自分ならできるという自信をつける
本当にやりたいことや
やってみたい・挑戦してみたいと思うことが見つかる一方で
「でも自分なんかにはできないよな……無理だよな……怖いよ……」
と感じてしまい動けなくなることがあります。
ブログにお越しいただきありがとうございます。
心理カウンセラーの飛田竜之介です。
よければ最後までお付き合いください。
人は行動を起こすとき
常にはかりにかけて行動しています。
例えば、スーパーに買い物に行くときも
A・買い物に行く
B・買い物に行かない
の二つを天秤にかけます。
買い物に行かなければ食材がないのでご飯が食べられない
買い物に行かなければ家でのんびりすることができる
そして天秤が傾いたほうの行動を選択します。
(本来はそこに「外食にする、デリバリーを頼む」などの代替案もありますが、今は触れないでおきます)
本当にやりたいことを行動に移すときも同じです。
A・やりたいことをやる
B・失敗したらどうしよう
この二つの気持ちが心の中には存在します。
やりたいこと、挑戦してみたいことをやれば
毎日が充実してきっと人生が変わるはず……!
でも……もしもやってみて本当にやりたいことじゃなかったら?
時間の無駄になるのではないか……
周囲の笑われるのではないか……
やってみて失敗したらどうしよう……
色んな不安要素が心の中に広がっていきます。
その要素が強ければ強いほど
どれだけ肯定的な考えを自分に言い聞かせても
中々素直に受け止めるのは難しいものです。
結果、不安の天秤が傾き
行動を起こすことができずに終わってしまいます。
「ああ、やっぱり自分が本当にやりたいことをやるなんて無理なんだ」
「そもそも行動を起こせない時点で本当にやりたいことじゃないんだよ
だってもし本当にやりたいと思うなら行動できるはずだよ」
なんて感じてしまうんですね。
ですが、心とは
「自分が本当にやりたいと思っていることほど恐怖心も強くなるもの」です。
恋愛に置き換えるとわかりやすいでしょうか。
自分が恋に焦がれる人ほど
告白がとてもとても怖くなりませんか?
心から愛おしいからこそ
誰にもわたしたくないし、自分が一番近くにいたい
だから恋人になりたい。
でも、告白して上手くいかなくて
今までのように関わることができなくなったら……
なら、告白しないで今のままの関係性でいたほうがいいかも……
この葛藤を覚え、それでも恋人になりたい!という天秤が傾き
告白に至るんですね。
だから、本当にやりたいことが怖い!というのは
ごくごく自然なことです。
むしろ恐怖心があるということは心もそれを望んでいるという
とても良いサインだと言えます。
では、どうすれば行動に移す天秤を傾けることができるのか?
今回は「自己信頼感」を提案したいと思います。
自己信頼感とは自分で自分を信じる感覚のことを言います。
つまり、「本当にやりたいことをやるのは確かに怖いけど、自分ならできる!大丈夫だ!」と思えることです。
この自己信頼感は日々の生活の中で養っていくことができます。
今の生活の中に、何か1つ、簡単なことでいいので取り入れて
それを継続させてみてください。
・日記を毎日書く
・花の水やりをする
・本を毎日読む
どんなことでもかまいません。
それをまずは1ヶ月を目安に続けてみます。
もし、やれない日があったとしても
自分を責めることなく、また次の日から再開させます。
これを続けていくことで
「私は私が決めたことを実行することができる!」
という信頼感が育っていきます。
すると、マインドも変わっていきます。
以前のあなたなら怖くて動けなかったはずが
少しでいいからやってみようかな?
とちょっとずつ本当にやりたいことをやり始めることができます。
自己信頼感を育てることは自己肯定感を高めることにもなります。
もし、やってみて上手くいかなかったり
本当にやりたいのはこれじゃなかった!
という場合でも、自己肯定感が高いあなたは
プラスの側面に目を向けることができるようになっています。
本当にやりたいことが見つかっても動けないのは
とてももったいないことです。
ぜひ、自己信頼感を高めてみてください。