Winning Post 10 カーリアン 系統確立
史実のカーリアンについて
現役時代は、アイルランド・イギリス・フランスの3か国で走り活躍しました。G1はフランスダービーとベンソン&ヘッジス金杯を制しています。アイルランドのダービーでも2着に好走しています。
種牡馬入り後、1988年と1991年にイギリスとアイルランドのリーディングサイアーに輝いています。
代表産駒はジェネラスで、イギリスダービーやキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを制覇しています。産駒の傾向としては2400Mも問題なくこなしている産駒が多いですが、日本に輸入された馬はマイラータイプが多いのが特徴です。日本には、日本ダービー馬:フサイチコンコルド マイルCS勝ち馬:ゼンノエルシドらがいます。
現在ではかなり衰退した系統になります。母系で見かける系統で、母父としてイギリスのセントレジャーを勝った:ムタファウェクのほか、日本も活躍したタイキシャトルやブエナビスタを輩出しています。
Winning Post 10 における カーリアン
2代前の親系統は、ノーザンダンサー・テディ・セントサイモン・ヘイルトゥリーズンの4系統です。親系統の被りはありませんが、ノーザンダンサー・セントサイモン・ヘイルトゥリーズンは多くの繁殖牝馬が持っており、血脈活性配合8本を成立させる繫殖牝馬は結構大変です。特に欧州に所属している繫殖牝馬はセントサイモン持ちが多いです。
種牡馬因子は、ニジンスキー・ノーザンダンサー・ニアークティック・ヘイルトゥリーズンが持っています。
能力因子は、スピードと柔軟性ですが所有すると変化する可能性があります。また、牝馬に所属しているため牝系配合も成立します。
系統特性は、母より無系統を継承します。
系統確立の条件について
スタートシナリオ:1973年
引継ぎデータ:史実産駒を購入するためのお守りが確保できれば不要です。
難易度:中
1998年に17歳で亡くなっているため、自家生産しない場合は、Private種牡馬の枠を使う必要性があります。
確立年:1994年
確立条件:欧州5% or 世界2%
確立リミット:1998年 ※Private種牡馬施設未使用の場合
具体的な確立方法について
まず繫殖牝馬ですが、「Winning Post 10 における カーリアン」の項目でも触れましたが、血脈活性配合8本については成立させようとするとやや大変です。今回は母父〇+血脈活性配合6本 もしくは 牝系配合+血脈活性配合が成立するような牝馬に1985-1990年の5年間だけ種付けしています。
牝系配合は、種牡馬・繫殖牝馬両方が牝系に属していれば、成立するので成立させやすい配合です。
カーリアンの父はニジンスキーであるため、SP系の系統特性を持っています。繫殖牝馬もSP系だとSP昇華配合Lv1(爆発力:1)が成立します。
今回自家した生産馬も中から1頭紹介します。
この馬はダート適正のみだったため、日本の交流重賞を走らせました。芝馬だとカーリアン自身 欧州系の種牡馬であるため芝質が重く出やすいです。自家生産でも欧州競馬で通用する産駒もでるのでそこまで心配することはないかとは思いますが、強制種牡馬の枠を使って頭数を増やすようにしましょう。
次に所有した史実馬を紹介します。
所有した史実馬
・カーウェント(1985年生まれ)
生涯戦績:20戦6勝 主な勝ち鞍:ジャックルマロワ賞
・ジェネラス(1988年生まれ)
生涯戦績:10戦8勝 主な勝ち鞍:愛国3冠
・エルウェーウィン(1990年生まれ)
生涯戦績:10戦6勝 主な勝ち鞍:NHKマイルカップC
・テンビー(1990年生まれ)
生涯戦績:8戦3勝 主な勝ち鞍:ダニエルウィルデンシュタイン賞
ジェネラスが一番能力が高いです。CPU所有だとなぜか安定しません。(あの能力で安定しないって・・・)3歳で引退しないと史実産駒がロストします。
