそこを含めて楽しみに出来るようになった。
その後投稿されている動画のジャンルや字幕、サムネの試行錯誤を見ていると、特にそう思う。

様々な面で先駆者になる4人だからこそ、その一挙手一投足に心がざわつく時も度々ある。
「以前だったら…」と考えてしまうこともある。
が、それ以上に毎回笑いと刺激を与えてくれて、新鮮な初めてを見せてくれて、心を揺さぶってくれるナポリが好きなのだ。

最近は全員がその場に集まって収録する動画も増えてきた。
今後も挑戦できる動画の範囲はどんどんと広がっていくだろう。
ナポリの発想や着眼点、技術力の向上心等には毎回驚かされっぱなしだ。
彼らが彼らである限りは、恐らくずっと追いかける。
動画はもちろん、その基となっている彼らの変化ややりたいことをこれからも楽しませてもらう、ワクワクワクワクッ!!!!!!!!!!


今や肛門も舐めれるが


ナポリの男たちの4人は、実況を始める前から友達だった訳でも無いし、過去に共に動画を撮っていたことも無い。
あくまで私は、面白い動画を撮るという目的のために、ある種利害関係が一致した関係性だと認識していた。
結成してから初の放送でメンバーが他メンバーの過去の確執に触れることある?あったら教えてください

だが、初めてあれ!?!?と思ったのはドスファンゴ上映会。
それは

hacchi「友達じゃねぇのかよ…」
「俺は?友達じゃねぇってこと?」


ここ。
個人的には、hacchiが!?!?ナポリを!?!?友達!?!?と六法全書を後頭部目掛けてフルスイングされたかのような衝撃だった。

すぎるは分かる、緊急決起集会でも散々語っていた通り、ナポ男の雰囲気も良くしようとしていたから。
だが当時はhacchiの過去動画も巡回出来ておらずキャラも掴めていなかったため、友達……?そう…………とボーッとした頭と熱くなった体の温度差で普通に風邪引きそうだった。

この小さな「あれ?もしかしてこの人たち…徐々に?」案件に触れた翌日に投稿された、Arkを見た時に確信した。


絶対仲良くなってる


今となっては笑い話だが、それまでは配信や放送の度に「解散か?」コメが付くぐらいには、4人の音沙汰も無いし、絡みもなかったのだ。
(まぁ本人たちはその間もずっと動画を撮っていた訳だが)

さらにArk投稿中、チャンネル放送も始まった。
以前より仲良くなったなと感じていたとはいえ、安心して聞けたか?と聞かれるとそれはNo。
初めての生放送 #2ラップバトルの日はソワソワしすぎて作業が手につかず、時間の流れが非常に遅く感じた。

いざ放送が始まると、
hacchiの「蘭たんが言うんだからそうなんだろうな」や、
グッズを作りたがっているshu3、
企画に不安を覚えるhacchiとshu3に「大丈夫大丈夫」と声をかける蘭たん、
hacchiの「蘭たんの優しいところが見たい」に「今日ちょっとチラチラ見えてたけどな」と返したすぎるに衝撃を受け。
そして企画を終えてからの

蘭たん「ナポリの悪いところでたね今回」
すぎる「出たな」


で、何故かジーンときてしまったのだ。
各々が噛み合っておらず「え?」というほわ…ほわ…とした空気が多々発生していた初期から、
"ナポリの悪い所" を各々学んで改善案を出せるようになる程度には自分たちを見つめてきたんだな、今までもこれを繰り返してきたんだな、と感じてしまったのだ。

だがこんなの序の口だった。
放送や配信を重ねるに連れて、そういった件がどんどんと増えていった。

例えば、"雑談" では
※緊急決起集会
shu3「雑談をします?」
hacchi「雑談をします?って俺達どんだけ仲良くないんだよ。雑談に前置きいるってやべぇな」

           ↓
※クリスマス恋のかま騒ぎ2017
蘭たん「雑談でもたせようなんてなかったわよ」
           ↓
※2019年3周年配信
すぎる「30分雑談しそうな雰囲気やねんけど」


"LINE"では
※緊急決起集会
すぎる「あまりにもね、最近のね、LINEでナポリの男たちの雰囲気が悪すぎると思ってさ」
「こんな雰囲気の悪いグループないで」
「全然雑談とかせぇへんやん。誰か一言でも日常のこととか言った?LINEで」
           ↓
※チャンネル生放送 #22
hacchi「全員すげぇ真面目ですよLINEでは。誰かがちょっと軽くボケてもみんなスルーするじゃないですか」
           ↓
2017-12-07 Twitter
蘭たん「本人に直接言うのもアレなんでここで言いますが、shu3が最近このスタンプを気に入って使ってるのが新妻みたいでキモい。」


shu3「蘭たん「OK果樹園」」


          ↓
※チャンネル生放送 #59
蘭たん「確かにスタンプとかも凄い多い最近。昔はもっとこうOK、はいとか分かりましたやっときますとか、そういう空気感だったと思うんだけど。今もうゆるゆるだから」


