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胆嚢摘出手術 入院1日目

初めての入院
初めての手術
初めての全身麻酔

何から何まで初めてで未知の領域
緊張もあるけど
もうここまで来たら楽しもうじゃないけど
こんな経験もできてラッキーくらいでいこうじゃないか
なんて思ってられるのも
リスクの高い珍しい手術じゃないから

はじめに受診した時のラフなあのお医者さんっぽくない先生も
執刀の外科の先生もこの病院を代表するトップクラスの先生だったこと

腹腔鏡手術のロボットがあって術例も重ねている先進的な病院だった

ホームページの感じと交通の便で選んだ病院だったけど、手術ありきで選んでもここだったなっていう病院に巡り会えてなんだかラッキーじゃん私

病室のことなんて考えてもいなかったけど
基本的に個室で
個室料金もなし
トイレも冷蔵庫も付いてて、テレビカードも無しで見れちゃう
なんて素晴らしい
今ってこうなの!?って思ったけど
この地域の他の総合病院は私が思ってるタイプの基本的に大部屋でカーテンで仕切る感じ
個室は個室料金でトイレまで付いてるなんて
贅沢部屋
それがこの病院の標準らしい
もう感動です

もともと便秘で環境が変わったり
トイレ事情で更に出なくなる私には
マイトイレがあることが本当に有難い
手術の緊張以外のストレスがすごく軽減される環境で涙がでるほど嬉しい

それでもドキドキして受付して
いざ病棟へ
広くて綺麗なお部屋に案内されて感激していると
看護師さん、先生、麻酔科の先生、手術室の看護師さん、レンタル品の業者さん
次にいろんな人が来て挨拶して説明
手術の説明はもしもの可能性の話もあるから
怖いことも言われるけど
同意書にサイン
麻酔のお話も同じくでサイン

明日は午後からの手術だから
それまでにする事は排便と0時からの絶食
10時以降の絶飲を守ること
手術前にシャワーの予約を入れて
あとは待つのみ

あっという間にお昼ご飯
初めての病院食
あー。これ。こんな感じだよねっていう食事
こういう減塩で粗食的な感じのが健康食なんだろうな
私の食生活見直さないとだなと思いながら美味しく完食

お部屋で全て完結してしまうから
出歩く必要もなく快適な空間
どこか痛いわけでも苦しくもなく
検診がなかったら今ものほほんと過ごしていただろう日なのに病院着を着て病室にいるだけで
なんだか大人しくなってしまう小心者

せっかくだからごろごろしてようかな
でも元気なのになんだか気が引けるな
明日の今頃は手術中かな
あと1日意外に長いなぁ
テレビ見る?映画でも見ようか?
この機に読もうと持ってきた本、今から読んだら終わっちゃうななんて思いながら
韓国ブームにかぶれた私が買った
〝1時間でハングルが読めるようになる本〟はまだ手付かず

晩ごはんも時間ぴったりに運んできてくれて
これが最後の晩餐ね〜なんて思いながら
ゆっくり噛み締めたりしてみた
薄味で質素だとは言っても
この料理を作るにはこれしてあれしてって
手間がかかってるのが分かる
栄養管理してバランスの取れた食事が食べられることに感謝
それに片付けまでしてもらえる
なんて贅沢

こんなにしてもらえて
安心して医療が受けられる事に感謝しかない
心配してくれる家族もいて
あぁ、私は幸せだ

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