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今週の投資関連注目記事(10月第2週-2)

基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけの視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。


・投資ファンドがサムティを買収
シンガポール系の投資ファンド「ヒルハウス」がTOB(株式公開買い付け)でサムティHDを約1000億円で買収する方針を固めた。買い付け価格は1株当たり約3300円となる見込み。同社はTOB成立後に上場廃止となるもよう。
10.12 日本経済新聞他 

もう少し高く売りたかったという投資家が多いと思うけど、ティーガイアのことを思えばまだマシかと。


・ヨンドシーHD、中古時計店買収
宝飾品ブランド「4℃」を手掛けるヨンドシーHDが、中古高級腕時計買い取り・販売会社の羅針(東京・中央)を買収すると発表。買収総額は105億円で、株式譲渡日は12月2日予定、買収原資は手元資金と借り入れで賄う。
10.12 日本経済新聞 

ヨンドシーHDの時価総額が450億円程度だから、105億円というのは中々大きな買い物なのでは。事業としては親和性がありそうだが、高く買い過ぎていなければいいけれど。


・チヨダ、マックハウスを売却
「東京靴流通センター」などを展開するチヨダが、連結子会社でカジュアル衣料販売のマックハウス株を全て売却すると発表。売却株はTOBにより再生ファンドが取得する。TOB価格は11日終値に比べ90%安い、1株あたり32円。
10.12 日本経済新聞

売却の理由について「資金支援や取締役の派遣などの支援を行ってきたが、業績回復に十分な効果が得られなかった」とのこと。マックハウスは6期連続の営業赤字。再生ファンドの事業立て直しに期待したい。


・日本株、企業が買い手
上場企業の自社株買いが海外投資家の売りを吸収し、日本株相場が上昇している。4月以降に設定された自社株取得枠は10兆円を超え、過去最大の2023年度を上回った。企業の資本効率が改善し、日本株相場の押し上げ役に。
10.11 日本経済新聞 

成長につながる事業投資やM&Aもそうだけど。好業績で財務体質が万全だからいかようにもできる。


・ワクチン接種者は入店お断り?
新型コロナの「レプリコンワクチン」定期接種で、一部学会などが「ワクチン接種者から未接種者に感染する懸念がある」との見解を表明。大手ヨガスタジオや美容院等での入店制限の動きに、政府は冷静な対応を求めている。
10.11 朝日新聞他 

一瞬またワクチン未接種者差別かと読み間違えてしまった。考え方は人それぞれだから、いずれにせよ煽ったり強要するのはやめてもらいたい。この世で確実なものは、死と税金だけだ。



・セコム、人件費上昇が直撃
セコムが人手不足と人件費の上昇で、主力のセキュリティ(警備)サービス事業の利益率は低下傾向が続く。浮上のカギを握るのが、人工知能(AI)といった先端技術を駆使し人員に頼らないサービスだ。
10.10 日本経済新聞 

セコムは昔から利益率が高いイメージがあるけれど、商業施設の警備ロボットなど、最もAIの恩恵を受けやすい業界の1つでもあるのではなかろうか。


・プロ野球 ホークス「価格変動制」
ソフトバンクホークスのダイナミックプライシングは、PayPayドーム約4万席に1席ごとに異なる価格を設定している。どの席が売れやすいかをパターン化してAIに学ばせ、その予測に応じて自動的に価格を変動させている。
10.10 毎日新聞

株の取引き同様、購入するタイミングによっても価格が大きく変動することがあり、注目カードでは10万円になることもあるとのことだけど、「見所」がよくわかっている熱心なファンにとっては納得できるということだろう。






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