【エギング】意識改革が必要! エギの沈め方
今日は初心者さんの意識改革が必要との事で、エギの沈め方について話していきます。
エギの沈め方についてはこれまで何度も話してきたのですが、初心者さんにとってはあまり優先順位が高くないようなので、そのあたりについても話して行きたいと思います。
登場人物
クロ:
今日もよろしく頼むね。
親父:
はいよ。
クロ:
今日はこれまで何度も話してきた【エギの沈め方】についてなんだけど。
【初心者さんは重視しない】
親父:
うん、そうだね。
どうやら初心者さんにとってはあまり【エギの沈め方】って重要ではなさそうなんだよね。
でも、俺はすごく重視してるんだ。
エギングに出掛けると、当然、風も潮もその日によって違うよね?
それって、エギの沈み方もその日によって違うって事を意味するんだ。
だから、俺は必ずアジャストするようにしているんだよ。
どんな状況であっても、エギが正しく沈むようにアジャストする。
クロ:
なるほど。
でも、初心者さんはそれだけ親父が大切にしているエギの沈み方を重視してないと?
親父:
まぁ、重視してないって事はないかもしれない。
でもね、釣り場に行ってエギを投げて釣れなかったら?
初心者さんは多分、エギを交換すると思うんだ。
クロ:
ふむ。
釣れない理由がエギのカラーにあると思うから?
親父:
その通り。
でもね、エギのカラーを交換するより前にしなきゃいけない事がある。
クロ:
エギが正しく沈むようにアジャストする事?
親父:
その通り。
クロ:
なるほど。
つまり、
エギのカラー交換 < エギが正しく沈むようにアジャスト
って事だね?
親父:
そうなんだ。
クロ:
なるほどなぁ。
確かにエギのチェンジはしてしまいそうになるもんなぁ。
【沈降角度30度~45度】
親父:
じゃあ、どのようにエギをアジャストさせるかと言うと、言わずもがな、シンカーだね。
エギにシンカーを足す事によって、エギが沈みやすくなるように調節する。
クロ:
ふむ。
親父:
まぁ、だからと言って、適当にシンカーを足せばいいかと言うとそうじゃない。
エギが正しく30度~45度で沈むようにシンカーを足す。
クロ:
ちなみに、30度と45度ではどっちがいいの?
親父:
これはその時々によって違うから、どっちが正解という訳ではないんだ。
つまり、30度が正解の時もあれば、45度が正解の時もあるって事。
クロ:
でも、何か基準が欲しいよね?
親父:
基本的には高活性の場合は45度。
そして、低活性の場合は30度かな。
クロ:
なるほど。
高活性 → 45度
低活性 → 30度
という事だね。
親父:
うん、その通り。
そういう認識でいい。
クロ:
うん、了解。
【エギの沈降角度について】
親父:
アオリイカってね、基本的には水平か沈んでいるエギにしか抱いて来ない。
つまり、上に向かって移動しているエギには抱いて来ないんだ。
これはティップランをするようになってから強く思うんだけど、ティップランではエギをどのような角度で引っ張るかが一番重要なんだ。
それこそ、エギのカラーよりも、エギを引っ張る角度が重要。
クロ:
引っ張る角度とは?
親父:
ティップランという釣りは、船を流しながら釣るんだよ。
だから、常にエギを引っ張りながら釣るんだね。
そのエギを、浮かせながら引っ張るのか、水平に引っ張るのか、沈ませながら引っ張るのか、によって釣果に大きく差が出る。
そこで重要になって来るのが、エギの自重。
例えば、目の前に3つのエギがある。
10グラムのエギ
20グラムのエギ
30グラムのエギ
クロ:
ふむ。
親父:
この3個のエギを同時に投げると、エギはそれぞれ違った動きをしながら移動する。
10グラムのエギ → どんどん浮き上がりながら移動する
20グラムのエギ → 水平に移動する
30グラムのエギ → 下に沈みながら移動する
クロ:
なるほど。
エギの重さが違うから、3つのエギは異なった動きをするって事だ?
親父:
その通り。
こういう理由から、ティップランではエギの自重がもっとも重視されているんだね。
つまり、陸からの釣り、船からの釣り、釣り方は違っても、やはり重視しているのは「エギをどういう角度で沈めるか」って事なんだ。
クロ:
なるほど。
そして、陸から釣る場合は、30度~45度で沈めるって事なんだね。
親父:
そういう事。
クロ:
なるほど。
【シンカーの使用】
親父:
さっき、ティップランではエギの自重が最重要だって話はしたよね?
クロ:
うん。
自重によってエギの動きが変わってしまうからね。
親父:
そうだね。
これは、エギの自重によってエギの挙動が変わってしまうからなんだけど、それは陸からのエギングであっても同じなんだ。
つまり、その時の風や潮の速さによって、その時のエギの自重が何gが最適なのか変わるって事なんだ。
クロ:
なるほど。
親父:
そして、その時に最適のg数にするツールが、シンカーという訳なんだね。
だから、俺はシンカーを繊細に使うんだ。
これは、陸からのエギングもティップランであっても同じ。
釣果はエギの自重が左右するんだよ。
それによってエギの挙動が変わるんだから、当たり前だよね?
クロ:
なるほど。
ちなみに、エギの自重は、陸からのエギングとティップランでは、どちらが重要なの?
親父:
どちらの釣りも重要だけど、俺はティップランの方が重要だと思う。
ティップランの場合はそこを間違えると、まったく釣れない場合が多々あるからね。
クロ:
なるほど。
だから、シンカーの重要性を再認識したって事か。
親父:
そういう事。
だから、初心者さんであっても、そこは絶対に妥協しないで欲しい。
お金がかかっても、邪魔くさくてもシンカーは使って欲しい。
クロ:
なるほど。
了解。
親父、今日もありがとうね。
親父:
はいよ。
まとめ
① 初心者さんは重視しない
② 沈降角度30度~45度
③ エギの沈降角度
④ シンカーの使用
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