今年最後のティップランエギングで納得の釣果!
親父が今年最後のティップラン釣行に行ってきました。
さてさて、どうだったのでしょう?
登場人物
クロ:
今日もよろしく頼むね。
親父:
はいよ。
クロ:
今年最後のティップランに行ってきたんだって?
親父:
まぁ、そうだな。
ナイトのボートエギングは行ければあと1回は行ってきたいんだけど、日中のティップランはこれが最後。
クロ:
で、どうだったの?
親父:
結論から言うと、すごく楽しかったし、釣れたよ。
30センチオーバーのキロアップも出て、すごく楽しかった。
クロ:
で、親父はまだティップランも勉強中だって言うけど、今日も勉強になった?
親父:
実は、最初はまったく釣れなかったんだ。
俺だけ釣れない(笑)
クロ:
へ~、珍しいね。
陸っぱりとは違って計算通りには行かないって事かな?(笑)
【場所の良し悪し】
親父:
もちろん、俺の下手さもあるんだけど、色々理由が見つかったね。
クロ:
理由って何?
親父:
まず場所。
船という小さなスペースの中であっても、やっぱり場所の良し悪しがあるみたい。
潮目や流れが影響しているんだろうけど、釣れない場所は何をしても釣れない。
だから、思い切って投げる場所を変えたり、エギを引くラインを変える方がいい釣果を期待出来ると思う。
アオリが居ない場所、寄らない場所で釣っていても釣れないって事だね。
クロ:
なるほど。
同じ船の中なのにそんなに違いがあるんだね。
で、今日はどんな風に釣ったの?
【エギをどう沈ませるか?】
親父:
難しいと思ったのは、エギをどんな重さにするか?
25g・30g・40g・50g、更に重いものもある。
当然、流れの強さによって重さを決定するんだけど、オモリの重さによってエギの沈み方が異なるんだ。
クロ:
なるほど。
で、どう沈めるといいの?
親父:
そこが問題なんだけど、基本はショートジャークを入れた後にカーブフォールをかけるんだけど、その後、エギが水平移動するのがいいのか、或いは、沈むのがいいのか、それは日によって異なると思うんだよね。
クロ:
マニュアル的にはどうなの?
親父:
マニュアル的には水平移動に近いかな。
なぜなら、しゃくればしゃくるほど、二度とエギが着底せず、エギがどんどん浮いてくるからなんだ。
これはドテラ流しと言って、船が絶えず移動している事も関係あるんだけど、潮が沖に向かって強烈に流れているイメージが合うと思う。
そのせいもあって、エギが沈みにくい状態なんだね。
クロ:
なるほど。
だから、エギが軽いと底を取りにくくなるんだ?
親父:
そうだね。
で、その日はエギを漂わせるのがよかったみたい。
みんなシンカーを使わず35g~40g程度でやってたんだけど、俺はシンカーを使って70gに設定。
風が強く、船の移動も早かったからね。
それでも一度しゃくると底が取れなかったから、70gは悪くないと思ったんだけど。
クロ:
でも、釣れなかったんだよね?
親父:
そうなんだ。
どう考えても俺の方がマッチングしていると思うのに釣れず、友人たちばかり釣れる。
イカが浮いていて、底中心に釣らない方がいいのかな、なんて思って色々試してみたけど、やっぱりダメ。
俺はまだ勉強中でデータが欲しかったから、釣れないからと言ってすぐにやり方を変えるのではなく、試行錯誤しながら答えを見つけたかったんだよ。
クロ:
でも、釣れなかったと。
【潮を嫌っていた】
親父:
そうなんだ。
俺の目の前に潮の流れがあって、俺の方が環境的には良さそうだったんだけどね。
結論から言うと、その潮をイカが避けているようだった。
クロ:
へ~、潮がある方がいいように思えるけど?
親父:
そう。
だから、俺も場所的にいいなぁって思っていたんだけどね。
確かに潮にアオリイカがつくかどうかは日によって違う。
でも、アオリイカが大きくなってくると、潮につく事が多いんだ。
クロ:
じゃあ、どうしてその日はダメだったんだろう?
親父:
色々理由はあるよ。
大きな魚がいるとか、時間帯とかね。
まぁ、これまでの経験から言うと、潮のど真ん中にアオリイカがいると言うより、潮が合わさって潮がよれているような場所がいいようには思う。
ちなみに、当日はこんな感じ。
緑のラインが潮ね。
黄色ラインは友人と俺のラインで、一番右が俺。
赤い星印はイカが釣れた場所だね。
クロ:
確かに親父が潮に一番近いし、流れにエギを乗せようと思えば乗せられるね。
良さそうに思えるけどなぁ。
親父:
だよね。
まぁ、俺はエギを交換したり、重さの微調整をしたんだけど、やっぱり釣れなかった。
心が折れ始めていたんだけど、気付くとエギがあまり遠くへ流れて行かない事に気付いたんだ。
潮が緩んだんだね。
【潮が緩んだ】
クロ:
状況が変わったんだね。
親父:
うん。
だから、エギの重さを70gから35gに変更。
ドテラ流しの場合は、船の片方に寄って釣るんだけど、潮が緩んだせいで、逆側でも釣れるようになった。
そこで、俺は逆側に行って、エギをやや船首に向かって投げてみた。
うっすらとは気付いていたんだけど、どうも目の前の潮がダメなような気がしていたから、場所を変えてみたかったんだよね。
クロ:
どうだった?
親父:
一発で抱いたよ。
そこからは怒涛の連発!
やっぱり、潮から遠ざかった方が良かったらしい。
クロ:
結局、今回の釣行から何が分かったんだろう?
親父:
難しいよな。
潮の強さが途中で変わったから、シンカーについては何とも言えない部分があるんだけど、基本的にエギは沈めるより、潮に漂わすようにした方がいいように感じた。
もちろん、これは日によって異なるだろうから、一概には言えない部分はあると思う。
つまり、その日の正解をより早く見つける事が大切って事かな。
あと、場所はすごく関係しているんだって事が分かったかな。
クロ:
これで今年のティップランは終了になるけど、来年までしばらくは研究だね(笑)
親父:
まぁ、そういう事になるな。
結構、色んな事が分かったから、また自分なりのアイデアをストックしとくよ。
クロ:
そうだね。
親父、今日もありがとうね。
親父:
はいよ。
まとめ
① 場所の良し悪し
② エギをどう沈ませるか?
③ 潮を嫌っていた
④ 潮が緩んだ
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