"友達" では
※ボツ動画「ドスファンゴを一歩も動かずに倒す男」上映会&新作告知
すぎる「俺らは見たけどなshu3の猫」
shu3「まぁまぁ…知り合いには」「メンバー!」
hacchi「友達じゃねぇのかよ…」
            ↓
※チャンネル生放送 #53
hacchi「未だに俺たちのこと友達だと思ってないもん」
shu3「何年前の話ですかそれ」
            ↓
※2周年放送
shu3「友達んちで夜中までゲームやるの何十年ぶり」


"4人でのゲームの雰囲気"では
※決起集会
hacchi「わいわい4人でやったとしてもそういうのは違うんじゃないかって。難しそうだなと考えてたんですね」
すぎる「実際やってみた時に全くワイワイできなかったよね」
            ↓
過去に出来ないと語っていた垂れ流し配信をまさかの24時間実行した1周年配信
            ↓
※HFF Part1 投稿ツイート
蘭たん「4人ともよく笑ってます」
            ↓
※チャンネル2周年配信
蘭たん「楽し〜これ!4人で行くと楽しいね〜!」
            ↓
※夏休み生配信 64ゲーム祭り
蘭たん「もう4人で集まるの慣れた、新鮮味がない。もっと違うことしよう キャンプとか」

といった具合だ。
他にも本人たち自身が「仲良くなった」と話すことが増え、チャンネル生放送 #59 に至っては
すぎる「ちょっと距離をな、取っていこうあえて」
と言い始める始末。


さらに
蘭たん「週1.2で話すし仲良いんじゃない?でも動画の事しか話すことない、プライベートなこと全然知らない。プライベートについて話すことなくない?」

と話していたのが、誰かが昼ご飯やら美容院やら極めてプライベートな話をし始めた時に「あ〜言ってたね」と返す頻度が増えたり…

顔合わせだけに飽き足らず一緒に飲みや買い物に行ったり、髭剃りだの電動歯ブラシだのを布教し合い同じものを買ったり…

これには過去の「ホモもっと来い!!!」もタジタジ。

生放送を聞きながら毎回毎回「初期はあんなんだったのに……」と飽きもせず衝撃を受けている。
ちなみにこの癖は未だに直せそうにない。


何が言いたいかというとナポリの男たちは、知らない人同士…というより知っているからこそ何かしらかを抱えていたり抱えていなかったりした大の大人達が、
同じ目的に向かって切磋琢磨しながら少しずつ互いの仲を深めていく、

その過程も楽しめるという二度美味しい面白さがある。

底なし沼か??と思うぐらいには陰エピソードを永遠に出してくる4人が、今実況を通じて集まって仲を深めていく様子に、様々な意味で元気や活力を貰える。

グループの空気感、距離を測りかねている時の雰囲気というものは、その時その時にしか出せないものだ。
初期の頃のハラハラドキドキは忘れられないが、それを知っているからこそ今馳せられる思いもある。

しかもリアルタイムで追っている時だけでなく、また数年後に見直した時もまた違う趣を感じることが出来る。
さらにイベント開催時等はそれが顕著に見えるため、見ている側も正に青春のおすそ分けを貰っているような、あったかい気持ちになれるのだ。
そういったヒューマンドラマを目撃出来るのも、ナポリの面白さであり良さだろう。


#63 では
蘭たん「ナポリの4人は〜…まぁ…だってぇ…うーん…分かんない」
「だってなんもやってないもんドラゴンボールで言ったらまだ3巻とかだよ」
「あの頃の悟空とかプーアルとかあのへんぐらいの仲じゃない?」


と言っていたが、いろいろなことを経験した今はどこまで来たんだろうか。
ピッコロを魔封波で封じ込めたところぐらいまでは来たのだろうか。

このままいけば本当に「いつか行きたいねナポリ」を実現しそうで怖い。
何で?と言われると、この感情を全く言葉で表せないのでむむ…としか言えない。


というかチャンネル生放送 #52で
蘭たん「絶対にこの4人でカラオケ行きたくない」
だったのが、#79では
蘭たん「死ぬまでにナポリで1回くらい行ってもいいかなぁ」
になってるぐらいなのだ。
チャンネル生放送の回数が倍以上の#166にもなる現在、そしてこれからはどうなるのか、もはや予測不能。

もう何もわからない、どこへでも行け、どこまでも行け、シアトルでもナポリでも世界に羽ばたいていけ
(お前誰???)


