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投資関連注目記事2025(2月第2週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけな視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。


・鴻海幹部が日産関係者と接触
台湾の中央通信社が、鴻海精密工業でEV分野の責任者を務める関潤氏が日本を訪れ、日産自動車の関係者と接触したと報じた。「(両社の)連携について協議した」というが、日産は「そのような事実はない」とのコメント。
2.8 読売新聞

関潤氏は内田社長との日産社長後継に敗れた人物だけど、内田社長よりは遥かに優秀との噂。ただニデックの永守代表曰く「(関氏が)あんなに使えない奴だと思わなかった」と、結局日産は社員一流、幹部3流ということか。


・INPEX、豪で再生エネ電源を取得
INPEX50%出資の豪ポテンシアが、オーストラリアで合計100万kwを超える再生可能エネルギー電源を取得。欧州系の投資ファンドなどから太陽光発電所や風力発電所を含む9プロジェクトの権益を買収する。取得額は非公表。
2.7 日刊工業新聞

オーストラリア政府が国内の主力電源を石炭火力から再エネに転換させるなか、脱炭素事業の拡大につなげる狙いがあるようだ。


・東エレク、宮城に新棟
東京エレクトロンが、宮城県に半導体製造装置の生産新棟を建設すると発表。建設費用は約1040億円で、27年夏の完成を見込む。半導体の材料であるウエハー上に回路を形成するプラズマエッチング装置などを造る。
2.7 日刊工業新聞

積極的な投資に加え、株主還元と従業員への還元というバランスも素晴らしい。岩手県と熊本県でも新拠点が完成予定。


・日産 ホンダと統合白紙
ホンダと日産の統合協議が白紙になる可能性が濃厚。日産のリストラ策定の遅さに不満を募らせ、ホンダ側は日産の子会社化を打診。日産の経営の主導権を握りリストラを加速させる狙いだったが、日産側は強く反発していた。
2.6 日本経済新聞他

日産の時価総額はホンダの1/5以下なのに、何も決められない役員数は2倍以上でしかも超高給。社外取締役らで構成される指名委員会が全く機能していないということに尽きるのでは。


・「空飛ぶクルマ」JR東が発着拠点
JR東日本が都心湾岸の再開発街区「高輪ゲートウェイシティ」(東京・港)に「空飛ぶクルマ」の発着拠点を設ける。2028年の運用開始を目指す。運航事業者に施設を開放し、国内外から街に集まる宿泊客などを取り込む。
2.5 日本経済新聞他

発着できる機体は乗客3人乗りで、航続距離は400キロメートル程度を想定。首都圏の他、東北や上信越など地方まで運航することも検討するとのこと。


・食の輸出拡大 初の1.5兆円
2024年の農林水産物・食品の輸出額が12年連続で過去最高を更新した。日本産水産物の禁輸を続ける中国向けの減少を米国や欧州、東南アジア向けなどの増額で補い、カレールウが大きく伸びるなど品目も多様化した。
2.5 日本経済新聞

円安進行効果や訪日客増加の影響が大きいと思うけど、日本の食文化が世界に認められているのは誇らしい。そのうち日本人が食べる分が無くなってしまったら本末転倒だけど。


・パナHD、TV事業見直し
パナソニックHDが、グループの再編方針を発表。白物家電や空調、照明を統括する事業会社「パナソニック」を2025年度中に解散し、複数の事業会社に分割することが柱。収益性が低いテレビ事業は売却や縮小も検討する。
2.5 日本経済新聞

国内の液晶テレビ販売台数シェアも、ハイセンスやTCLなど中国メーカーがすっかり独占。いつ頃から中国製にも免疫ができてしまったのだろうか。日本メーカーのものとは価格が違いすぎるから致し方ないけど。


・紙巻きたばこ 18銘柄値上げ
JTが原材料費の高騰が理由に、紙巻きたばこ全18銘柄と加熱式たばこの計24銘柄について、財務省に値上げを申請したと発表。「国内のたばこ消費本数のさらなる減少が予想される中、品質を維持していくことは困難」と説明。
2.5 日刊工業新聞 

認可されれば5月1日から小売り定価を改定するとのこと。20円程度の値上げでたばこをやめる人は多くないだろう。



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