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元不登校ママのあぐりです!

不登校ママは頭の中はとても忙しい
でもそれは初めのうちだけでした。

自分にできることはそれほどない
だんだんとそれに気づいてきます。


それならせめて
不登校時間を肯定する何かを探してみたい

成功するための小さな挑戦を始めるのは今。


悶々とした時間は決して無駄ではないけれど、無我夢中になって始められたことはモチベーションを維持しやすく、逆境にいるならなおさらがむしゃらに貫こうとするのではないですか。


私には不登校中には果たせなかった、漠然とした夢がありました。

それは自分で仕事をすること。
自分が考え工夫して、地味でもいいからコツコツとやっていく何かをもつこと。


世間知らずの私なりに試行錯誤がありましたので、今回はその話をしてみたいです。


キーワードを集めてみる


私の場合

コツコツやる
好きな道具やグッズに囲まれている部屋
専門知識
1対1で向き合う
1回いくら
在庫を持たない

こんなワードが浮かびました。
マイペースな性格でハマったら深く追及したくなるから

お客さんのニーズに合わせて微調整できる、そんな職人みたいな仕事がしたかった。



得意を考えてみる


洋裁が好きで簡単な服は自分で作ることが出来ます。
布が好きで子供の頃から手作りを楽しんでいました。

この話をするとびっくりされるのですが、小学校の卒業式には自分が縫ったワンピースで出席しました。
随分大胆なことを思いついたと思います

ポジティブな母は、知り合いの洋裁の先生のところに私を通わせてくれました。
そして先生の協力もあって卒業式に間に合うようにワンピースを縫いました。

襟がボウタイで肩はふっくらパフスリーブ、スカートはひざ丈のフレアーです。写真を見てもそれなりのかたちになっています。


まあ先生の手直しは各所あったとは思いますが・・・

そんなエピソードを持つ私は、わが子が不登校の最中には、幼稚園グッズ(カバン、靴入れなど)を頼まれて作ったり、手芸店の店先にある、手芸キットの見本作品を作ったりしていました。

あまりお金にはなりませんが、好きなことをして気を紛らわすのにちょうど良かったのです。


でもちょっとしたものを作るのにも時間が掛かります。

今では欲しいものはネットで注文、早ければ翌日には商品を手にすることができますよね。

だから時代に合っていません💦
これでは全く気持ちにスイッチ入りません。



リアルにスタートするところだった


子どもの頃から綺麗にすること、磨くことが好きでした。
父から頼まれた靴を一生懸命磨いていました。

皮は大切に使えば使うほど肌になじみ、深い味わいを出してくれます。
皮と皮のつなぎ目や縫い目にはブラシを入れ、丁寧にホコリを取り大切に磨きます。


ネットで知りましたが、シューシャイナーという職人さんがいます。

靴を大切にしている人のために磨く
そんな特別なサービスを提供している人達です。

『マイスター』と呼ばれるような方たちでとてもカッコいいです。


靴についての勉強をするためにヨーロッパで修行をしていた人などが発信をしていました。

1足3000程の料金が発生しています。
それでもお客様はついています。
その価値があるからなんですね。

手法は“伝統の靴磨き”です。
靴磨きはとても奥が深いものなのです。


対する私が目指そうとしたのは
“大衆の靴磨き”です。


「主婦を助けるもの」として

例えばそのお家の玄関に訪問して、溜まった靴磨きを引き受ける

宅配で届いた依頼品を磨き、その靴を丁寧に梱包して送り返す

スーパーの駐車場を借り、2~3日靴磨きを開催する

または修行として、空港の靴磨き専門店で働き現場で学んでいく


こんなイメージが浮かびました。


玄関は狭くて暗くて寒いです
イスやテーブルがなく腰をかがめてする靴磨きは、孤独でちょッと面倒くさいし腰も痛くなります。

自然と汚れた靴は溜まっていき、出がけにちょっと布で拭く程度の人が大半ではないでしょうか。


もしピカピカの靴で出勤したら、仕事へのモチベーションも上がるに違いありません。

忙しい主婦の仕事の優先順位からは遠のいている作業を、1年に1度でもいいから一掃したいと思いませんか?



私にもできるのかリサーチして早速行動。

・独学で勉強を始めた

・東京(新橋の)靴磨き事情を見学   

・実際に修行できる店を見つけた(その店にも見学に行きました)
 開業にあたり必要なノウハウも教えてくれます

・あちこちで開催されている「靴磨き教室への申し込み」をした

・靴を磨く場所をリサーチした


これらの取り組みをしたのが…
2020年1月のことでした。


ところが・・・


その年の翌月2月頃からコロナ感染のニュースが日本でも流れだしました。

世の中の行動の自由が制限され、必要以外の人との接触が、出来なくなりました。


もうお気づきの方もいるかもしれませんが、リモート出勤が増え皮靴を履いている人は圧倒的に減ってしまいました


残念な気持ちがありましたが、この企画を諦めました。


でも私はツイていました。
あと1ヶ月でも私の行動が早かったら、修行準備を始め教えて頂く先生にお金を払っていました。
道具もたくさん取り揃えていたことでしょう。



0→1を予感できるものを感じる


この経験は無駄ではなかった。

この時初めてスイッチの入った感覚を覚えました。

一気にするべきことが頭に浮かび、短い時間にたくさん行動出来ました。

このモードに入ったものは続けていけるのではないか、そう感じることが出来ました。



お金を稼ぐ力が必要


お客さんに届ける技術があっても

自分というものをどれだけアピールできるのか?

それを納得させるだけのものを発信して、大勢の人に知ってもらう必要があります。


知識・経験
だけでなく

発信力未来を読む力


そして何より行動力

これがなければどうにもなりません。


やりたいことは思いついたら短時間で構想する。
ザックリでもいいからそこから始める


やりながら修正をすれば良いのです。


「まず動く」

ここですね。


何をするのか
思ったものから取り上げてみる

考えているだけではわからないことがたくさんあります。

違ったと思っても、それは失敗ではありません。

成功へ向かうための必要なプロセスと考えれば良いのです。


今なにをすればいいのか
迷っている方の参考になれば嬉しいです✨


追記


現在の私は占い師です
どうしてここに来たのか

それは最初のキーワード
  ⇓
コツコツやる
好きな道具やグッズに囲まれている部屋
専門知識
1対1で向き合う
1回いくら
在庫を持たない


これに
感情を共有する
この要素が加わったのが決定打になりました。

私が一番得意なことがこれだとわかったからです



最後までお読み頂き有難うございました🌷

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