事前予想 ヴィクトリアマイル



・ヴィクトリアマイル

東京 芝 左回り 1600m  Bコース変わり 4歳以上オープン 牝馬限定
向こう正面入口、第2コーナーを回ったあたりからスタート。
最初のコーナーまで約540mと長い。
ペースは上がりやすいため、逃げ馬は残れないと読む。
東京競馬場らしい直線勝負となりそう。

先週のNHKマイルから、Bコースに代わる。
東京は直線が長いため、逃げ馬についてはやはり厳しいと考えるが、後方から一気の脚も届かない。
前目・中段からの先行・差しタイプの馬に注目したい。

・ナミュール マイル現役最強馬。
昨年のヴィクトリアマイル、安田記念は不利を受けて負けたため度外視。
後方脚質のため、内・中の枠で包まれると厳しい。)末脚は屈指のもの。
3着以内は固いと思う。
S+評価 
 
・スタニングローズ 腱周囲炎のケガにより休養明けの前走は逃げて8着。
本来の力を発揮できたとは考えにくい。
今回どこまで調子を上げてくるかだが、ケガ明けの上澄みよりも再発の可能性の方が高いと思う。
左回りの成績も考慮し評価は少し下げ。
B評価 
 
・マスクドディーバ スタートでゲートに激突した東京新聞杯は度外視。
むしろ致命的な出遅れからの巻き返しは高評価できる。
前走での最後の脚を考えればここは重い印。
S評価
 
・ウンブライル マスクドディーバとの力量差は着差以上に大きく感じる。
東京新聞杯は最後追うことをやめていた、阪神牝馬Sでは外を回して馬場の良い外を走ってもマスクドディーバに負けている。
B(+)まで。
 
・ハーパー 牡馬混合のG1では厳しいと考えるが、牝馬限定戦ならば見直しが必要。
ただ、適正距離は1800~2400と考えるとマイルは適正外。
C評価。
 
・ライラック この子は難しいところがある。オルフェーブルを父に持ちながら、長距離は苦手。直近好走した府中牝馬S、エリザベス女王杯を考えると直線が長いところが合いそう。
府中の1600mは適性があると考える。
不安点は後方すぎるポジション取りだと前までは届かなくなる。
A評価。
 
・サウンドビバーチェ 放馬でクラシック戦線を逃してしまった。
先行脚質は今回の想定にも合う+逃げ候補となりえる。
ただ、G1の超一級の馬たち相手だと力が不足していると考える。
C評価。
 
・コンクシェル 勝ち切れないレースを続けていたところから2連勝でこの舞台へ。
先行策がハマっての連勝で今回の舞台でも適性は合いそうだが、周りがかなり強化される。
B(+)評価。
 
・フィアスプライド G1初挑戦。
ただ、直線長い競馬場では一定の力を示しており、無視できる存在ではない。
また、鞍上ルメールが非常に不気味。
B(+)評価。

・テンハッピーローズ 常に着順以上に評価できるレースをしている印象だが、勝ち切れていない。
ソーダズリング、ナムラクレア、マスクドディーバとも大きな差のない競馬をしている。
ただ、善戦しているレースについては上記の強い馬たちの「叩き」のレースであり全力のG1クラス馬との力量差はあると考える。
C評価。
 
・モリアーナ 前走は横山典さんの素晴らしい騎乗でどうにか3着を確保。
適正距離は1800m~2400mと考える。
実力差がそのまま出る東京では分が悪いか。
B評価。
 
・ドゥアイズ マイル適性の高い馬だが、G1で通用するレベルには到達していない。
外人ジョッキーの力を借りて近走の好走が目立つが、鞍上に大きく左右されるため、ここは評価を下げる。
C評価。
 
※15頭賞金順。馬柱での高評価馬優先記載。

S+ ナミュール

S  マスクドディーバ
 
A  ライラック、
 
B スタニングローズ、ウンブライル(+)、コンクシェル(+)、フィアスプライド(+)、モリアーナ
 
C ハーパー、サウンドビバーチェ、テンハッピーローズ、ドゥアイズ


S+、S、A、B+3頭 3連複6頭ボックス


・京王杯スプリングC

東京 芝 左回り1400m Bコース替わり 4歳以上オープン
向こう正面入口、第2コーナーを回った少し先からスタート。
最初のコーナーまで約350mと少し短め。
ペースは上がりにくい+Bコース替わりで前が残りやすいと読む。
逃げ馬にもチャンスあり、中段より前目で競馬するタイプを評価したい。

・ウィンマーベル 右回りコースを得意としている。長い直線が苦手な可能性も高い。
前目につける競馬もするが、基本は後方からの競馬のためここでは評価を下げたい。
B(+)評価。
 
・トウシンマカオ 前走は馬場が合わなかったと考え度外視。
苦手な馬場の前走を考えれば、力は持っていると考える。
中段から中段少し後ろのポジションからの競馬を考えると、ここは評価を下げておきたい。
A評価
 
・ダノンスコーピオン 非常に怖い存在。NHKマイルではチャンネルトンネルで5着としっかりと成績を残した厩舎。
休養明けでも調教をしっかり積んでおり、鞍上によっては近走の不振を払拭する可能性は高い。
B(+)評価
 
・ソーヴァリアント 前走、前々走は馬場が合わず、3走前はスタート後に躓いたため、度外視。
前目で競馬するタイプでBコース替わりにも合う。
ナミュールに負けたが富士Sでもよい競馬をしており、チャンスはある。
G2クラスであれば、食い込んでくる可能性は高い。
A評価。
 
・レッドモンレーブ 東京巧者であり、昨年覇者。
中山記念の凡走があまりに不可解だが、馬の気分で走らせる横山典さんの考えを継いだ和生ジョッキーらしい凡走と言える。
ここで巻き返しに期待。
S評価。
 
・メイショウチタン 本レースの逃げ候補馬。
東京の1400mで2着2回3着1回と安定した成績を持っており、注目している。
ただ、逃げ粘りは難しく、踏ん張って3着までと読む。
B評価。
 
・リュミエールノワル 中京と東京の直線が長いレース場の1400mを3連勝でここへ。
前目の競馬で今回の馬場も合いそう。
斤量は重くなるが、ここはしっかり評価したい。
A評価。
 

S レッドモンレーブ
A トウシンマカオ、ソーヴァリアント、リュミエールノワル
B+ウィンマーベル、ダノンスコーピオン
B メイショウチタン
 
3連複7頭ボックス

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