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今週の投資関連注目記事(8月第3週)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけの視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。


・太陽光、75%が効果試算結果に疑問
政府は太陽光発電や蓄電池の住宅への導入を進め、30年までに新築住宅の6割での設置を目指すが、太陽光発電や蓄電池の導入検討後に取りやめた人の75%は、経済効果の試算結果を疑問視していることがわかった。
8.16 日経MJ 

太陽光発電などの再生可能エネルギーがエコでもないし、利権の温床になっていることは薄々気づいていても、経済的な納得感があれば導入する人は多いはずだったけど・・・今後どうなるのか。


・気温上昇での鉄道乱れ増
猛暑に伴い、線路のゆがみや信号故障などのトラブルが起きている。全国の鉄道会社が、運休や運行遅れなどのトラブルの原因を「気温上昇」と国に報告した件数が、直近の約20年間で増加傾向にある。
8.15 産経新聞 

重大事故につながる恐れもあり、対策が急務とのことだけど、現状では保線社員が酷暑の中、地道に確認作業を行なっているのだから、遅延に文句をつけるのはもってのほかということか。


・ビックカメラ、初の酒専門店
ビックカメラが2025年8月までに酒専門店を単独出店する。これまでは家電量販店に併設していたが、酒販売の単独店としてインバウンド(訪日客)が集まる地域に出店する。インバウンド争奪が小売りの主戦場となってきた。8.14 日本経済新聞 

百貨店やドラッグストアなどでもインバウンド需要を取り込む動きが活発で、ビックカメラの酒販店は大阪・なんばや福岡・博多など訪日客が集まる地域を中心に検討し、年1~2店舗ずつ増やすとのこと。


・コクヨ 中国の文具ファン開拓
コクヨが中国・上海市などで文具販売の大型イベントを開催。約1万1000人が訪れ、新製品のノートや筆記具を買い求めた。コクヨは上海に直営店を2店舗開いており、今後中国の他の大都市への出店も検討している。
8.15 日本経済新聞 

中国駐在時に現地の文具を購入して使用したことがあるが、改めて日本製品の使い勝手の良さを実感した。中国人にその良さが広がれば、購入量も増えるはず。


・コメ兵、写真撮り真贋2秒で鑑定
円安で訪日外国人からの需要が高まるなどの追い風を受け、コメ兵HDの業績が好調。好調の背景にあるのは、精度が最大99%以上というAI(人工知能)が店舗の信頼性と鑑定の速度を高め、国内外での積極出店を支えている。
8.14 日本経済新聞 

ノウハウと持った鑑定士による「教師データ」をAIに学習させ、写真を撮れば2秒ほどで真贋(しんがん)を鑑定できるとのこと、素晴らしい。


・卵、猛暑で5%上昇
卵の卸値が4カ月ぶりに上昇。猛暑の影響に加え、「群馬県で発生した銅線窃盗も響いている」(鶏卵の卸会社)。銅線ケーブルが切断されて、約100万羽を飼育する養鶏場のエアコンが停止し、ニワトリが多数死んだという。
8.14 日本経済新聞 

銅線窃盗と卵の値段がこういう形でつながっているとは・・・。


・ATM、券売機に新紙幣発行特需
ATMなどの関連機器は紙幣の種類を判別したり、偽造紙幣の使用を防いだりする技術が求められるが、20年ぶりの新紙幣発行を受け、現金自動預け払い機(ATM)や券売機の製造を手がけるメーカーの業績が好調。
8.13 読売新聞

24年4~6月期決算では、沖電気(20.1%増)、グローリー(33.1%増)、アマノ(22.6%増)など売上高に「特需」が反映されているが、一過性のものであるため反動減は避けられないのだろう。



・”空飛ぶクルマ” 実現目前
国産の空飛ぶクルマの開発・製造に取り組むスカイドライブはJR九州と連携し、2026年以降に九州での事業化を目指す。駅などにポートレートを設置し、鉄道と空飛ぶクルマをスムーズにつなぎ、観光向けの運行を検討する。
8.13 日刊工業新聞

スカイドライブはすでに複数の国から多くの発注があり、26年以降に日米で型式証明の取得を目指しているとのこと。リニアと違って乗ること自体がレジャーになるだけに、旅行業界への波及も期待できそう。






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