多くのイベントによるダム決壊


グループ実況の歌(仮)の
蘭たん「動画上げても何にもならない」
「4人の楽しみ動画しかない」
「ああ 実況なんかやらなきゃいいのに」


チャンネル生放送 #63の
すぎる「俺たちこれから!まだまだやで!全然 だってなんもやってないもん俺ら4人」

こんなことを話していた人たちが、

リアルイベントを開催して、
それがまさかの展示会で、
念願のLINEスタンプを発売して、
週刊少年ジャンプのハガキに名前が掲載されて、
リボンで愛たっぷりに紹介されて、
ファミ通で特集されて、
リボンで企画のコミカライズが掲載されて、
FF7RのCM出演まで果たすとは。

ここではあくまで去年〜今までのイベントに限って書こうと思ったが、それでもこの密度である。
そりゃこっちだって情緒不安定にもなる。

これだけイベントがあったのに、もうナポリテンから1年経ったと、まだ信じることが出来ない。


重大発表をすると言われた時の心労も
その後のしゅなまで安堵したのも
展示会やりますと言われた時の困惑も
キービジュアルやロゴを見た時の感動も
チケットが抽選に変更となった時の阿鼻叫喚も
回線が激混みし画面を永遠連打したチケット申し込みも
阿部寛のHPもビックリの軽々な初期HPも
comming soonも
グッズが発表される度に準備数を心配したのも
巾着入りお菓子も
パスラーお面を突きつけられた時に腹を括ったのも
突如発生したアフロ事件も
ファミ通記事を見た時に感情がごちゃごちゃになったのも
チケット当落発表時の混沌を煮つめたTLも
岡崎さんのパネルの衝撃も
全米が泣いたスタバさんの心優しい対応も
当日券に歓喜に湧く540円も
笑顔や笑い声が耐えない会場も
予想以上に早くグッズが完売し本当に嬉しかったのも
大阪ナポリテンが決定した時の喜びも
グッズの事後通販が確定した時の狂喜乱舞も
横浜でのあまりにシュールなプチナポリテンも


ぜ〜〜んぶ1年近く前。
時間の概念が崩壊している。


初めて「展示会」をやります!!と言われた時は、イベント嬉しい!!という喜びでも興奮でもなく、「展示会…?」という困惑だった。
本人たちは表に出てこないだろうしそもそも実況者だし…と何を展示するのかさっぱりだったからだ。

この疑問はほぼ解決されないまま、チケット戦争が勃発した。
画面を無心でタップし続ける私を見た友人が放った「実況グループが何を展示するの?」を耳にした時のフラペチーノの味が忘れられない。

おっさんが首に巻いてた布しか確定していないです!!!

とは言えず、「何も確定していないのに満身創痍になってでも展示会に向かう視聴者そのものが狂気の鑑賞物かもしれない」と返すほか無かった。

ちなみにこの疑問は実際に会場に着くまでほとんど解消されることは無かった。
冷静に考えるととんでもないぞ。


ナポリテンそのものが楽しかったのは大前提として、準備段階でも様々な出来事があった。
特に、その時その時の男たちのやり取りが印象に残っている。
展示会をするにあたってのすれ違い(という程でもないかもしれないが)ややり取りに頭を抱えたり、4人が大変ながらも楽しそ〜〜に準備している様子や、3周年配信でグッズを見て「可愛いなぁ…」と零すshu3を見ていや…本当によかったな…という気持ちになったり。


というのも、"ナポリの男たちで何かやるぞ" という伏線はチャンネル生放送等で以前から張られていて、その度にざわ…ざわ…としていた。
今になってその部分を聞き返すと、胸が熱くなる。

チャンネル生放送 #80の大阪旅行記の際にチラッと触れていた

shu3「ちょっと用事があったんですよね4人の」
hacchi「あれのことね」
蘭たん「ちょっと今やってることがあって」

を見返して、こんな冷静に話してたけど例の連絡をいただいた時は本当に心底喜んでたんだよなぁとニッコリしたり。


#102の
すぎる「あのね、ちょっともう感覚麻痺してんのよね。幸せすぎて。ずーっと。ずーっと甘いショートケーキ食べ続けてる状況なんよな。
だから、そんな所にクッキー出されたところで、なんかもう…食べる気もせぇへんやん」
「それはもうナポリの男たちですよ!楽しい楽しい もう、ね」
「高校生やで俺ら今!こんな青春を取り戻させていただいてね 本当…青春やでこんなん」
「っていう意味ではホンマにしみじみと幸せやと思うけどな」


