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今週の投資関連注目記事(6月第2週)
基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて無責任な視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。
・トヨタなど5社が型式指定の認証不正
自動車などの量産に必要な認証「型式指定」を巡り、5社の計38車種に不正行為が見つかった。国交省はうち3社で生産中の計6車種について、出荷停止を指示した。5社はいずれも安全性に問題はないとしている。
6.4 読売新聞他
海外メーカーとのコスト競争がますます厳しくなる中で、冷や水を浴びせるようなニュースだけど、5社が揃いも揃って不正って・・・検査項目や基準の方が形骸的と考えるべきでは? 現場の負担も相当なものなようだし。
・新聞をプリンターで配信
ブラザー販売(本社名古屋市)が、プリンターのリモート機能を使って新聞を配信するサービスの実証実験を6月初旬から開始。山間など過疎地域への新聞配達の業務負担を軽減できるかなどを検証する。
6.3 日刊工業新聞他
新聞は紙で読みたいという需要はなくならないだろうから、海外も含めて、どこでもオンデマンドで新聞が入手できる時代がくればいいと思う。
・産業用ロボット、1兆円下回る
2023年の産業用ロボットの年間受注額は、前年比24.1%減の8434億円で4年ぶりの減少。1兆円を下回ったのは3年ぶり。中国の市況悪化などを要因に、ロボット需要は年間を通して低調に推移した。
6.3 日刊工業新聞
工作機械やロボット需要は波があるもので、需要が少なくなっているわけではないと思うので、今後の回復に期待したい。
・中国EV、カラオケは必需
EV普及期を迎え、中国現地の自動車メーカーが車内での過ごしやすさを競い始めた。運転席がマッサージチェアになったり、カラオケや冷蔵庫がついたりするクルマが登場。差異化がしにくくなっていることが背景にある。
6.3 日本経済新聞
もはやクルマなのか、スマホなのか、住居なのかわからなくなっていきそう。車の中は誰にも邪魔されない空間だと考えていたけど、データ流出などのリスク管理等を考えると、却って窮屈な空間にもなっていきそう。
・豪州、泊まれる動物園 1泊37万円
オーストラリアの首都キャンベラにトラやライオンの展示区域と宿泊施設が一体となった「泊まれる動物園」がある。価格は動物により変動し、最高で1泊約37万円。豪州内外の富裕層が訪れるとのこと。
6.3 日経MJ
最近日本でも、将棋タイトル戦の初手や感想戦だけに立ち会える、高額ツアーが話題になっていたけど、こういう特定の人にしか価値がわからない、富裕層向けの「コト消費」はいくらでもありそう。