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ステーションAi(エーアイ)を視察

今回は先月末に名古屋市で開業した、「ステーションAi(エーアイ)」の視察に行ってきましたので、その模様を記事にしていきたいと思います。

と、いっても私は関係者でも何でもなく、完全アウェーのビジターですので、今回紹介できるのは、どなた様でも出入りすることができる一般開放ゾーンのみとなります。(因みに「ステーションAi(エーアイ)」はソフトバンクが100%出資していますので、株主という立場ではありますが・・・)

そもそも「ステーションAi(エーアイ)」とは?
日本最大のスタートアップ(新興企業)支援拠点です。
先進的な技術やアイデアを強みに新しいビジネスをつくりだし、短期間で急成長する企業を支援する拠点で、大学の研究室や企業の開発部門、さらには起業した個人も支援の対象となることがあります。

スタートアップ(新興企業)約500社が入り、トヨタ自動車、ソフトバンク、三菱UFJ銀行、中部電力など既存企業200社も協業のため参画しているのも特徴といえそうです。

「ステーションAi(エーアイ)」へのアクセス
名古屋市の鶴舞公園南側に位置し、公共交通機関を使うのであれば、

・名古屋駅(地下鉄東山線)~伏見駅乗換(地下鉄鶴舞線)~鶴舞駅下車
が、最もオーソドックスなアクセス方法ではないかと思います。

それから鶴舞駅にはJRもありますので、新幹線で来られる場合は、名古屋駅からそのままJRに乗り換えて鶴舞駅下車がよろしいかと思います。

JR・地下鉄鶴舞駅からはいずれも鶴舞公園の中を通って徒歩5、6分程度

また、名古屋高速の出入り口も周辺にいくつかあるので、車でのアクセスも便利そうですね。

駐車場は周辺相場と比べてボッタクリでなければ良心的でもない適正料金


エントランス
IFの正面エントランスロビーには、物々しい警備員が立っているわけでもなければ、受付で面倒な入館手続きがあるわけでもなく、コンビニに入るのと同じように自動扉が開いて、すんなりと我が物顔で入場することができました。オープンしたてなので、当然といえば当然ですがピカピカです。

部外者であっても一応歓迎はされているらしい

いずれこの場所で開発された案内ロボットや、警備・清掃などを自動で行うロボットが動き出すのでしょうか。

レストラン
ビジター訪問者にとって利用価値が高いと思われるのが、このレストランエリアではないでしょうか。ショッピングモールのフードコートとは一味違う雰囲気で、日本全国至る所に点在するココイチや、名古屋人にお馴染みのスガキヤ等ではなく、マニアックな店舗が揃っている点も、スタートアップ拠点ならではですね。

レストランエリアにあるのはいわゆる大手チェーンではない店

ただ、どうなんでしょうか。
ベトナム料理にインド料理、名古屋メシ・・・ビジターにとってはどれも珍しくて魅力的なのですが、少々クセが強いものばかり。頻繁に出入りする人にとっては、すぐに飽きてしまうのではないかと、他人事ながら心配ではあります。メニューはそこそこ豊富なんですけどね。

名古屋メシのメニューも豊富

それ以外では、講演会やプレゼンができそうなイベントスペースや託児所など、一般開放エリアを少し歩いただけでも、事業成長をサポートする環境を存分に味わうことができます。

大人が使っても楽しそうだけどクレームがきそうなキッズスペース


あいち創業館(入館料:無料 9:30~17:00 年中無休)
そしてもうひとつの見所が、愛知県ゆかりの偉大なる創業者・企業家の歩みをタッチパネルで紹介する、あいち創業館となります。

企業のなりたちや偉大な創業家の言葉を学ぶことができる

「製造王国愛知」でありながら、「ブツ」が1つも展示されていないのは些か物足りない気がするものの、デジタル技術を活用した体験型の展示は、何か新しいものを生み出してくれそうなヒントがありそうです。


いかがだったでしょうか。

近隣には、トヨタ産業技術記念館やブラザーミュージアムなどの企業博物館もありますので、大人の社会見学として名古屋を訪問するのもよろしいのではないかと思います。


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