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今週の投資関連注目記事(12月第1週-2)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけの視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。


・中国テーマパーク 閑古鳥
420億円を投じて2021年に開業した歴史テーマパークが深刻な経営危機に陥るなど、中国のテーマパークに寒風が吹いている。投資ブームが起きると各社軒並み参入し、供給過剰となる中国ならではの現象がテーマパークでも。
12.7 日本経済新聞

いくつか中国テーマパークを視察したことがある。どれもユニークで個人的にはお薦めだけど、シャレが通じない人にはキツイかも。中国本土の人々が本物志向になっているうえ、海外からの観光客受け入れも消極的だし。


・着るエアコン、20度冷却
富士通ゼネラルが、本体と熱交換器を一体化し従来機種比4割軽量にした、「水冷式ウエアラブルエアコン」を開発。首回りに装着すると、外気温よりも最大20度冷却できる。建設業や製造業の現場向けを想定。冬は暖房にも。
12.6 日本経済新聞

重量は300グラムで、価格は税抜き6万円。安くはないけど、作業効率が上がる事を考えれば・・・というか、昨今の危険な暑さは命に係わる問題だし。「麦わら帽子は冬に買え」という投資格言もあるし。


・あおぞら銀、新中計策定
あおぞら銀行が、2025年度を最終年度とする現行の中期経営計画を1年前倒しで終了、来年5月にも新しい3ヵ年中計を公表する。経営資源を海外から国内に移し、これ以上損失が膨らむことはなく、24年度はV字回復を果たす。
12.6 日刊工業新聞 

運用や融資の軸足を海外から国内へ移すのは、日本で十分利ザヤを取れる環境に変わったということだろう。


・女子プロレス、熱狂再び?
アイドル文化と融合、ドラマも追い風で女子プロレス界が活況。「東京女子プロレス」ではアイドルグループ「SKE48」の一員が王座を6度防衛。プロレス団体もアイドル握手会のノウハウを取り入れ、客席は男性が9割近く。
12.5 毎日新聞 

「どんぶり勘定」といわれた昭和のプロレス団体と違い、上場企業傘下(スターダム/ブシロード、東京女子/サイバーエージェント)である点も大きい。小柄な選手が増えた分、技の攻防が過激でケガが多いのは気になるが。


・「食」の出店 東南ア加速
日本の小売り各社が、東南アジアで食を前面に出した店舗に力を入れている。訪日客の増加を追い風につなげようと、タイでは「デパ地下」と呼ばれる百貨店の食料品売り場をイメージしたスーパーが登場。
12.5 読売新聞

三越伊勢丹HDは、タイの首都バンコクで複合施設「ワンバンコク」に、高級スーパー「三越DEPACHIKA(デパチカ)」を開業。富裕層や中間層の拡大をにらみ、旺盛な消費意欲を取り込む狙いがあるとのこと。


・ベトナム大型店「日本式」の物流
イオンモールが、ベトナムの商業施設に出店するテナントの企業向けに商品物流を請け負うサービスを2027年までに順次始める。複数社の荷物集約で配送料金を従来比で最大6割安くし、テナントの誘致を有利に進める。
12.5 日本経済新聞

イオンモールはベトナム北部の首都ハノイと南部ホーチミン、中部フエの計7カ所にショッピングセンター(SC)を構える。ベトナムに限らず、日本の物流モデルは色々な国に移植できそう。


・万博の気運、今ひとつ
全体の工事進捗率は約7割を超え、心配された海外パビリオンの建設遅れも47ヵ国中46ヵ国が着工済み。一方、黒字運営のカギを握る前売り券の販売は計画の半分強にとどまり、「かなりの部分は経済界が買っている」。
12.5 日刊工業新聞 

開幕まで4ヶ月余り。インフルエンサーのSNSにでも頼りたいところだろうけど、目玉となりそうなものが見当たらない所が苦しい。


・AIで故人アバター生成
アルファクラブ武蔵野(さいたま市)が、生成AIを活用して故人をアバター(分身)で再現するサービスを年内に始める。写真や1分以上の動画を提供すれば最短3日で完成。同社が手掛けるメタバース空間などで利用できる。
12.5 日刊工業新聞 

この手のアバタービジネスは、中国などの海外で増加しており、倫理観に違和感を持つ人も少なくないとのことだけど、AIがここまで生活に密着してくると慣れてしまうのも早いのでは。




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