#044 Syn:身体感覚の新たな地平 “by Rhizomatiks×ELEVENPLAY”を観て
10月6日に開業した虎ノ門ヒルズ ステーションビル、
上層階にTOKYO NODEと称されるギャラリースペースがある。
そのこけら落とし公演であり、38日間の限定公開である
Syn:身体感覚の新たな地平 “by Rhizomatiks×ELEVENPLAY” を鑑賞。
ダンスにプロジェクションマッピング、AR。
画面越しでは見たことがあるけれど(Perfumeのライブ映像とかね)、
目の当たりにしたのは初めてで、その“没入感”にガツン。
会場から会場へ移動して、ダンサーさんとすれ違って。
自分も中を歩いたりなんだりすることで、
作品に参加している感覚がさらに“没入感”を高めていく。
写真も撮れるし、動画撮影も1分以内ならok。
でも気付いたら撮るのは止めてました。
撮るより、浸ると決めて、
ただひたすらにダンサーさんの動きと音楽や映像のフィット感を愉しむ70分。
前後の回の観客との接点や逆再生など他にも様々な仕掛けがあって、
パフォーマンスを愉しみながらもその一方で、ぼやーっと「連続性」とか「視点の転換」とか「大抵のことは一面からしか見えてない」とか「そもそも見えてるものがすべてなのか??」とか、とりとめのないことを考えてみたり。
都内近郊のアート鑑賞は基本的に1人で行く派なのだけど、
これは感想を言い合いたくて夫を誘って鑑賞。
でもうまく言語化できなくて、感想が言い合えず。
ただ「音楽と映像とダンサーさんの動きが合っていた」とか
「ダンサーさんがハード過ぎる」とか話しました。
これだけ体験を言語化できてないのに、でも観たって言いたい。
そして誰かに観てほしい。
そう思ってぐだぐだな感想を、
なんだか寝付けない夜にアップしている次第。