で憶測が飛び交っていた部分、これがまさかのナポリテンのことだったと理解して心がギュッとしたり。


決起集会にてすぎるが「全員個人で実況やっていくつもりでも全然あるから。そっちがメインやしやっぱり」と語っていたように、ナポリはまず個人があってのグループだった。

そのナポリで、グッズを作ってみたいと語っていた過去の蘭たんの願望や60歳ぐらいでグッズを見て思い出したいと語ったhacchi等…
人生においても大きなイベントだったのだなという気持ちを持つと同時に、グループを通じて個人の夢が叶っているのが本当に本当に本当に嬉しかったし、よかったなぁ……と。
語彙力がないのでよかったなぁしか言えない。

こう言ってしまってはなんだが、話を聞いている限り男たちが学生時代等に文化祭で盛り上がっている図がどうしても想像出来ないのだ。
文化祭でダンボール被ったまま誰とも話さずにいた人もメンバーにいるぐらいだし
その4人が今、あんなに楽しそ〜〜〜〜に準備するところを見たら、もうワッッ!!!となってしまった。

東京・池袋マルイで開催されたナポリテン、17日間で1万7000人もの人数が来場したという。
当初男たちが想定していた人数が2000人。
そう考えると、よりしみじみとおめでとうという気持ちになる。
多くの方々の力もあって、大団円で幕を閉じたナポリテン。
本当によかった。凄い、凄い。

まだやってみたいこともあるとのことなので、今度はその時を楽しみにしようとグッズを眺めている所存。
目指せ武道館、出来れば解散は無しの方向で。



こうして追加公演の大阪ナポリテンを見届けた後、流石にかなりの虚無を覚えた。
1年以上男たちがずっと力を入れてきた初リアルイベントであるナポリテンが大団円で終わったのに感慨を覚えたのは勿論本当のことだ。

だが、同時にその反動が一気に来た。
暫く寂しくて、ことある事にグッズを眺め当選メールやスクショした未使用のチケットを見返してはスン…としていた。

だがナポリテン終了から約1ヶ月後

リボン増刊号のHPにどす恋が載っているという情報が流れてきた

正直ナポリの活動でここまで頭の中が「?」で埋まったことは無い。
まさかのどす恋漫画化、まさかまさかのあのリボンで掲載である。
原作 : ナポリの男たちの浮きっぷりと面白さある??

確かに、その半年近く前に、香純先生がリボンでナポリの男たちを紹介してくださった時があった。
それを読んだ時も「この方本当に好きなんだな…」と圧倒されるぐらい、文字やあたたかい絵に気持ちがこもっていた。

だがまさか、漫画化なんて、そんな………

リボンの公式アカウントにも、漫画化記念 #80 無料公開ツイートがリツイートされ、あぁそんな女児たちにそんな…!!と謎に慌てたのを覚えている。

さらにリボン発売後初に投稿されたPart1の動画がトロである。
爆撃が止まらない。
それはもうおい!!!!!!!!!と叫んだ。
どす恋からナポリに入った架空のリボンっ子を心配し、その虚無感に1人で虚しくなったりしたのだった。


で、結局リボンはどうしたか?というと

買った。
まぁそれは買う

人生で少女漫画を買ったのは1度だけ。
さらに今は成人済み、ハードルは2km近く高い。
実際に本屋に着いた時は、人目を気にして少し躊躇したりした。

しかも最終的には見つけられず店員さんに場所を聞いた。
今にも膝裏が震えそうだったが、
こちとら公共の場でパスラーお面被った人間なんだ
と自分を奮い立たせながら会計をした。

その後無事(?)帰路についたものの、なかなか読む覚悟が決まらなかった。
が、意を決してページを捲った。
元はおっさんの女の子たちが、それはそれは可愛らしい愛たっぷりの絵で描かれている。

表紙からチャンネルネタが豊富すぎてずっと眺めていたり、
「540円改め550円」という配慮に胸を打たれたり、
まさかの杉岡先生登場で声が出たり、
やえちゃんのご飯の容器がジップロックで感激したり、
しゃあ〜しゃしゃがさりげなく使われていて流石すぎる…と尊敬したり、
机に並んだ4つのカレーを見てもしや…?と思ったり(これは考えすぎかもしれないが)

あそこまで漫画の1コマ1コマを凝視し、1ページ捲る度に休憩を挟んだのは初めてだ。
あまりに可愛らしくて嬉しくて、香純先生にこっそりとお便りを送らせてもらった。
香純先生すぎる先生、素敵な作品をありがとう!!!!!

