今週の投資関連注目記事(10月第4週)
基本的に週末、一週間分の新聞・雑誌等から、気になった記事をピックアップ。三行以内にまとめて、素人投資家ならではのゆるくて偏見だらけの視点で、思いついたことを自由気ままにコメントしていきます。
尚、具体的な企業名も度々登場することになりますが、記事になった時点で既に株価には反映されているものと認識しており、購入を煽るものではありません。
・AI用データセンター大幅省エネ
NTTファシリティーズが、発熱量が多く消費電力の増大が懸念される生成AI用データセンターに向け、冷却液で効率的に冷やすシステムの検証施設を新設。省エネルギー化する新たな冷却システムの普及につなげる。
10.23 日刊工業新聞
ニデックの水冷式は、局所的で効率的な冷却を提供する一方、NTTファシリティーズの冷却液式はデータセンター全体の冷却効率を高めることを目指し、用途やニーズに応じて使い分けられるとのこと。(ChatGPT談)
・”透ける”ゴミ収集車
極東開発工業が東京都港区に、ゴミを積み込む車内の動きが透けて見学できる、特別仕様ゴミ収集車を納車。ボディーとテールゲートの両側面から透明パネルを通して中が見える。同区の「みなと区民まつり」で披露した。
10.23 日刊工業新聞
環境学習での利用を想定しているとのことだけど、インバウンド客にもうけそう。渋谷区の透明トイレ同様、SNSで広がれば世界中で話題になりそう。
・イオンがPBブランドを実質値下げ
物価高による消費者の節約志向の高まりを受け、イオングループの全国約1万4000店舗で、プライベートブランド「トップバリュ」の商品約100品目を数量限定で増量すると発表した。価格は据え置く「実質値下げ」となる。
10.23 毎日新聞他
値上げ報道が相次ぐ中、吉野家などの牛丼チェーン同様「逆張り」の値下げは広告宣伝効果抜群だろう。さすがはイオン。そういえば逆に減量したニュースはほとんどないけど、事例が多すぎて報道しきれないということかな。
・線路保守にヒト型ロボ
JR西日本が、ヒト型ロボット重機による線路保守作業を島根県の現場で公開。熟練の技術者や作業員の高齢化が進み、人手不足が懸念される中、ロボットやAIを活用し保守作業の効率化を探る。必要な人員も3割削減できる。
10.22 日本経済新聞
作業員が危険な高所に上らずに操縦できる保守作業の省人化は、広大なローカル線の維持にもつながるとのこと。とりわけ鉄道マニアにとっては嬉しいニュースであるはず。
・アニヴェルセル、MICEを事業の柱に
AOKIHDのブライダル事業社長は、婚姻数の減少が見込まれる式場運営について、平日にはMICE(国際会議や展示会)のような形で使ってもらうべく、「全店でMICEの受注を強化し、5年以内に事業の柱にしたい」と述べた。
10.22 日本経済新聞
結婚式場のような「縁起のいい場所」を、休日に集中する特定の用途にしか使わないのは確かにもったいない。
・日産自動車が自社株消却に奔走
日産がルノー保有の株式を取得して消却した財務戦略に、「貴重な内部留保を自社株買いに使っている場合ではない」との指摘が相次ぐ。内田社長は株価低迷で経営者失格の烙印を押されるのを懸念しているのでは、との声も。
週刊エコノミスト
多くの自動車関連企業が保守的な見通しをするなか、想定為替レートが1ドル=155円、第二四半期以降も新車販売は低迷しており、下方修正は確実視されているとのこと。悪い流れを戻すのは大変そうだ。
・自動運転、AIで精度向上
現在主流の自動運転はセンサーやカメラなどを組み合わせて障害物などを認識、機能ごとにほぼ全て人手でプログラムを書く必要があるが、AIを頭脳にし、走行データをAIに学び続けさせると、運転機能の向上速度が上がる。
10.20 日本経済新聞
ソニーとホンダが共同開発中のEVに、このAIを使った自動運転の性能を高める機能を導入する。AIを使った自動運転などデジタル技術が競争力を左右すると見られているとのこと。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?