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イオンFS 第43期定時株主総会

今回は日本最大の小売業グループとしてお馴染みのイオングループで、クレジットカード等イオン系の金融サービスを提供するなど、総合金融事業を担うイオンフィナンシャルサービスの株主総会の模様を記事にしていきたいと思います。


イオンフィナンシャルサービス株主総会(神田スクエア2F)
5月24日(金)10:00~ 出席:約50名

概要説明と事業報告の後、質疑応答(順不同で一部抜粋)

・配当などの株主還元について
→業績連動ではなく、中長期的に継続できる安定配当を重視。
コロナ禍以前の配当水準に戻していきたい。

・株価(PBR1倍割れ対策)について、取締役会で議論しているか
→株価低迷は厳粛に受け止めている。
まずは中期経営計画を実行して業績を向上させる。
ROEを重要指標と考え10%を目指す。

・有価証券取引運用について、含み損が大きいが詳細が載っていない。何か不都合でもあるのかと考えてしまうが・・・
→国債など金利上昇に伴い含み損が出ており、満期まで持っていれば元本は戻ってくる類のものであり、心配はいらない。
引き続き市場動向をみながら慎重に運用していく。

・株主優待(イオンラウンジ)について、四季報やヤフーファイナンスに載っていないが、情報開示が不十分では?
→株価対策としても、もっと積極的に発信すべきと反省している。

約70分で終了

8570 イオンフィナンシャルサービス(5/24 終値)
@1,315.5 配当利回り 4.03 %
PER 13.52 倍   PBR 0.62 倍

コロナ禍での大幅減配があり、未だに戻っていないものの、業績推移もまずまず安定して、そこそこの配当利回りとなっています。
万年割安での冴えない値動きは金融業ならではといったところでしょうか。



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