早くから活躍できるエルウェーウィンは、朝日杯FS→NHKマイルカップで種付け料を稼ぎましょう。
このあとだと1993年生まれ:ダイワカーリアン・フサイチコンコルド
1997年生まれ:ゼンノエルシドらがいます。
系統確立時の種付け料
1994年 系統確立条件:世界2%
種牡馬合計:11頭 種付け料合計:9,100万円
カーリアン 2000万円
└ジェネラス 1,500万円
└カーウェント 500万円
└エルウェーウィン 500万円
└テンビー 200万円
└自家生産馬 6頭 4,400万円
カーリアンが亡くなったのは1998年のため後5年程度余裕がありますが、今回は自家生産がかなりうまくいったため早い段階で系統確立しました。
この後の年代だと日本ダービー勝ち馬のフサイチコンコルドらがいます。全頭使ったとしても史実産駒のみだとやや不足する感じがします。ここまでやらなくてもよいですが、自家生産でG1馬を生産したほうがよさそうです。
今回は世界2%で確立しています。史実牡馬が欧州と日本に分かれているので世界2%で確立するのが一番自然です。
後継種牡馬について
マルゼンスキーなどのニジンスキー直子をもう1頭系統確立すると、ニジンスキーが親系統に昇格します。今回は、1994年末にミスタープロスペクターが親系統に昇格したため、翌年の1995年末にニジンスキーが親系統に昇格しました。同時にノーザンダンサーが世界血統に昇格しています。
ニジンスキーを親系統に昇格するのであれば、後継種牡馬を無理に確立させることはありません。
放っておくとニジンスキーごと滅亡します。一応 ジェネラスがエリモハリアーを出していますが、騙馬になっています。また、北海道静内農業高等学校で生産されたユメロマンがJRAで勝利を挙げています。滅亡を避けるのであれば、ジェネラスから後継種牡馬を作っておけばいいと思います。
ディープボンド企画の経過
ネヴァーベンド 1980年 完了
ニジンスキー 1981年 完了
ダマスカス 1983年 完了
ソードダンサー 1983年 完了
リファール 1987年 完了
ロベルト 1989年 完了
アリダー 1991年 完了
マルゼンスキー 1993年 完了
ヘイロー 1993年 完了
カーリアン 1994年 完了 New!
リヴァーマン 1994年
リアルシャダイ 1995年
ストームバード 1997年
アルザオ 2000年頃?
サンデーサイレンス 2000年
ダンシングブレーヴ 2002年
ストームキャット2003年
ブライアンズタイム 2003年
ダンスインザダーク 2006年
アグネスタキオン 2013年
キングマンボ 2008年
コマンダーインチーフ 2009年
カコイーシーズ 2015年頃?
キングカメハメハ 2017年
キングヘイロー 2017年頃?
キズナ 2020年頃?
今回系統確立は、カーリアンのみですがほかに影響があったのが3つあります。
1つ目は、解説内でありましたニジンスキーの親系統昇格です。今回の親系統昇格はマルゼンスキーとカーリアンの系統確立によるのもです。
2つ目は、ミスタープロスペクターの親系統昇格です。親系統は年1つまでのようです。系統昇格は前作より2つになっています。まあ、親系統昇格なんて被ること滅多にないですからね・・・
3つめは、ノーザンダンサーの世界血統昇格です。ニジンスキーの親系統昇格が1年遅れたのが功を奏しました。
あとがき
次回ですが、同年に確立したリヴァーマンの系統確立解説となります。その次ですが、動画の投稿次第ですね。早く投稿できればよいですが、週一で投稿できない場合、別データでファイントップ系の親系統昇格を解説しようと思っています。
ニコニコ動画で、競馬の配信を中心にやっているので遊びに来ていただければ幸いです。(最近は土日にテイルズオブヴェスペリアをやっています。)
最後までご覧いただきありがとうございました。