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今週の投資関連注目記事(1月第3週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップして、三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて無責任な視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、決して購入を煽る目的ではありません。



・倒産件数、前年比35%増
コロナ禍の金融支援(ゼロゼロ融資)の反動で、昨年の倒産件数が8,690件。
今後も増えるとの見方が多く、24年は1万件を超えそう。
負債額が1億にも満たない、小規模の倒産が全体の7割を占めたとのこと。
1.16 日本経済新聞 他

こうなることは前々からわかっていたこと。
財務体質が健全な多くの優良企業は最高益を更新しているのだから、やはりお金はお金持ち企業に集まるということか。



・工作機械、昨年受注15.5%減
内需は半導体製造装置関連や自動車向けが思うように伸びず、外需は景気が低迷した中国や、欧米での金利高の影響もあり大幅な減少となっている。
1.16 日刊工業新聞

工作機械業界はもともと景気の波がはっきりしているので、全く気にするほどの数字ではない、寧ろ今後の回復が楽しみ。


・コールセンター顧客対応時間、AIで半減
通話内容の書き起こしや要約などの他、顧客対応そのものをAIに切り替える動きも広がっており、平均5割弱の業務時間削減効果を見込んでいる。
利用者ごとに対応を変えるなど、サービスの高度化も進むだろうとのこと。
1.15 日本経済新聞
 
コールセンター関連銘柄では、9216  ビーウィズを保有しているので、この先人件費の大幅削減で儲かってしょうがないのでは・・・と思えるけど、そこまで単純な話ではないのかな。
 

・ニデック、生成AIビジネス強化(社長インタビュー記事より)
24年見通しとして生成AI関係のビジネスが急激に増えてくると語り、データセンターの出力増に伴い、放熱が追いつかず、水冷の需要が高まっているとのことで、水冷モジュールなどを強化していくとのこと。
1.15 日刊工業新聞

目標の「10兆円企業」まではまだまだ遠い道のりだけれども、車載事業での素早い戦略転換や、M&Aを加速度的に進めているところをみると意外とあっさり実現してしまうのかも。知らんけど。


・ローソン、AI発注システムで値下げ提案
これまでもAIが最適な品揃えや商品の発注数などを自動検出してきたが、新たに商品を売切るために行う値引きのタイミングや、値下げ幅などを提案して利益を最適化するとのこと。
1.15 日経産業新聞

これでコンビニ店長(オーナー)の激務が少しは軽減できるものと思いたいけど、上納システム上、まずは株主への還元が先になるのかな。


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