
アッパーマス層への道のりを紹介
令和5年アッパーマス層に到達する事が出来ました。
アッパーマス層の割合は、日本の中では13%と多くはありません。
資産形成を頑張る方のヒントになればと思い、記事にまとめました。
結論:大きな支出(結婚式・家・車)を抑えて、夫婦で10年以上コツコツと貯蓄を継続した事が主な要因です。
(高収入カップルでも無く、事業が大成功した訳でもありません)
なので、皆さんの何かしらのヒントに繋がるかなと思います。
アッパーマス層とは
保有する純金融資産の合計額が、3,000万円以上〜5,000万円未満である世帯を指します。
純金融資産は、保有している預貯金や株式、債券などの金融資産の総額から負債を差し引いた金額。
負債は、住宅・自動車ローンなどの事ですね。
純金融資産は、実質的な資産状況を把握するために重要な指標と言われています。

2021年、野村総合研究所のデータによると、アッパーマス層の割合は13.4%。2023年の直近データでは、アッパーマス層の割合が減り、そこを上下に格差が拡がった事がみてとれると思います。

アッパーマス層への3つの道のり
今回、分かりやすい様に、①学生②独身③結婚後の3つのライフステージを振り抱えります。
結論、①学生の頃から『稼ぐ事・貯める事』が好きだったと思います。
①学生時代
高校生から専門学校までの5年間、様々なアルバイトを経験しました。
お寿司屋・お菓子の製造会社・引っ越し業・高単価な家庭教師など。
時期によっては、2つのアルバイトを掛け持ちしていた事もあります。
学生時代で7桁は稼ぎ、貯めたお金で、初めての車(中古)を買った思い出があります。
家庭教師は、学校の帰り道に学生さん宅に寄っていたので、効率良く稼ぐ事を覚えました。
②独身時代
独身時代は、友人とFXの失敗やネット販売など、痛い思い出も含めて色々と経験しました。
FXは、ファミレスにPCを持ち込みチャート分析…
結果、私は10万のマイナス、友人は数百万のマイナスで強制退場。
ここから学んだのは、メンタルの不安定さと相場を読む事は難しいと言う点です。
学んだ経験が、今のインデックス投資に活かされている様に感じます。
物販に関しては、10年前の当時、ライバルは少なかったので比較的売れやすかったです。物販では7桁を売り上げ、自分自身の成功体験として強みとなっています。
(当時と比べると今は参入者が多く売れにくい時代ですね)
物販からは、市場のニーズ・利益の計算などを自然と学びました。
③結婚・子育て
次は3つ目のステージ。結婚・子育てステージです。
結婚して約10年になりますが、当時の結婚式のスタンダードは、数百人の参列者・数百万の規模で、二・三次会と行うのが主流でした。
私達夫婦は、”身内で質素に行いたい”と言う考えだったので、そこまで予算は掛けずに結婚式を行いました。
結婚式自体に、強い憧れみたいなモノは無かったと言うことです。
結婚後の住まいは、親との同居生活。
リフォームは必要最低限とし、行える所は私がDIY。
アパートからの引っ越しも自家用車を使い自分達で実施。
大きな支出を抑えローンを組まずに来たので、この時点で、ある程度の資産が貯まってきました。
『常識を疑う事=派手な結婚式・新築マイホームが全てではない』事を学んだ気がします。
自分の価値観を持っていたと言う事ですね。
自分が望む所を認識し、そこにお金とエネルギーを注ぐ。
書籍「エッセンシャル思考」で紹介されていた、目標(自分の価値観)にベクトルを向ける感覚です。
『あっちこっちに』お金を流せば、当然お金は貯まりません…

加えて、車の購入は私はリセールが良い物を、妻は数年落ちの新古車を選択。
因に、今の車はアウトドアブームの影響もあり買値以上に上昇しています。
住宅のリフォームと車は現金で支払っている為、今現在負債はなしの状態です。

自分達の価値観を明確にした結果、大きな負債(赤)を抱え込みませんでした。
その結果、短期間で余剰資金作りが行えました。
最後に資産推移を見ていきましょう。
資産推移を、下記のグラフに示します(令和5年8月時点)。2020年はデータが無くてすいません。

2015年から資産をコツコツと積み重ねてきた事がグラフから読み取れるかと思います。
2021年からは投資(NISA)をスタート、マーケットが好調だった事もあり22年→23年にグッと資産額を増やす事ができました。

アッパーマス層への道のり 大切な事は?
【マインド】
①大多数の意見が正解とは限らない
②倹約マインド(必要/不必要を理解)
人は欲しいものがあると”必要”と勘違いしがち
③継続力(ルールを作り/守る)
私達夫婦もルールと継続力がなければ3,000万は不可
【方法】
①大きな支出を絞る(小さな節約は効果小)
②夫婦で同じ金銭感覚を持つ
私達は夫婦は5年近くかかりました
③お金の流れ作り
負債なし・支出の最適化 → 余剰資金作り・資産購入
個人的には方法も大事なんですが、物事に対する捉え方、マインド面の方が重要だと考えています。
培ってきた考え方は、今後の資産形成をより後押ししてくれると考えます。
最後まで、読んで頂きありがとうございました。