…と余韻に浸っていたら今度は

まんが動画としての「どす恋!」フルverが公開された

4人の声当てがどこか必死で探しながらも、恥ずかしさで失禁しそうだった。
これに関しては敢えて言うまい、気になる人はYouTubeにまだ動画が残っているので見て欲しい。



そしてFF7RのCM。
これも突然情報が舞い込んできた。

頼む男たちよ、心の準備をさせてくれ

頼む〜〜〜ツイートでも告知配信でもいい、なんならチャンネル生放送先行とかでもいい。
イワシの心臓が潰れてしまう。
ナポリ、本当にそういうところある。

初めて見た時は感情が洪水のように溢れてきて、もう全然集中出来なかった。
その後も緊張なのかなんなのか、自分が抱いてる感情は分からないがCMの動画を見ることがしばらく出来なかった。
兎に角自分の動悸を落ち着かせながら手汗びっちょで見た。

薄々察していたとはいえ、あの4人がまさかの "本人" たちだったとツイートで察し頭を掻きむしり。
4人が集まって一緒にゲームをしているというシーンをゲームCMを通じて初めて目にしたんだから、この感慨深さと言ったらない。
特に、ゲーム関連で世に出たというのが本当に本当に本当に嬉しくて。

CMになると目を離してしまいがちなテレビだが、逆にCMを見るためにつけっぱなしにしたのは初めてだった。
ナポリテンでは青春の一欠片を貰ったが、ことCMにおいてはもう…夢を見せてもらっているようで。

だがこれも例に漏れず、CM後初めて投稿された動画がまさかの『どこでもいっしょ スズキ編』である。

いいのか!?!!それでいいのかナポリの男たち!!!!!

しかもFF7Rの実況も発売日には投稿されないという…
たまに男たちが本気で分からなくなる時がある。
本人たちがいいなら全然いいが。


チャンネル生放送でのCM撮影の舞台裏もニコニコしながら聞かせてもらった。
正直なところ、CMはあまりに衝撃的すぎて既に当時の記憶が現実ではなかったのではないかという不安にかられる。
そして不安になりツイートを見返して夢じゃない…と高揚する、こんな日々だ私の毎日は。



4周年おめでとう


「この4人で面白くなる絵が見えない」と切り込んだ蘭たん
一緒に動画撮ろうと誘われてもなかなか首を縦に降らなかったすぎる
「適当にワイワイ撮ってはい完成!って感じならグループ断ろうと思ってた」と語ったhacchi
「面白いと思えるうちは続けます」というスタイルのshu3

この4人が今や、

蘭たん「すぎるがいなくなったらナポリ終わる」「hacchiがいないとナポリの配信じゃない」「うちのshu3」
「(占い)ずっと覚えてるんだけど。ガチで揉めたら嫌じゃんか」

すぎる「こいつらとしかやれないな」

hacchi「ナポリ誘ってくれなかったら今頃死んでると思うんで…」

shu3「やめないぞ俺はかじりついてでも」


にまでなった現在。
正直、4人にとってナポリの男たちがここまで大きくなるとは思わなかった。


蘭たんがグループを組む間もなく実況を完全にやめていたら?
すぎるがこのメンバーを誘わなかったら?
hacchiが仮免に受かっていたら?
shu3がティニスを上げなかったら?

小さな小さな偶然の重なりが、今やこんなにも大きなものとなっている。

すぎる「悪魔に言われんねん。実況始める時に悪魔が来て『友達を失うけど良いか?』って言って。で、始める事が出来るねん実況って。知ってた?」

悪魔との取引は、本人たちにとってプラスにもマイナスにも大きなものだっただろう。
あくまでナポリの視聴者としての私は、この悪魔に感謝している。


さらに

※GW特別企画 MOTHER2配信
蘭たん「自分に足りないスキルはさ、人に補ってもらえばいいじゃん。それを考えたら割と何でもできるなと思って」

これを聞いて、心が震えた。

まだまだだ。
まだまだ男たちは沢山の「面白い」を見せてくれる。
自分が持っていないものを見極め、人を頼ることが出来る。
これに気づけるのは、何においても本当に強い。
きっとこれに気づいた故の行動が、今回のTRPG配信なのだろう。
楽しいな、ナポリって楽しい。


気づけばこんなにもつらつらと書き綴ってしまった。
将来の自分ぐらいは感謝してくれるだろうか。


改めて、ナポリの男たち4周年おめでとう。
あなたたちだからこそ、今までもこれからも大好きだ。
これからも1再生数として見届けさせてもらいたいと思う。









それはそうと人間ドックには行って欲しい。


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