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東京個別指導学院 第41期定時株主総会

今回はベネッセHD傘下で、主に首都圏で現役大学生を中心に約1万2000人の在籍講師により、小中高生向け個別指導塾を直営で運営する、東京個別指導学院の株主総会レポートをお届けします。


東京個別指導学院 第41期定時株主総会(新宿NSビル30階)
5月29日(水)10:00~ 出席:約40名

入口で配布されたご案内とアンケート用紙 株主総会を重要視していることはよくわかる

事業報告の後、質疑応答
(質問・回答ともに順不同で一部を抜粋)

・配当について(下がり続けているが今後は?)
→(減配は)申し訳ない。
配当性向50%以上の方針と持続成長との兼ね合いを見合わせながら・・・

・上場廃止となる親会社(ベネッセ)との関係について
→当社の上場は維持する。これまでのイズムも継承しつつ、ベネッセのアセットを活用して連携を最大限生かす。

・新社長及び役員について
→新社長はベネッセと兼任となるが、取締役指名委員会で十分議論して問題ないと判断した。(これまで生え抜きが多かった役員について)今後は全てベネッセから選任するわけではない。

・中学受験の広がりに伴い小学生の生徒も増えると思うが、バイトテロ・性犯罪等の対策は?
→講師の採用時に性犯罪履歴を確認。研修を行い、誓約書を書いてもらう。
授業中の見回り強化。防犯カメラの設置も急ぎ進めていく。



議長(現社長)は礼儀正しい進行で、厳格な家庭同士の結婚式のような雰囲気だった。

約45分で終了

4745 東京個別指導学院(5/29 終値)
@409  配当利回り  2.93 %
PER 29.34 倍   PBR 2.64 倍

同じく首都圏を地盤に展開する学究社は善戦しているだけに、残念ながら「出来の悪い子」というイメージが定着してしまった。
株価も2年程前に購入以降ダダ下がり状態で、塩漬けの一歩手前。
不採算校の閉鎖で利益面では回復基調にあるようだけど、もう少し夢のある話が欲しい・・・



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