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Winning Post 10 2024 シャーリーハイツ 系統確立
父:Mill Reef
母:Hardiemma(母父:Hardicanute)
2歳戦から活躍して、ロイヤルロッジSで初重賞勝利を果たします。3歳になると英・愛ダービーを制しました。愛ダービー後 脚部の故障により引退していまします。復帰を目指さないあたり欧州の競馬って感じがしますね・・・
種牡馬としては、スリップアンカー・ダルシャーンを輩出して、ミルリーフ系の血を広めることに成功しました。ダルシャーンは種牡馬としても成功しました。日本へも何頭かシャーリーハイツ系種牡馬が輸入されましたが、成功した馬はいませんでした。
Winning Post 10 2024 におけるシャーリーハイツ
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3代前の親系統は、ナスルーラ(ネヴァーベンド)・プリンスローズ・ファラリス・セントサイモンの4系統で、親系統の被りはありません。時代が進むとナスルーラがネヴァーベンドへ変化します。ほかの親系統は、セントサイモンこそ血統内に持つ馬が多いですが、ほかはマイナー血統寄りになります。
系統特性は、ST系です。
能力因子は、スタミナ1つのみです。
系統確立の条件等について
スタートシナリオ:1973年
引継ぎデータ:あればよい
導入DLC:早期海外牧場開設
難易度:普
確立年:1991年
確立条件:欧州5%
確立リミット:1994年(通常引退時)
具体的な確立方法について
自家生産不要で、系統確立可能です。心配であればゆるりと自家生産するか適当な架空馬を種牡馬入りさせましょう。
所有した史実馬
・ダルシャーン(1981年生まれ)
生涯戦績:10戦6勝 主な勝ち鞍:フランスダービー
・スリップアンカー(1982年生まれ)
生涯戦績:18戦13勝 主な勝ち鞍:チャンピオンS
・シェイディハイツ(1984年生まれ)
生涯戦績:25戦12勝 主な勝ち鞍:マイルCS
・ハイエステイト(1986年生まれ)
生涯戦績:12戦6勝 主な勝ち鞍:朝日杯FS
・ダッシングブレード(1987年生まれ)
生涯戦績:12戦9勝 主な勝ち鞍:天皇賞(秋)
種牡馬入り確定している馬については、無理に所有する必要はありません。ほか候補としては、ディプロイ・コタシャーンなどがいます。孫世代の競走馬が活躍すると難易度が下がるので、系統確立が苦手な方は意識してみてください。
今回は、スリップアンカー・ダッシングブレードがかなり活躍してくれました。シェイディハイツ産駒には早熟馬が多いため、2歳GⅠやNHKマイルカップを狙っていきましょう。欧州であれば欧州マイル3冠やフランス3冠が狙い目になります。
系統確立時の種付け料
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1991年 系統確立条件:欧州5%
種牡馬合計:8頭 種付け料合計:6,350万円 + Private種牡馬1頭
シャーリーハイツ 1,600万円
└エレガントエア Private(今回は欧州5%での確立のため、関係なし)
└ダッシングブレード 1,050万円 ※所有
└ダルシャーン 400万円 ※所有
└スリップアンカー 1,050万円 ※所有
└架空馬 850万円
└シェイディハイツ 1,000万円 ※所有
└ハイエステイト 400万円 ※所有
今回は欧州5%で確立したため、エレガントエアについては系統確立の血統支配率の計算からは外れています。米国・欧州5%での確立ではPrivate種牡馬施設は不要となります。リミットが1994年と近づいてきています。コタシャーンをフルで活かすのであれば、Private種牡馬施設を活用したうえで世界2%での確立になります。効率を考えるのであれば少しでよいので自家生産して、欧州に送るほうがよいです。
1985年頃になると孫世代の競走馬が誕生し始めます。例えば1988年生まれ:コタシャーン・1989年生まれ:ジナードなどがいます。このあたりを活用すると効率があがるので、シャーリーハイツのPrivate種牡馬購入前提であれば、このあたりの活用も考えてみてください。
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ミルジョージとあわせてミルリーフが親系統に昇格しました。今回は忘れていますが、ネヴァーベンドを確立しておいた方がよいです。ネヴァーベンドは1977年末にPrivate種牡馬として購入するだけで確立します。ネヴァーベンドは、リヴァーマンとミルリーフの2系統を確立することで親系統に昇格します。ミルリーフはほぼ自然確立しますし、リヴァーマンは簡単な介入で確立します。初心者にオススメの親系統昇格になり、ナスルーラからの離脱になるためメリットも非常に大きいです。
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後継種牡馬について
後継種牡馬としては、繫殖成績ならダルシャーン・能力ならコタシャーンになります。孫世代のダラカニが種牡馬として成功したこともあり、史実期間内で滅亡する心配はありません。系統確立でつないでくのはオススメできません。すでにネヴァーベンドやミルリーフが親系統に昇格しているため、系統確立するメリットは薄くなります。もし、ネヴァーベンド・ミルリーフが親系統に昇格していないのであれば、ダルシャーンを系統確立することでネヴァーベンドを親系統に昇格させ、血統を使いやすくするというのであれば意味が出てきます。
あとがき
今回シャーリーハイツについては、過去作で解説したためYoutubeへの投稿はしていません。素材自体は確保しているので、動画化してほしい方がいればコメントへお願いします。
次回は、ミスワキを予定しております。
Youtubeでは、WPシリーズの系統確立の解説やチャンピオンジョッキーの実況を投稿しています。高評価・チャンネル登録をお願いします。
最後までご覧いただきありがとうございました。